えな

Nagoya | 1997 | 頭の中のふわふわした言葉たち

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こういう日々にすくわれて

12時集合ね!と言っておいて、 なぜか14時に集まっているのが私たちで、 とりあえずとりあえずと、 おいしいコーヒー飲みたいのが私たちで、 お互いの彼氏と一緒に、4人で遊んだらさ、 絶対たのしいよね〜!といいながら ふたりとも彼氏はいないのが私たち 生きていれば、モヤモヤすることも やるせないことも、た〜くさんあるけど おいしいコーヒー飲んだり、 公園のキッチンカーで、餃子とビールを頼んで 日陰でキャッキャっと話す日々に、救われて なんとか生きている

    • 日記

      なんだか昨日の夜はとっても楽しかったな ゴールデンウィークの真っ只中、 行きたいねと言っていた場所は尽く満席で、 アーケードの中は人混みで騒がしくて どうしようねとウロウロしていたのだけど 通りがかった、喫茶店に惹かれて コーヒーを3つ頼んで くだらない話を真剣に繰り広げて それはもう真剣に繰り広げて 外に出ると、少し雨が降っていたけど 目的地まで、歩くと1時間以上かかるけど なんだか心地よくて楽しくて、 歩けるね〜歩きたいね〜なんていって ふらふらと歩きながら 目に

      • おいてきたもの

        初めての受験は、中学3年の時 駅前の塾に通っていて ちょっと頭がおかしくなって 生徒をなかば洗脳するような、 奮起させると言えば聞こえは良いけれど ちょっと洗脳だとおもう 受験に染まり上がったわたしは、 親から心配されるくらいに 朝から晩まで勉強して、勉強して、勉強していた 成績はもちろん上がったけれど、 わたしは決定的に、そのほかの項目が 欠如しはじめていた気がするの、 世の中で起こる全てのことが 他人事のようで、自分の人生も 自分で生きていないようで なかみは

        • 自分はこうだけど、相手はちがう。 そういう時にさ、あなたとわたしはちがうのね。それでもいいよ、それもいいね、といえる、そんな人でありたいな。

        こういう日々にすくわれて

        • おいてきたもの

        • 自分はこうだけど、相手はちがう。 そういう時にさ、あなたとわたしはちがうのね。それでもいいよ、それもいいね、といえる、そんな人でありたいな。

        マガジン

        • 日常
          2本

        記事

          いつしかの日記

          家族、恋愛、仕事の悩み、 思ってることを全部話して それに対して真剣に返してくれて さむいさむいと凍えながら、駅まで歩いて しょーもない馬鹿なことを言いながら コンビニの肉まんを食べて 馬鹿笑いして、 じゃあねってできる わたしが落ちてる時も、 見離さないで、気にかけてくれた 自慢の友達 彼女のことが大好きで、元気でいてほしくて、 笑っていてほしくて

          いつしかの日記

          しあわせの定義

          無意識レベルで、人と自分をくらべてしまって わたしより、かわいい わたしより、スタイルがいい わたしより、いい仕事についてる わたしより、みんなに好かれている わたしより、いつも楽しそうだ 日常やSNSで見える、たった一場面で その人のすべてなんて見えるわけがないのに 他人(ひと) のいいところが見えるたび (それに比べてわたしは…) と いつもおもっていた 学生の頃までは、いわゆる"普通"の 道をおそらく進んでいたのだけど ここ数年、仕事や生活に悩むことが多くて

          しあわせの定義

          コンビニ人間

          コンビニ人間、読みました 読みやすくておもしろい本なので サクサクあっという間に読めちゃった 物語の主人公の思考が特におもしろくて 「自分は他人とちがう」と感じながら 周りに・家族に変に思われないよう 「普通っぽく」振る舞っているような人 幼少時、公園に小鳥が死んでいて みんなが悲しみ、動揺している時 「せっかく死んでいるんだから  これを焼いて食べよう」 とこともなげにいう そうな、人とずれた感覚を持つ主人公が おとなになった時、コンビニでの アルバイトを始める 制

          コンビニ人間

          いまは音楽はほとんどサブスクで聴けるよね。検索すれば、5秒で聴ける。TSUTAYAでCD借りてウォークマンに入れたり、USBに曲を入れて、友達と回したり、音楽を聴くまでの手間がかかってた、アナログな世界に想いを馳せる

          いまは音楽はほとんどサブスクで聴けるよね。検索すれば、5秒で聴ける。TSUTAYAでCD借りてウォークマンに入れたり、USBに曲を入れて、友達と回したり、音楽を聴くまでの手間がかかってた、アナログな世界に想いを馳せる

