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最大月間PV3万の筆者が伝える!個人ゲームブログの企業サイトとの差別化戦略

ゲームブログやりたいけど企業サイトに勝てる気がしない!

そんな悩みをお持ちの方。実際、企業サイトは強く、ゲームの攻略情報などを調べると、1位・2位・3位を大手サイトが独占しているということもざらにあります。

そこで本記事では、ゲームブログを個人で運営している方を対象に、
・ゲームブログ運営10ヶ月
・最大月間PV30000
・にほんブログ村任天堂カテゴリでPV数1位

の個人ゲームブログ「デジリラ.コム」 管理人遠藤ティム(@timendoJP)が、個人ブログが企業サイトと戦う上での差別化戦略について紹介します。

この記事を読めば、個人ブログができる企業サイトへの差別化の方法がわかり、ゲームブログの読者を増やすことができます。

結論としては、個人ブログが企業サイトと差別化するためには、
1. 自分のポジションを明確にする
2. ファンならではの企業サイトが書けないスキマを探す
3. 情報発信はピンポイントの局地戦を挑む

の3点がポイントになります。

本記事で考える個人ブログと企業サイト

個人ブログとは、ブロガーが1人でゲームを遊び、レビュー情報や攻略情報をブログ記事で解説・紹介するサイトのこととします。基本、企画(キーワードリサーチなど)から記事作成から入稿(装飾含む)まで、全て1人でやることを前提としています。

一方、企業サイトとは、1つの会社が事業として運営しているゲームブログのこととします。
会社でサイト運営しているので、複数人で記事を書いたり、企画を進めたり、入稿ができたりします。また、予算に応じて、記事を外注することもあります。
企業サイトは、権威性・信頼性・専門性の観点でかなり強いので、SEOもかなり強力です。戦略無しには大手の企業サイトに太刀打ちできないと、考えた方がいいでしょう。


個人ブログができること

ここからは、個人ブログが企業サイトに勝つために、個人ブログができて企業サイトができないことを紹介していきます。

ピックアップするゲームを選ぶことができる

個人ブログは、書き手の好みや判断でピックアップするゲームを選ぶことができます。一方、企業系サイトはマーケティングの制約があり、個人の好みに関係なく、人気のゲームや需要の多い記事を書かないといけません。

これは大きなアドバンテージになると考えています。自分の書くゲームのコンセプト=好きなゲーム(RPGが好き、レトロゲームが好き、ソシャゲが好き、特定のメーカーが好き)を明確に打ち出して、ブログの立ち位置を明確にしましょう。

例えば、私は任天堂ファンなので、任天堂ファンブログとコンセプトを打ち出して、ニンテンドースイッチのゲームに絞って記事を書いています。

発信する情報を偏らせることができる

企業系サイトは、多くの人の需要に応えるため、広い情報を満遍なく発信する必要があります。しかし、個人サイトではそのような制約はなく、自分で出したい情報を自由に選ぶことができます。

例えばパズドラの攻略記事にて、企業サイトは、仲間モンスターのデータや強い点、弱い点などは出せますが、弱いモンスターの攻略記事を書かないなどということは出来ません。だけど個人ブログなら、強いモンスターや好きなパーティに絞って攻略法を書けます。

発信する情報の全てを網羅する必要はないので、企業サイトが書ききれないような小さいスキマに全力集中して記事を書くことができます。

私のブログで言えばこの記事、桃鉄に出てくる歴史ヒーローの井上聞多に絞って攻略記事を書いたのですが、そこまで1人の歴史ヒーローにマニアックに絞った記事は企業サイトではあまり見かけなかったため、PVを稼ぐことができました。
≫【桃鉄令和】井上聞多(井上馨)はいらない?借金はデメリット?

