マガジンのカバー画像

一途な気持ち

16
連載小説です。1話につき約1000文字前後で読みやすいと思います。 恋愛メインの作品です。 感想等もお待ちしているのでよろしくお願いします!
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

【連載小説】一途な気持ち 10話 久しぶりの再会の約束

#一途な気持ち #久しぶりの再会の約束  今は夏で農家にとって繁忙期。だから、親父をみる余…

遠藤良二
7か月前

【連載小説】一途な気持ち 11話 弟の心情

#一途な気持ち  今日はとても天気がいいので仕事もはかどった。ミニトマトのビニールハウス…

遠藤良二
7か月前
1

【連載小説】一途な気持ち 12話 親父がいない家族の会話

#一途な気持ち  親父の病院に面会に行くメンバーは、母さんとじいちゃん、ばあちゃんと弟と…

遠藤良二
7か月前
1

【連載小説】一途な気持ち 13話 覚悟

#一途な気持ち #覚悟  病院の入り口には、じいちゃん、ばあちゃんを先に行かせ、そのあとに…

遠藤良二
7か月前
1

【連載小説】一途な気持ち 14話 心の準備

#一途な気持ち #心の準備  じいちゃんが俺の親父を見て、 「なんだか忠、痩せたのか。ばあ…

遠藤良二
6か月前
1

【連載小説】一途な気持ち 15話 彼女に打ち明ける

#一途な気持ち  親父は珍しく起きていた。俺は、 「親父、起きてたか」  声を掛けた。掠れ…

遠藤良二
6か月前
1

【連載小説】一途な気持ち 最終話 一途さ

#一途な気持ち #一途さ  俺は20分くらいして律子のいるアパートに着いてチャイムを鳴らした。中 から、「はーい!」という元気な声が聴こえてきた。 「俺だよ」ちょっと声が小さかったからか律子は、 「大輔?」  と訊かれた。 「そうだよ」  答えた。  開錠する音が聴こえてドアが開いた。そして、中から律子が顔を出した。    俺は、「よう」と小声で言った。 「こんばんは。入って」  律子は中に促してくれた。彼女は心配そうな眼差しで俺を見ている。 「大丈夫?」  声をかけてくれ