見出し画像

最近読んだマンガと、見たアニメの感想文。

ヘッダーを付けろと言われたので探したんですが適当なものがなかったので地面にめり込んだUAZにしました。本文にはまったく関係がないです。

ゲームばかりやっていたら家族から生産性のなさを怒られてしまったので最近読んだり見たりした作品について書き残しておこうと思い、このnoteを書き始めました。要はチラシの裏です。育ってきた環境が違うので人には人それぞれの意見があり、同担拒否の人も居れば地雷のカップリングを見かける前にブロックする人がいてもまあそういうもんなのだと(自分は)寛容でありたい。というふうに(いつも通り)最初に予防線を張っておきますね。作品の内容についてネタバレを考慮せずに書いていくのでネタバレNGのかたはご注意ください。


【マンガ部門】

まず最初に申し上げておきたいのは「自分はそもそもあまりマンガを読むほうではない」んですよ。いや一般的な人生の中で皆々様がどれぐらいマンガを読んできているのかはわからないんですけど、実家の本棚に父親が買ってきていた『美味しんぼ』と『クッキングパパ』のコンビニで売っているテーマ別総集編(?)みたいな本がいくつかあって、それを読んで、飛ばし飛ばしのエピソードを補完するように近所の図書館から1巻ずつ借りて読み始めたのが自分の認識している“マンガとの関わり”の始まりです。

それから『ジョジョの奇妙な冒険』をさらっと全部読んで(さらっとしか読んでいないので細部を覚えていなくてアニメで見て「あれ? こんな話あったっけ?」となって)みたり手塚治虫大先生の『火の鳥』にいたく感動したり、友人に勧められるがままに『僕のヒーローアカデミア』をマンガ喫茶で読んだあとに「これ買ったほうが安かったのでは?」と後悔したり、という道筋をたどっていきました。いわゆる“少女マンガ”が入ってこなかった為か、乙女ゲームによくある感じの絵柄(言語化が難しい)に苦手意識があります。

ゴア描写やグロテスクな表現への耐性がどこで付いたかをいま一生懸命思い出そうとしていたのですが思い出せませんでした。マンガではなくて小説のほうですが『バトル・ロワイアル』は好きでよく読んでいました。マンガのほうは途中までは読んだ気がします(おぼろげ)。でもバトロワが最初ではないような? 『ひぐらしのなく頃に』かな? いまはもう閉鎖されてしまっていて残滓だけがインターネット上に漂っている某保管庫のせいかな?

前置きはこのぐらいでここから感想文始まります。


・『魔法少女・オブ・ジ・エンド』

オブジエンドを紹介する前にこの作品を読もうと思った“きっかけ”から書いていきたいので書きます。この作品を書いた作者さん=佐藤健太郎先生の次回作が『魔法少女サイト』なのですが、この『魔法少女サイト』がアニメ化される際に主人公のCVを担当したのが自分の推し声優であるところの大野柚布子さんなのです。佐藤健太郎先生もアニメのとあるシーンに声優として参加しています。

推し声優が主人公に抜擢されたと知り「これはどんな作品なんだろう?」とネット上の評判を漁った時にちょこちょこと見かけたのが『魔法少女・オブ・ジ・エンド』のほうをアニメ化してほしいという声でした。このときはまだ「へー、そうなんだー」程度であまり興味がなかったのですが、おなじ“魔法少女”というキーワードからなんとなく記憶には残っていました。

アニメも最終話まで見終わり、しばらく経ち、いつものようにインターネットで調べ物をしていたところ、偶然にもこの『魔法少女・オブ・ジ・エンド』の(無料マンガアプリの)広告が目に留まり「じゃあ読んでみるか!」となって読み始めたのが4月9日の話です。ちゃんとツイートしててえらい。

4月20日に読み終わってわかったことなのですが、オブジエンドとサイトだとおなじ“魔法少女”なのに“魔法少女”の定義がだいぶ違うんだなあ……。『魔法少女サイト』のほうの“魔法少女”はステッキをもらった少女だったけど。

さくさく人が死んでいくパニックホラー的な導入部は爽快感があってよかった(人が死んでいるのに“よかった”という表現を用いるのは誤解を招きそうなので嫌なんですが、そこは無双ゲームぐらいのニュアンスに捉えてください)。人がたくさん死ぬフィクションは(マンガに限らず)名作が多い(と自分は思っているん)ですよね。まじかるー☆

10年前に戻ったり儀式とか血筋の話とかが出てきたりと、ちょっと方向性が(思ってたんと)違って「あれー?」と中盤は思っていました。自分は登場人物の名前を覚えるのが苦手なので人物同士の関係性を頭の中で整理するのが大変。図が欲しかった。