自分の意見や考えを発信できる

企業系サイトでは、筆者の意見や感想を発信することはできません。しかし、個人サイトでは自分の意見や考えを自由に発信することができます。

例えばレビュー記事にて、企業サイトでは全てのゲームを平等に評価しないといけませんが、個人ブログでは自分の立場を表明して(私であれば任天堂ファン)、自分の感じた感想を素直にレビューできます。

ユーザーが知りたいのは、実は公平に評価した評価ではなく、ファン目線での面白い点や残念な点ではないでしょうか。例えばこちらの記事では、スーパーマリオギャラクシーをファンとして遊びこんだ視点から、どこが良かったか、どこがもう一つだったかを書きました。
≫スーパーマリオギャラクシーを評価、神ゲーと言える5つの秘密に迫る

ファン目線で意見や考えを発信できる個人ブログは、企業サイトを差別化できると考えています。


個人ブログがやってはいけないこと

物量勝負に出る

複数人で人海戦術で進めている企業サイトへ、個人が物量で勝負を挑むのは、勝ち目は薄いというより、ほぼ無理です。

例えば攻略データのまとめなどは、複数人で記事を書いている企業サイトに比べて、個人でデータをまとめて発信するのは限界があり、消耗戦になりやすいです。

よほど自分の取ったデータに自信があるか、作業量が取れるという場合を除いて、物量作戦は避けた方がいいでしょう。

スピード勝負に出る

物量がダメならスピードで勝負しようと思っても、専任のプロが多数いる企業サイトへの勝ち目は薄いです。

例えば私は、あつまれ どうぶつの森のアップデート内容をすぐに記事に盛り込もうと考えていましたが、企業サイトはアップデートの数時間後には記事を完成されてしまったということがありました。そのような環境でスピード勝負を個人が挑んでも消耗戦になりやすいです。

ちなみに私の場合は、物量・スピード勝負で勝てなかったので、あえてスピードを落とし、ポイントも絞って攻略要素や自身の感想も織り交ぜながら記事を書いていきました。
≫【あつ森】2021.11アップデートをレポート!できることまとめ


ゲームブログの個人ブログが戦う戦略まとめ

個人ブログができること、個人ブログがやってはいけないことを紹介してきました。最後に、今までの話から考えうる、企業サイトと戦うための戦略を考えてみましょう。

自分のポジションを明確にしよう

ゲームブログと言っても、ゲームは無数に生まれてくるため、範囲も非常に広いです。
自分が記事に書けるゲームには限りがあるため、ソシャゲに絞る、特定のメーカーに絞るなど、自分の戦う範囲をさらに絞り込みましょう。そして、絞った領域をブログのコンセプトとして打ち出しましょう。
それが、自分のポジション(立ち位置)につながり、企業サイトと差別化しうる個性につながっていきます。

企業サイトが書けないスキマを探そう

企業サイトは全ての情報を網羅したサイト作りを目指しますが、個人ブログはその限りではありません。
好きなゲームだから見つけられる、企業サイトが書いていないけれど需要はありそうな、コアなスキマを見つけて、そこに絞って記事を書きましょう。

情報発信はピンポイントの局地戦を挑もう

企業サイトは複数人で記事を書いているので、物量・スピード共に個人では太刀打ちできないほどの強さを持っています。

個人ブログが物量・スピードで勝負を挑んでも、リソースに差をつけられ、勝てないまま消耗してしまう可能性があります。前項の話とかぶりますが、情報をピンポイントで絞って、局地戦で戦うようにしましょう。

おわりに

ゲームブログが、企業サイトと戦うための考え方について紹介しました。
1. 自分のポジションを明確にする
2. ファンならではの企業サイトが書けないスキマを探す
3. 情報発信はピンポイントの局地戦を挑む

の3点がポイントになります。

この記事を読んで、自分なりの嗜好や個性を打ち出した個人ブログが出てきてほしいと願っています。一緒に頑張っていきましょう!

また、もし任天堂ファンサイトに興味を持ってもらえたら、当ブログのデジリラ.コムにも遊びに来てください。

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