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DEAR.『しくじり先生-私みたいになるな!!-』

エンカレッジを利用して下さっている小樽商科大学のみなさんこんにちは。もう9月の中旬。暑さも残ることながら、季節は秋へと向かい始めましたね…みなさん、夏は満喫出来ましたか?

商大生の中には、道内外問わず様々なインターンに参加し、多くの学びを得た方も多いことと思います。新たな発見や学びに成長した夏になったことでしょう!

この記事は、秋から夏以上に本格化しスピードアップしていくであろう"商大生"に届ける記事《DEAR.》の第二弾です。ぜひ最後までご覧ください!

▼前回の《DEAR.》はこちらから▼
1.はじめに

今回私たちがこの「しくじり」つまり「失敗」をテーマにした理由は、『失敗やしくじりを知ることは大事だから』です。

これから本格化する就活の中で、ほぼ必ずと言っていいほどみなさんは「転ぶ」と思います。転んで、また転んで、傷ついて、立ち上がれなくなって、それでも気合いを入れて歩まなきゃいけない、そんな風になるときもあったりなかったり。そんな時にみんな思うと思います。


「なんで転んだんだろう」
「どうやって立ち上がったらいいんだろう」って。

就活を1年前やっていた私たち20卒のメンターは、一見優秀な成功ルートを歩んでいそうだったり、なにも困ることなく「就活楽しかったああ!」って就活を終えてそうに思う人もいるかも知れませんが、実際、正直に言って、割と真面目に、数え切れない後悔や失敗を経験しています。
でも、コケた経験者だからこそ、転ばないようにする方法も、立ち上がり方も知っているんです。

だからその「しくじり」を知ってもらうことで少しでも、21卒のみんなには転ばないで歩んでいって欲しい。そんな気持ちでこの記事を書いています。

知ってると知っていないじゃ違うから、少しでも多くの失敗談を知って、対策して、一緒に備えていきましょう。

2.しくじり先生による失敗談

前回の《DEAR.》では登場してくれた商大生全員男子でしたが、なんと今回の先生は全員"女子"です。

※実は商大生メンターに4人も女子が加わったんですね、嬉しいですね♡

それでは、女子商大生4人の失敗談を見ていきましょう。

episode1【まいやん先生】
ひとりで就活をやり切ろうとしていた結果…

私の1番のしくじりは「ひとりで就活をやり切ろうとしてしまったこと」です。
9月に就活を始めて、自己分析もろくにせず、なんとなく1dayインターンにいくつか(10社ほど)行って、なんとなく就活を始めた気になっていたら、いつの間にか就活が本格化する3月になっていました。

企業による模擬面接・面接練習がはじまり、足を運んだものの結果は撃沈。あまりにも「自分がどんな人間か」を言語化できていないことに気づき、またそんな自分に比べて同期は上手に自己PR出来ていることにも気づき、一時期メンタルがやられてました。
(無気力になっておうちで1人で洗濯機の動きを眺めるくらい心が病んでました)

でも「このままじゃダメだ」という気持ちが芽生えてきて、ようやく友人から紹介してもらったキャリアアドバイザーの方との面談をすることに!
そこで自己分析を手伝っていただき、「人に話すことで、こんなに思考の整理ができるのか」と人の力を借りる重要性に初めて気づきました。面談をして言いたいことを言語化できてからは、内定先に即日内定をもらうなど、すごく調子が上がったことを覚えています。

★しくじりからの学び★

人と話すことの大切さを感じました。
客観的な立場から自分を見てもらえたので、自己分析のスピードが上がったんだ思います。あとは心が折れて辛かったとに、それを少し忘れて、友人や先輩とご飯に行って、リフレッシュすることは精神衛生上とても大事だと痛感しました…。


★後輩へ一言★

一人で抱え込まないでほしいです。
言い出すのはなかなか難しいけれど、みなさんの悩みはきっと、相談相手となる先輩も経験しているはずなので、必ず助けてくれます。
その相談相手がエンカレッジであると、なお嬉しいです。

episode2【あさみん先生】
『余裕がなかった』結果…

私の就活でのしくじりは『心に余裕がなかったこと』です。余裕がなくてこのようなミスをしてしまいました…。
❶時間管理下手すぎ問題
スケジューリングが合わなすぎて、東京⇆札幌を1週間に何回も往復したり、最悪面接を受けられなかったことも…

❷慣れない東京での電車乗り継ぎ問題
アプリを見ながら移動しても、電車が遅延していたり荷物が嵩張って移動が思うようにいかず、時間に間に合わないことも…

❸他社のことを話してしまう問題
業界を絞って見ていたので、その業界の会社に詳しくなったのは良いものの、似た商品を扱っていることもあって、ある会社の面接で他社の商品名を出してしまい、急いでフォローするも内心はハラハラ…

★しくじりからの学び★

やはり「余裕」を持つことが第一!
時間も気持ちも、余裕がないと無駄な焦りが生まれて、しなくてもいい苦労をすることも。
定期的にスケジュールの確認をしたり、
前日に交通機関の時刻表を再度確認しておくのはもちろん、企業に出向く際にはその企業について調べたことをもう一度さらっておくこと!

