合格率5%以下のWEBライター検定3級に合格!初心者は受けるべし!
こんにちは。年始にWEBライター検定3級を受けて一発合格したえんどうまめです。冒頭から自慢でごめんなさい。
「WEBライター検定って受けた方がいいのかな?」
「Webライターを始めたばかりでまだ仕事がない・・・」
と思っている人には特にこの記事を読んでいただきたいです。
最後まで読んでいただけると、WEBライター検定3級の準備をすることで得られる知識が分かり、勉強を始めたくなると思います!
WEBライター検定とは?
WEBライター検定とは、クラウドワークスに登録している人なら誰でも受験可能な検定です。
3級・2級・1級とあり、段階的にスキルを学んでいけるようになっています。
3級
マーク式。Webライティングの基礎的な知識を一通りテストできます。受験料は無料です。2級
記述式。構成案に基づいて「読み手の心を動かす文章」を作成できる実務能力を証明できます。受験料は10,000円。1級
記述式。マーケティングの知識も踏まえた高度な検定です。構成案の作成も含め、高品質な記事作成スキルを証明できます。受験料は25,000円。
この記事でご紹介したいのは、誰でも無料で受験できる「3級」の検定です。
WEBライター検定3級の合格率は驚異の5%以下
合格してから知ったのですが、なんとこのWEBライター検定3級の合格率は5%以下なんだそうです。
合格するとクラウドワークスのプロフィールページの「職種・スキル」ページにばっちり掲載されるのですが、そこにほら、「合格率5%以下の高難度の検定です」と明記されています。
こう書かれると、なんだか誇らしい気分になってきます。
そんなに難しいの?
それにしても、「3級」という言葉の響きとは裏腹に合格率が低いですね。そんなに難しいのでしょうか?
合格率5%ってどのくらい大変なのか
合格率5%以下と聞いてピンとこない人は「合格率 5%」などと検索してみましょう。調べてくれている方がいました。
2021年2月時点での国家試験の合格率ランキングです。合格率の低い順に並べると次のようになるそうです。
WEBライター検定3級の合格率はこのあたりの資格に匹敵するわけですが・・・。ちなみに有名どころをもう少しピックアップすると、社会保険労務士が4位(6.4%)、弁理士が7位(8.1%)、行政書士が14位(10.7%)のように続いています。
ここで注意が必要なのは、「合格率」は必ずしも「難しさ」を反映しているわけではないという点です。
分かりやすい例として「弁護士(司法試験)」を調べてみましょう。どう考えてもかなり難しい試験ですが、合格率は29.1%もあります。司法試験は受験するまでの時点で相当にスクリーニングがかけられていますから、合格率が高めだからといって易しいとは言えません。
ということは逆に、「合格率が低いから難しい」とも言い切れないわけです。
私が思う「低合格率」の理由
実は私、上のランキングで3位に入っている気象予報士の資格も持っています。気象予報士試験に合格したときに思ったのが「5%という数字ほどは難しくないな」ということでした。
今回のWEBライター検定3級はなおさらです。「えっ5%以下!?」と驚きました。だって気象予報士試験は準備に2年近くかかりましたが、WEBライター検定の方は数時間程度ですから・・・。
ではなぜWEBライター検定3級はこんなに合格率が低いのか?
その理由はズバリ「準備をせずに受ける人が多いから」でしょう。
無料なので気楽に受験できてしまいますし、「3級」という響きのせいで「まあ何とか受かるんじゃないのかな」と侮ってしまうんじゃないでしょうか。そして深く考えずに回答を送信し、「えっ?落ちちゃった」となっている人が多いんじゃないかと思いますよ。
というわけで、事前にきちんと準備してから受験すればほとんど合格できると思います。
試験の内容は、ライターをするなら必須のことばかりです。実際、私はWebライターを始めてからまだ2ヶ月ですが、その間にクライアントさんからいただいた指摘と同じ内容がいくつも出題されていました。
こんな初歩的な指摘を受けていたなんて恥ずかしいですが、ライターというのは理屈だけでなく実践を通して「体で覚える」という部分もありますからね。ありがたく糧にさせてもらいます。
準備の方法は?
WEBライター検定3級の準備はとても簡単です。
クラウドワークスの「マイページ」から「スキル検定」へ進むと、「WEBライター検定3級」という項目があります。
その中に「講義動画」が用意されていて、いつでも無料で見ることができます!なんて親切なのでしょう!
動画のタイトル部分をピックアップします。ご覧の通り非常に「当たり前」のことが並んでいます。でもこの「当たり前」を間違いなくこなすことが意外と大変なんですね。
ライティング前に確認すべき2つのポイント
執筆ガイドラインを確認する
Webと紙のライティングの違いを知る
なぜ「正しい文を書く」ことが大切なのか?
参考情報が正しいかどうかを見極める
著作権のルールを守る
正しい日本語を使う
校正をする
なぜ「読みやすく書く」ことが大切なのか?
空白行を入れる
見出し・小見出しを入れる
目次を入れる
漢字・ひらがな・カタカナを書き分ける
体言止めでリズムを生み出す
重複表現を避ける
同じ表現を繰り返さない
なぜ「分かりやすく書く」ことが大切なのか?
一文一義で文を短く書く
箇条書きを使う
主語と述語を近くに置く
修飾語と被修飾語を近くに置く
肯定表現と否定表現を使い分ける
能動態と受動態を使い分ける
接続詞・接続助詞を適切に使う
ですからきちんとメモを取りながら視聴していって、内容を少なくとも頭では理解できた状態になってから検定を受けましょう。
全部の動画の再生時間を合計してみると180分44秒となりました。このぐらいの時間をかければ準備完了ですよ。
ちなみに「倍速再生をしても理解度には違いがない」という研究結果があるらしいのですが、倍速再生だとメモが取れませんよね?それで大丈夫ですか?
倍速再生しても忘れてしまい、もう一度倍速再生で見直したら結局「等倍で1回見た」のと同じことになります。それよりは「等倍で見ながらメモを取る」「あとはそのメモを読み直す」という方が時間の節約になるんじゃないかなと私は思います。参考までに・・・。
ライターを始めたばかりの人におすすめ!
このWEBライター検定3級ですが、受験せずに十分お仕事をこなしてらっしゃる方は今さら受験する必要はないと思います。「えっあなた3級持ってるんですか!じゃあ単価をupしますね」とはならないでしょうから。
この検定は「級を取得する」ことに実利があるのではなくて、「検定のために準備することで基礎知識を身に付ける」という部分に意味があります。この検定で問われるようなことすらクリアできずに案件を獲得しても、クライアントさんの手を煩わせるだけで迷惑になりますよ。すでにご迷惑をおかけしてしまった私が言うのだから間違いありません。
そしてこの程度のことで引っかかるようでは、高単価案件なんてとても取れないでしょう。提案文の時点で「この人、日本語が怪しいな」という印象をクライアントさんに与えてしまいますから。
そんなわけで、ライターを始めたばかりでまだあまりお仕事もないという人におすすめの検定です。じっくり動画を見て勉強して、少しブログ記事でも書いてみた後に、このWEBライター検定3級を受験してみるといいと思います。
ちょっと最後は上から目線みたいになってしまいましたが、私もまだ始めて2ヶ月のヒヨッコです。同じような境遇の方の力に少しでもなれたら・・・と思ってこの記事を書きました。参考にしてもらえたらうれしいです。
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