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【新弾検証】後1スピット後2マイン【ボウルタウン】

はじめに

こんにちは、えんDです。
好きな声優は、関俊彦です。

今回は、新弾の収録カードとして発表されたボウルタウンとロストヤミラミデッキの相性の良さについて少し考えてみました。
そして、実際どれくらいの頻度で狙った動きができるのかを検証してみたので是非最後まで読んでみてください。

ロストヤミラミ

後1スピットによる殴り出しの速さ、これはどのロストデッキにも共通している強みです。
では、他のロストと比べてヤミラミがメインのデッキの強みはなにかというと

・後2ロストマイン
・連続ロストマイン

の2点が大きいと考えています。
ギラティナやミラージュゲート型ロスバレでも後2マインを打てる可能性はゼロではありませんが、やはりヤミラミ特化型と比べると狙って打てる確率はグッと下がります。

前スタンのCLで結果を出していたロストヤミラミも後2マインからメッソンを狩りつくせるプランが組み込まれており、非常に強力でした。
序盤から無駄なく撒かれるダメカンによって盤面崩壊した経験がある人は少なくないはずです。

そして、リザードンをサブにして打点をカバーしたり、やまびこホーン多投で小物を狩り続ける、などのプランを絡めながらこちらは非エクで攻めつつサイドを取り切るのが基本的な動きとなります。

後1スピット後2マイン
もちろん決まれば強いしそれを狙える構築に仕上げてはいくのですが
実際問題、現スタンのカードプールでなかなか実用的な確率では決まってくれません。
後1スピット率8割、後2マイン率5割くらいあれば、それを強みとしてデッキを選択できると思います。(ここの考え方については諸説です)

なんにせよ動き自体は強いので、なんとかここの安定感を上げていきたい。そう思っていました。


ボウルタウン

そんな時に発表されたカードがこちら

強い。
ロストヤミラミはロストを爆速で貯めるために、自分のスタジアムをスイーパーでロストに送る動きが必要になってくるのでスタジアムの枠は必須です。
そして後1スピットのためにはウッウに触れる札の数が大切ですが、VIPパスとネストボール以外で持ってこれるのもとても大きい。

相手も強く使えてしまうスタジアムですが、基本的にこちらのスタジアムの第一目的は「スイーパーでロストに送る」ことなので相手のターン中は貼られていないことも多いです。
また、利用されたとしても大型ポケモンは持ってこれず、ヤミラミの範囲内のポケモンを出してくれることがほとんどです。

・安定感のアップ
・枠の節約
・相手に利用されるデメリットが薄い

噛み合ってますね〜!!興奮してきました。
使わない手はないでしょう。

レシピ解説

今回はこの構築で検証していきます。

kVkkFd-ZSiQLr-5F5vfk
せせらぎの丘=ボウルタウン

何点かポイントになるところだけ解説します

・ミルタンク1枚
何かと使えるが1番の役割は対クレッフィ。ミルタンクに手張りをすることでクレッフィの居座りを許さない。スイッチボルトでクレッフィを前に出す動きをしてくるミライドン相手に主に使う。
回復札多めのアルセあたりもこの1枚のみで有利不利が逆転する。警戒も薄いので刺さるデッキには致命傷になりえる。
きむらさんのポケ講を見て即採用しました。

・クロススイッチャー3枚
ヤミラミがメインデッキの場合、基本的に裏を呼ぶカードは不必要です。ツツジと合わせて縛ってお祈りするくらいならその枠で安定札入れた方が勝ちやすいと思っています。今回採用しているのはリザードンを採用しているためです。
1度打てればいいので4枚の必要はなく、2枚だとサイド落ちやはなえらびのプレッシャーが強いので3枚採用です。

・クララ3枚(ツツジ0枚)
前半はアクロマ、後半はクララでやりたい動きはできます。シンプルなロスト軸はロストさえ貯まっていれば要求は少なく済む上に山作りもやりやすい部類です。
ツツジを打ってお祈りするよりもツツジを打たれようが勝てる盤面を作ることの方を意識した攻撃的なデッキにしています。

検証について

初手でアクロマを引く確率やキュワワーでスタートする確率などは簡単な計算で出せますが、色々なパターンを考慮した上で後2マインまでの道筋を場合分けするのはめんどくさかったので、シンプルに100回試すことにしました。(本当は1000回くらいやりたい)
正確な確率にはなりませんが、ある程度目安となる数字は出てくるでしょう。

カウントする事象
・後1アクロマ
・後1おとぼけスピット
・後2ロストマイン

条件
・必ず後攻で始める
・後1スピットでサイドは取らない
・先2でバトル場のポケモン(ウッウ)は気絶する
・後1スピットをクリアした場合のみ後2マインを狙う
・実戦の後半で使いそう且つ枚数を絞っているカード(かがやくリザードン・サイド落ち時の炎エネ・やまびこホーン)はロストしない

また、今回は効率を重視し実際のカードではなくふなむしさん(@funamushi_2764)の1人回しツールを使用しました。
よかったら皆さんも実際に回してみてください。
https://funamushi.net/pokeca_hitorimawashi/pokeca_deck_check?deck1=kVkkFd-ZSiQLr-5F5vfk

結果

100回やっているので回数=%となります

・後1アクロマを打てた数 80回
・後1でおとぼけスピットを打てた数 75回
・後2でロストマインを打てた数 58回

細かい内訳
・ウッウ2枚ともサイド落ちが2回(2枚落ちはおよそ1%なので2回は多いものの、現実的に充分あり得る)
・後1スピット75回中2回はアクロマなし。そのうち1回はロストマインまで漕ぎ着けている。つまりロストマイン58回中1回はアクロマなし。はなえらび4連打で入れ替え札を引きまくり繋げている。ある意味ド上振れ。

検証を経て

こんだけ安定に寄せてるんだから後1スピット8割、マイン6割は行って欲しかったな〜というのが正直なところです。
実用性はあるけど過信はできない絶妙なライン、、、。
ボウルタウンのおかげで従来よりは再現性は高いはず。
ボウルタウンなしの構築でも100回やったら記事としてはより良いものになるだろうな、とやってみてから気付きました。
リザードンセットをまるまる抜いて、よりヤミラミに寄せれば更に確率は上がるでしょうが、ルギア軸が環境にいる間はヤミラミに振り切るのは難しいしなあ、、、といった印象です。

わかったことやはっきりしたことは少ないですが、ロストを使う・使われる際の目安にはなるかと思います。

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました!

以前ビオラさんの後1メロディアスエコーの検証記事を見て以来、この手の検証記事を書いてみたかったので挑戦できてよかったです!
今回の記事が楽しめた方は上記の記事はさらに楽しめると思うのでぜひご覧ください。
https://note.com/vio_write/n/n14b50ce756e3

また、ロスバレの基本的な動きや後2マインが強い理由などはきむらさんのポケ講を見るととてもわかりやすいです。ポケ講はこの回以外もためになる記事しかないのでとてもオススメです。

https://dorasuta.jp/column/detail?aid=10662

それでは新弾後もロストマイン、打ったり打たれたり楽しんでいきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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