終盤、宇宙規模にまで広がった風呂敷がちゃんと畳められたのには好感が持てました。なんとなく『まどマギ』を思い出しがち。いや貴衣くんは忘れ去られてないが。“キー”からとったのかなー。つくねちゃんは何だろう。


・『新宿スワン』

実写化された作品ならだいたい間違いない、というのが自分の持論です。綾野剛さんが主演の映画を思い出して読み始めたんですがナイトドラマ版もあったんですね。浅学で申し訳ない。

こういうこと言うと“現実と虚構の区別が付かない奴”って思われてしまいそうなんですが読んでいたら新宿をひとりで歩きたくなくなってきた。いやまあ自分の見た目からして声はかけられないと思うんですけどね。作中で起きている出来事が現実にあり得そうだなと思えてくる雰囲気が新宿にはある(感じ方には個人差があります)。


・『SPY×FAMILY』

自分の友人にジャンプを本誌でずっと読み太郎(※女性です)がいて、ジャンプの面白いマンガ情報は彼女から入ってきます(サンキューエンジェル)。この自粛ムードが終わったらタピオカ飲みに行こうな。いつ終わるんだろうな。

画力(マンガあんまり読まない自分が褒めるのもなんともあれなんですけど、見やすさは大事じゃないですか?)もさることながらシリアスも時折挟まるコメディも面白い。やっぱジャンプは格が違うわ。続きが気になる。この家族の行く末をずっと見守りたい。終わらないでほしい(いつかは終わるんだろう)。


・『2.5次元の誘惑』

ラッキースケベマンガだ! と思っていたら青春コスプレバトルマンガだった。すいません。推しはツンデレ幼なじみポジションのみかりちゃんですがコスプレバトルしはじめてしまったのでモデルっていう枠組みがあるし出番減りそう。出番があってほしい。難しそうだけど。

でも今後もこのコスプレバトル路線でいってほしい気持ちもある。複雑。りりさのコスプレ愛で世界を救ってほしい。まったく偏見のない世界になるまでにはまだ時間がかかりそうだけど……。


・『俺を好きなのはお前だけかよ』

原作が電撃文庫のラノベだけあってストーリー展開がめちゃくちゃ好き。すごい馴染み深いこの感じ! これがこうなってこうなるのかよー。一本取られましたねー。小説のほうも読みたい。アニメ化もされてた。


【アニメ部門】

世代がバレそうな気がするんですけどアニメを見始めたのはポケモンからだったと思います。Wikipediaで1997年のアニメを調べてみたんですけどポケモンぐらいしかリアルタイムで見ていないですね。ウテナもこの年なんですね。

マンガ部門でもそうだったんですがアニメ部門も“オススメ”というわけではなく単なる“記録”なので参考にして読んだり見たりするのを強くオススメするものではありません。あしからず。オススメのアニメはこちらのnoteにまとめたのでこちらをどうぞ


・『ギャルと恐竜』

アニメパートと実写パートという二段構えの作品。『ポプテピピック』という一世を風靡した奇妙なアニメがあるのですが(あれは“アニメ”という枠に留めていいのか)その製作陣が作っています。『ポプテピピック』はAパートとBパートとでおなじ内容を別の声優が演じている前代未聞の発想がバカウケしたのと、シュールコメディ成分が強すぎて見る人を選ぶ作品です。もし見る場合は心してかかるがよろし。1クール通しで見たら精神に異常をきたしそう。

『ギャルと恐竜』のアニメパートはそつなく作られておりふつうに面白いです。ただしズバ抜けて面白いかというと微妙なところ。ミニコーナーに助けられている。自分が見ようと思ったきっかけはツイッターで「この“恐竜”が“Reject Wistaria所属のLapis選手”に雰囲気が似ている」というツイートを見かけて興味を持ったからです。原作のマンガの方もちょっと読んだのですが、恐竜のサイズ感がアニメと原作とで違うんですね。

問題は実写パートです。これが賛否両論で、ツイッターで感想を追っていると人によりけりでとても面白い。自分はどっちかというと賛成派のほうです。続きが気になる。見栄晴さんはどうなってしまうんだ。そして蒼井翔太さんは一体何者なんだ。


・『ハイスコアガール』

1期を見てめちゃくちゃ感動した。ハルオが走り、ゲームキャラクターたちが応援してくれる。ぼろぼろ泣いてしまった。2期は見てないので1期だけの感想になります。2期も見たいんですけど!

ゲームの歴史とともに物語が進んでいくので、ゲーマーとしてもたまらない作品。見始めたのは主人公であるハルオの声優さんが天﨑滉平さんだったから、というのがきっかけです。きっかけは声優さんでしたが見ているうちにストーリーに夢中になっていきました。ちょっとクセのある絵なんですがオススメです。

・『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

推しが推している作品なので見始めました。まさか溝口ケージ先生の同人誌を買うまでになるとは。なかなか特徴的なタイトルですが青春ブタ野郎=主人公の咲太くんでバニーガール先輩=ヒロインの麻衣さん、のようです。合ってますよね?