★後輩へ一言★

就活に向け、先輩方からの体験談などを聞いて不安に思っている人も非常に多いと思います。
確かにすごく大変だし、心も折れそうになるかもしれません。
ですが、全て自分の為になることですので、不安な方は事前にさまざまな情報を得て、備えることが大事です!
一緒に頑張りましょう!

episode3【まいぽん先生】
『準備や対策をしすぎた』結果…

私は『準備や対策をしすぎた』結果2つのしくじりを経験しました。

❶自分らしさを表現できない自己PR
自分自身を企業の人事にPRする就活イベントに参加しました。パワポを使って5分程自分自身を紹介するのですが、出来栄えに自信がなかった私は、10人を超える先輩や同期にアドバイスを求め、改良を重ねようとしました。しかし、人によってアドバイスが違い、何を信じたらいいかわからなくなったんです。そして、アドバイスを鵜呑みにしすぎた結果、自分の言葉で自分らしさを語っていないものになってしまいました…


❷この前の面接で何話したっけ?事件
もともと人前で話す事に自信がない私。面接は場数勝負と耳にしていたので、面接慣れをする為に沢山の企業の面接を受けました。すると、面接が進むにつれ、色んな企業で話していた事がごちゃごちゃになり、前回の面接で自分がどんな事を話していたかわからなくなったんです。時には、面接官の様子を伺いながらおどおど話すことも…


★しくじりからの学び★
❶他人の意見は参考程度に!

結局その就活イベントでは、もらった多くのアドバイスの中から自分が共感、納得する物を取り入れ、自分の言葉で自分を語る事を意識しました。
やはり、自分の言葉でなければ自信を持って話す事ができないし、相手にも伝わりにくいからです。結果的にイベントでは全国4位という好成績を残すことができたのですが、この結果は沢山の人にアドバイスをもらって、数多くの中から自分が取捨選択できたからこそだと思っています。
なのでより多くの人に就活の相談をして、全て受け入れるのではなく、その中から自分が参考にしたいアドバイスを見つけることがオススメです!


❷面接が終わる度にメモをする!

私はこのようなしくじりをしてから、面接が終わったらどんな事を聞かれ、どんな返答をしたのかを忘れないうちにメモをするようにしました。すると、次の面接の前にメモを見返したら前回の面接風景を思い出せるようになったのです。メモをとると、答えに詰まった質問と後で向き合う事ができたり、人事や面接官がアドバイスをくれるので、更に自己分析を進める事もできます。

とはいえ、緊張している面接内容を最初から最後まで覚える事は難しいことなので、私はスマホのボイスレコーダーでこっそり録音してました(笑)

★後輩へ一言★

就活は知らない事ばかりのスタートなので、しくじる箇所は沢山あると思います。
でも、しくじってもそこから次に繋がる学びを得れたら、しくじったとネガティブに捉えるのではなく、一歩前進できた!とポジティブに捉えましょう!笑
早いうちに沢山しくじって、大事な時期に自信を持てるよう、沢山学びましょうね!応援しています!

episode4【ゆい先生】
『話が長すぎた』結果…

私の経験したしくじりは『話が長いことで質問と答えがズレてしまった!』というものです。

面接で質問の答えを導き出すために、1〜10までを順序立てて細かく話すのをやめられなかった私はフィードバックの際に毎度話をもう少し短くできるといいねと言われていました…。もちろん自分でも痛いほど分かってはいたけど、本当に短期間では改善できないのがアウトプットなんです(泣)

★しくじりからの学び★

「端的&正確にアウトプットする力」
こればかりは練習あるのみだと思いました。頭の中で1人で考えるだけでは改善できません。誰かにお願いして自分の経験や考えを実際に聞いてもらい伝わっているかを確認する作業を複数回行う必要があると思います!

★後輩へ一言★

就活の道中は色んな人と話して、色々な意見を聞いて、考えて、自分と向き合いたくさん悩み迷うことが必要です。
1人で乗り越えるには知らないこと、分からないことが多すぎるのが就活だから、周りを頼ることも大切なのです。就活を乗り越えた先輩や、両親、共に頑張る仲間と意見交換をしながら自分のペースで知識を増やし、多様な考えを知ることで自ずと自分自身についてもたくさん知れるはず…!
でもやっぱり最後は自分自身で決めなければならないのが現実。両親や助けてくれる仲間たちの言葉はあくまでも他人の意見。考えであり参考にするのはとても良いことですが、正しい答えかといったらそうではなくて、結局答えは自分の中にしかないんですね!
だからこそ自分自身と本気で真摯に向き合うことが不可欠です。
最終的に自分が心から納得できる、後悔しない会社選びができるよう心から応援しています。

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

失敗は成功のもと
そうよく言われますよね。その意味は、

失敗してもその原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができるということ。

多くの失敗をしても、そこから小さな小さな成功へ手がかりを探すことで、成功に繋がっていく。
みなさんは自分の失敗のみならず先輩の多くの失敗からも手がかりを見つけることで、もっともっと転ぶことが少なくなるはずです。

でも、「ふーん、こんな失敗あるんだ。気をつけよ。」だけでは何の意味もありません。既に何かしくじった経験がある人は、その失敗の原因を探ってみて下さい。そして、改善点を見つけ、次回は行動に移してみて下さい。

まだ失敗の経験がない人は、紹介した4人の商大生メンターの失敗から「何を得たのか」「どんなことが大事なのか」などを見つけ出し、自分はそうならないよう考え、行動してみて下さい。

4.最後に

成功者は『偉大なるしくじり先生』

今、目の前にある〝失敗〟という財産を生かすも殺すも自分次第です。

〝失敗〟に向き合い、ひたすらに考え続け、行動できる人はきっと、どんどん成功に近づいていくのだろうと思います。

この記事を読んで、1人じゃ不安だなぁ。他の人と考えを深めたいなぁ。と思ったら、

エンカレッジの面談を利用して下さい》

みなさんの力になりたくてなりたくて仕方ない商大生が両手広げてお待ちしてます。

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最後までお読みいただきありがとうございました!エンカレッジを存分に利用して、秋以降も一緒に頑張っていきましょう。

DEAR.第三弾もお楽しみに…♩




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