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インハウスではなく、「シェア法務部員」仲間をもっと集めたい!という願望について

本エントリは、法務系Advent Calendar 2019 #legalACの一環として投稿したものです 。にょんたかさんからバトンをいただきました。
結論から言いますと、内容的にはにょんたかさんの記事とリンクしている部分も割とあるかな?と思います。

自己紹介的なもの

多くの方には、初めましてだと思いますので、少々自己紹介を。

2019年5月から、「フリーランス弁護士」を名乗っています。
キャリア的にいうと、28歳までに3つの大学(に行って社会に出るのを遅らせた後、半年外資系企業勤務→修習→1年半事務所→3年間IT企業のインハウスと弁護士を兼業→フリーランスに、という流れです。
自分的な「フリーランス」の定義は、被雇用者でも、イソ弁でもなく、自分で営業して仕事を取ってきて自分でやる、と言うことですかね。

仕事につくまで、分野は変わりつつも、「何らか専門職になりたい」と思っており、紆余曲折後、わかりやすく司法試験を受けてみました。今は「人と組織の成長のサポート」を「自由に」やることがテーマです。キーワード的には、IT×ルールメイク×教育がピンと来ることが多く、気になっている国はインドです。

シェア法務部員のモデル

モヤモヤ〜っと、インハウス(雇用)でもなく、顧問弁護士でもない、企業との関わり方を考えていた時に知ったのが、「シェアード社員」をやられている、ユナイトアンドグロウ社(以下、UG)です。

UGは、(法務専門の従業員よりもむしろ昨今は需要が高いかもしれない)情シス人員を、業務委託の形で各企業に「シェアード社員」という形で提供しています。

「これ、法務でもできるんじゃないかな??」と、4年前くらいに思い実はUG社員の方にお願いして、当時UGの社長の須田さんのお話を聞かせていただいたこともあります。当時一番印象に残ったのが、「初シェアード社員のお一人は、実は須田社長自身で、情シスとして入った会社で、その実力が買われ、最終的には社外取締役になったという」エピソードでした。

これを法務分野でやりたい!」と思ってから早3年。まずは今、自分自身で実験中です。

シェア法務部員の定義と目指すもの

まだ、若干1名(私)で実験中のシェア法務部員で、まだまだこれから考えることばかりですが、今考えているのは以下です。

現時点での定義は、
・入り口は法務だが、企業の要望とシェア法務部員との交渉で変更可能
・契約形態は業務委託で、時間に拘束されず、独自の裁量で働く
・中期的にはオンライン化や24時間サービス化を目指す
です。
弁護士法の問題などもあるので、現時点では日本の弁護士資格のあるメンバーでやりたい通っています。でも資格は本質じゃないので、早く無くしたい要件です。無くしても大丈夫というスキームをガッチリ作る必要があります。サービス内容次第ではあるのですが。。

目指すもの
個人的な感覚として、100人以下の企業に必ずしも専任の法務やインハウスは必然ではないのかな?と思っています。
より正確に言うと、必要なのは、企業規模にあった法務「機能」であり、その充足方法は1人従業員を雇用するだけが正解ではないと思うのです。

その法務と言う「機能」の充足方法の1つが、シェア法務部員になればいいなと思ってます。

シェア法務部員の仲間が欲しい

読んでいただいてわかるように、シェア法務部員はそもそも1人ではやっていけないし、構想自体もまだまだです。ですので、一緒に考えてくれたり、勧めてくれる仲間を絶賛募集中です。

妄想としては、オンライン化したいとか、時差のある国にいる人と連携して24時間体制にしたいとか、(私自身がIT系が多いので)利用規約の標準化も一緒にやりたいとかいろいろあります。

また、これはサービスを受ける企業(フリーランスでも良いと思います)だけでなく、サービスを提供する弁護士側の仕事をシェアすることにも繋がると思ってます。

UGがすでにやっている、情シスのノウハウ共有サービスsyszoもいいですよねー。

とまぁ、こんな話をしたいのです!ピンと来るかたいたら、是非一緒にわちゃわちゃ話しましょう。

もっと一般的な意味でも仲間というかヘルプが欲しい

さらに、自分の仕事をシェアする必然性が出てきたのが、妊娠です。

5月にフリーランスになって、小笠原、ハワイ、高知、上海、深セン、北海道などなど、移動しながら仕事をしてましたが、11月に急に原因不明の体調不良、からの妊娠の発覚がありました。

うまくやっている方は多いと思いますが、私の前途は多難です!!
経済的にも、労働環境的にも、インハウスをやめない方が絶対良かったし、事務所やるにもイソ弁になっておいたほうが絶対楽でした。
でも、これも巡り合わせだと思うので、これをバネに、もっと自由な働き方を追求したいと思います。

と、意識高めを言ってますが、普通に毎日不安すぎます。同じような境遇にある女性弁護士の方、是非アフターヌーンティーで息抜きしましょう(やってみたい)。

明日はガチです!

次は、じゃんく / 辻野深由@66/125FPさんです。
なんと既に予約投稿されている!ということで、1時間半後に皆さん読めますので、是非皆さまお読みください。





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