          スキを仕事に

          私は、大学3年の就職活動の時、 「やりたい仕事」というものがわからなかった。 「働く」というイメージが、全く湧かなくて。 いろいろと、こじつけたけど 「なんかキラキラしてそうな会社」に入ったの。 いま、私はそこにいないけど。 多くの人が、興味や趣味とは異なることを 仕事として生業にし、生活していると思うんです。 だから、「多くの人」と同じように 私もなんだかんだ、「こなせる」って思ってたんです。 だから、「普通っぽい」会社に入り、いいお給料をもらって。 だけど、

          スキを仕事に

          後悔していること

          後悔していること、というのが 人生の中であまりない方だとおもう。 「今思えば…」 なんてこともあるけど 大抵の出来事は 「その時の自分にとっては最適な選択」 と思えるから 高校2年だったか、3年だったか 進路相談のときのことを覚えている その頃の私は、なんとなく英語が好きで なんかわからんけどそれを極めたい、くらいに ぼんやりぼんやり思っていて 担任も英語の先生だったので 東京の、英語に特化した大学などを 勧められたりもした 両親は、私が地元の国立に行くものだと 思

          後悔していること

          木曜日にはココアを

          幾度となく、 なぜ私はみんなと同じになれないのだろう こんな簡単なことさえできないんだろう と思い悩んだ。 いつの日か、漠然思い描いた未来。 就職して素敵な人のお嫁さんになって あかるい家庭を築くんだ、 これは本気で思ってたけど、 ふと気づけば、その道に背を向けて わけも分からず荒野を蛇行運転する自分がいて なぜみんなの乗ってる快速急行に、 なぜ、なぜ、わたしだけ乗っていないんだろう って自分でも不思議で 無機質で寒々しい一人暮らしのアパートから 逃げるように、仕事をや

          木曜日にはココアを

          半年付き合った恋人と最後に会った日、なにを期待したわけでもないのに、信じられないほど呆気なくて、「ああ、恋人に成り下がった私は、この人にとって、こんなにどうでもいい人間だったのか」って虚しくなった、恋愛になると途端に、人間関係が軽薄に思えてしまうのは私だけ?私が恋愛下手なだけ?

          半年付き合った恋人と最後に会った日、なにを期待したわけでもないのに、信じられないほど呆気なくて、「ああ、恋人に成り下がった私は、この人にとって、こんなにどうでもいい人間だったのか」って虚しくなった、恋愛になると途端に、人間関係が軽薄に思えてしまうのは私だけ?私が恋愛下手なだけ?

          すごい。ひとのこころを揺さぶる、 なにかを、つくる人ってすごい。わたしはまた人生のどこかで、この日を思い出して、また生きていくんだろうな。

          すごい。ひとのこころを揺さぶる、 なにかを、つくる人ってすごい。わたしはまた人生のどこかで、この日を思い出して、また生きていくんだろうな。

          "しあわせ" とは

          わたし、いまがいちばん、しあわせ、かも。 こう言ってしまうと、 わたしはどんなキラキラした、充実した、 素敵な、日常を送っているのかと、 思われてしまうかもしれないので 先に申し上げておくと、 毎月のお給料も同じくらいの年代の子より少ないと思いますし、休日は起きると夕方だったりもしますし、キラキラの女の子が持ってるブランドのお品も持ってませんし、田舎で質素な生活を、毎日おくっております… すこし前まで、スマホをひらけば 友達や芸能人の日常の切り取りをみて わたしよりか

          "しあわせ" とは

          鏡ごしの「仕事」をみつめながら

          美容院で、髪を染めたり切ってもらうときさ. スマホいじったり、雑誌読んだり おしゃべりを楽しんだり、ぼーっとしてたり 過ごし方ってあるとおもうのですが. なんだかわたしは気がつけば、 美容師さんの真剣な眼差しと ハケやハサミを動かす、器用なその手を、 まじまじと、みてしまうのです. こんな風に、施術できるまで どのくらいかかったんだろう どんな苦労があったんだろう 辞めようとおもったことはないのかな どうして美容師になろうとおもったんだろう なんてことをふわふわ考え

          鏡ごしの「仕事」をみつめながら

          水槽から海へ

          桜並木を歩いていて思い出す このそばの保育園を巣立った 毎日毎日、同じ時間に登園し ほかの園児とまったく同じ行動をとる 給食を食べ、遊び、かえって眠る それは小学校でも中学校でも同じで みんなと同じことをする 授業を受け、部活をして、かえって眠る 授業の先にはテストがあり 部活の先には大会があり テストでいい成績をとれば 大会で入賞でもすれば 評価され、賞賛され、認められたような、 「自分は利のある存在だ」というような、 そんなような感覚になったりする それは水槽

          水槽から海へ