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Owl - ふくろう

鳥の号の最後を飾るのは”Owl(ふくろう)”。ちなみに前回の鳥をテーマにした号も最後はフクロウ科のアメリカワシミミズクのグリーティングカードを素材に選んでいました

テクニックは久しぶりにガラスビーズを貼り付ける方法で。この技法、溶剤を乾かすために日照時間が長い季節がよいのでこの季節に取り掛かることが多いです(冬場は乾きにくい)。

ちょうどよいサイズのフレームがあったので、この額縁に合うサイズで土台部分を作成。全体をモノトーンな感じにしたかったので、土台はシーラーを塗ったあと黒のアクリル絵の具で着色しました。

乾かしたあとガラスビーズで土台部分を埋めていきます。なるべく均一になるようにいれて、あまりを取り除いていきます。

ジオラマなどの制作に使うリアリスティックウォーターをガラスビーズがぎりぎり浸かるくらい流し込みます。足りない箇所にはビーズを追加し、余った箇所から取り除くなど微調整。気泡が浮かんでいる場合は、カップのアイスクリームなどについてくるプラスティックの使い捨てスプーンで取り除いていきます(気泡がある場合、乾かす段階で穴ができてしまうため)。*換気をして、溶剤の注意書きを厳守すること。また乾かすときは裏面から水分が出るため台紙になるものを敷いておくとよいです。

流し込み終えたら、ほこりが入らないようにガードをして、数日乾かします。溶剤が乾いてガラスビーズの表面が浮かんできたら完了。

裏板をつくり、仕上げの作業をしたら出来上がり!紙の組み合わせなどではできない不思議な感じの背景の作品になりました。


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