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Little Birds - 小鳥

高松市にあるまちのシューレ963の小鳥(シューレのマスコット、インコのまるちゃん)のカード。

カードセットのなかから、この3枚を並べてミュルチ・フネートルの作品を作ろうと思いました。ミュルチ・フネートルとは直訳すると複数の窓という意味でひとつの額縁のなかにいくつかのドキュモンをそれぞれ独立させて入れる技法のことです。今回は素朴な感じのカードだったので、カードに合わせてシンプルにビゾークラシックのテクニックで揃えました。作品によってはビゾー部分の技法をそれぞれ変えるなどのアレンジをすることもあります。

使ったのは横長(縦長)のフレームです。何回か並べ替えたり、位置を微調整したりして、バランスのよいかたちに整えます。これかなというかたちができたら厚紙を切って額装。

45°の角度に切っていきます。作品はひとつですがビゾーは3つあるのでふつうの額装をするより若干手間がかかります。

ビゾーに色紙を貼っていきます。ここもフネートル(窓)の数だけ貼らなくてはならないのでけっこう大変です。今回は1色でまとめましたが、ドキュモンに合わせてフネートルごとに色をかえたりすることもできるのでシンプルな技法でも変化を加えることができるのがミュルチ・フネートルの特徴です。

パッスパルトゥの紙を貼り合わせて、仕上げの作業をしたら完成!

ナチュラルな感じの作品に仕上がりました。作品によってはフレームを縦方向に使ってもいいかもしれません。

お店の紙袋もかわいい感じなので、こちらでもなにかできたらなとつい考えてしまいました。

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