小説も読みたいなぁ。アニメ化するにあたっていくらかエピソードを削られていそうだし。3話までが1巻までの内容なのかな。

主人公に自分を投影できるかどうか、というとこの作品に関しては個人的には厳しいところがある。超然としすぎているというか、なんとなく冷めている部分が共感できない。ので多少引いた立場で(傍観者として)ストーリーを楽しんでいます。妹ちゃん可愛い。


・『サンリオ男子』

タイトル通り、サンリオキャラクターをこよなく愛する男の子たちの青春サクセスストーリー。元々はソシャゲがあったんですが現在はサービス終了しております。ゲームのほうは恋愛シミュレーションだったようなんですが(サービス終了前に短い期間だけでもやっておけばよかった)アニメにはプレイヤーキャラクターにあたる女の子はいまてん。

「好きなものは好き!」というテーマを最終回まで貫き通したのが印象深い。周りから変な人だと思われようともその気持ちを押し通さんとする黄金の精神を学べる作品です。

・『ミルキィホームズ』シリーズ

ミルキィホームズがなぜ解散してしまったのか。わからぬ。それぞれの個人での活動が忙しくなってしまったからなのかな。ブシロード、いまはバンドリで忙しいもんな。いやバンドリが嫌いなわけじゃないですよ。推しはイヴちゃん。しゃわこが好きなんじゃワシは。

“トイズ”という(キャラクターそれぞれで違う)特殊能力を持った女の子たちが難事件を解決せんと活躍する作品。“ミルキィホームズ”は探偵団の名称でもあり、同時に彼女らを演じる声優さんたちのユニット名でもあります。『みるみるミルキィ』っていうバラエティ番組もあったんじゃよ。なんとブシロード公式のYouTubeチャンネルで見られるぞ。

・『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

見ないと人生損してるとかしてないだとか言われる機動戦士ガンダムシリーズの中で唯一全話見たのがこの『オルフェンズ』なんですよ。あるシーンがとっても有名なのでそのシーンだけ見たことあるみたいな人も少なくないのではないか。いやまああれは無用心すぎたよね。リアルタイムで見ていてびっくりしましたよあれ。

いちばん好きなキャラクターはタカキです。生き残ってくれてほんとうによかった。人を殺しているから生き残らないと思っていた。とりあえず自分はちゃんとしたガンダムシリーズを見て認識を改めた方がいいと思う。オススメのガンダムがあったら教えてください。あんまり長くないやつ(1クールぐらいまでで終わる感じの)がいいです。

・『プリズマ☆イリヤ』シリーズ

型月ってなんか小難しいじゃないですか。用語集読んでも何がなんだかさっぱりなんですよ。もはやその世界の“住人”ぐらいにならないと、型月作品の真のストーリーを理解できないのではないか。その小難しさが玄人感あって「ふっふっふ、えふごからの新規じゃろ?」みたいな謎のマウントに繋がるんですよね。

自分ですか? 原作ゲームは士郎くんが死にまくって心が折れたタイプの人です。アニメのDEEN版も好きなんですけど、Zeroも好きです。見たのだいぶ昔なので細部覚えてないんですけどね。月姫アニメは完走したあとのなんともいえない虚無感がよくないですか? リメイクをはやく出してくれ。

プリズマ☆イリヤ、通称プリヤは型月の主たる世界線とは外れた時間軸にある作品なのでそこまで深く考えずに楽しめる作品です。魔法少女モノなので。百合描写が露骨なのでオススメアニメからは外しました。

・『天使の3P!』

書けば書くほどこの項がどんどん長くなってしまうのでここら辺で〆としたいので推し声優の初主演作を持ってきました。下書きの段階ではもっとこの項が長かったのですが、ソシャゲ原作のアニメに関しては別のnoteに分離することにしました。というか“最近”の幅が広すぎない? 【アニメ部門】だけでnote書いた方がいいのでは?

なぜオススメのアニメに入れなかったのかといいますともちろんオススメではあるんですけど万人にウケると言えるのかどうか絶妙に怪しいラインなので選考外になりました。3人の幼女がスリーピースバンドを組んで世界を救う物語です。原作者は蒼山サグ先生。有名な作品というと『ロウきゅーぶ!』ですね。

「小学生は最高だぜ!」が有名なセリフなのですがこの作品では「小学生は最高だな!」になります。ここは大事なところなのでちゃんと覚えておくように。

楽曲が最高なので楽曲を聴いてください。

よろしければサポートお願いします!