【デッキ紹介】リカバリージエスモン【対戦動画連動記事】

・あいさつ

 今回も参加させて頂いた対戦動画で使ったデッキを紹介する記事となります。

 こちらがその動画になります。
今回はなんと対戦2本デッキ紹介1本計3本となっております。
ボリュームたっぷりなのでお時間の許す時に、記事とあわせてこちらもご覧いただけると嬉しいです。

・デッキリスト

 こちらが今回使用したリストになります。
今回もこのリストに至った経緯を説明していきます。

・どの可能性を追っていくのか

 今回は各担当色のロイヤルナイツのデッキ担当という事で、自分は立候補して思い入れのあるジエスモンデッキを使わせてもらえることになりました。
 ジエスモンデッキはシスタモン、レベル6以上(+GX用のカード)、旅路などのサポートなど、その組み合わせで様々なアプローチの選択肢があります。
 そこで最初に方向性に迷わない様に、重視したいポイントを決める事にしました。

・重視したいポイント

・新ジエスモンを活かしたい
・尖らせすぎない
・できればあまり見ないアプローチにする

 重視したいポイントをこれらにして構築を進める事にしました。
それぞれについて触れていきます。

・新ジエスモンを活かしたい

 新ジエスはイグドラシル向けでもあることで、既存のジエスとは違ったアプローチのテキストです。

 ポジティブに見れば新しい可能性をもっています。
しかし、見方によっては既存の方向性からブレたデザインでもあるので、ジエスモンデッキでは入れない選択肢も十分にあると考えられ、採用する場合も漫然と入れたのでは既存の方向性から浮いてしまい、パッとしない可能性も懸念となります。

 それでも登場してすぐの動画であり、ジエスに思い入れがある身としてもジエスモンデッキでも活躍が見たい、見せたいという欲もあり、採用に挑戦することにしました。

・尖らせすぎない

 動画に使うデッキという事もあり、動画映えも気にならなくはないところで、ジエスモンはGXがいることもあり、思い切ったアプローチの選択肢も豊富にあります。

 しかし、現状撮影が一発勝負であることも相まって、尖らせすぎると事故りやすくなったり、事故らずとも目当ての動きまで辿り着けずに負けてしまうなんてことも懸念されます。

 その上、ジエスモンデッキは元々シスタモンも組み込みたい関係で枠は作りにくく、各レベルの母数が減ることで道中の進化がスムーズに進まないケースも起こりえます。

 なので、欲張り過ぎずそれなりの再現性が期待できそうなアプローチであることも重視したいと考えました。

・できればあまり見ないアプローチにする

 ジエスモンデッキは先に触れたとおり、組合せによって色んな方向性を目指すことができるデッキだと思っています。

 それに加えて、自称デッキ構築好きでありたいとか、できたら自己主張もしたいとか、そういう諸々の私欲も相まって、できるならあまり見ないアプローチを目指したいというのを努力目標として重視ポイントに加えることにしました。

・ポイントを踏まえた着地点

 重視したいポイントを元に思考を進める中で、以前から注目していたシスタモンブラン覚醒を重視して、リカバリーによるコントロールっぽい動きを目指す方向性が各ポイントにマッチしうるのでは?と考え、その方向で模索してこの形に落ち着きました。
 重視したポイント毎にマッチすると思った要因をそれぞれ掘り下げていきます。

・新ジエスモンを活かしたい

 前の部分で触れた通り、新ジエスモンは自身でシスタモンを登場させる効果を持たず、進撃による進化元セイバーハック発動補助などもなく、既存の運用での動きとはやや噛み合いの悪さがあります。

 一方で、アタックが絡まずに効果の運用が狙えるのは魅力になりえます。
新セイバーハック効果から進化する場合は別ラインでアタック中の進化になるケースもあり、アタック中はアタックできないこともあり、即時に本領発揮できる新ジエスの方が優位に運用できる可能性があります。

 また、積極的に狙いたくはないですが、直接登場しても両効果が運用できる点は、覚醒ブランによって回収する際、考慮できる範囲が増えることもあり強みだと考えられます。

 以上の点から、じっくりゲームを進める方向性と新セイバーハック→新ジエスの動き、新ハック、新バオハックも試行回数が増えそうだということもあり、このポイントにコントロール方針は合いそうだと思えました。

・尖らせすぎない

 これについては、新ジエス重視なこともあって

・GXの不採用
・覚醒ブラン検討によるブラン優先度アップ
→上記2点からノワール、シエル優先度の低下

が念頭にありました。

 GX、ノワールシエルはとんでもないムーブに繋がるパワーを持つ反面、その動きまでは手札で出番を待って過ごすことが多く、手札状況を厳しくしやすい面も持っているので、これらをバッサリ諦める事で爆発力の代わりに再現性の向上が期待できると考えました。

 リカバリー+除去オプションによるコントロール方針もゲームが伸びる可能性が上がる≒再現性アップになりうる点でこの要素にマッチしていると考えられました。

・できればあまり見ないアプローチにする

 これに関しては、自分が以前から注目していて、なおかつあまり見ないアプローチとして頭にはあったので、たまたま今回のニーズにマッチする形だったのはラッキーな形でした。

・動画の振り返り(ネタバレ含む)

・1戦目

 今回も色々展開に恵まれたので、幸運だったポイントについて振り返っていきます。

・シンさんがコンセプトに特化したデッキだった
・立ち上がりの動かれ方が噛み合った
・自分の上への進化が繋がらなかった

 今回の動画テーマとデジタマのおかげで開幕でおおまかな狙いを掴むことができたことに加え、開幕でアルフォースを入れる形で粛清を打たれました。また、序盤にマグナモン(=ブロッカー)を出される展開が続きました。

 それに対してこちらは上まで伸びずにブラン連打や新バオハック登場と、ひどく悪くはないが良すぎることもないなという印象の立ち上がりでした。

 しかし、後から振り返って見ると、ジエスモンまで届いてアタックや、早期決着を目指して小型でのアタックなどで、中途半端にアタックを仕掛けることにならず、打点を溜める動きに向かえたのは無暗に相手の選択肢を広げる事にならなくてよかったと感じます。

・初期セキュリティに除去オプションが埋まっていた

 やはり何と言ってもこれが一番の幸運になります。
両プラグインまでは頭になかったので、打点も足りなさそうだしブロッカーもいるしで、まだ猶予があるかな?と考えていたところに赤・青プラグインで、これは一本取られた!となっていたところに除去オプションがあったのはただただ幸運でした。

 この逆転の可能性があったのはコントロールアプローチならではと言えど、今回は仕掛けられるまでにリカバリーもできていない展開で、リカバリーできていてもめぼしいものが埋まらないケースも起こりうることを思えば、運に大きく助けられた試合でした。

・2戦目

 2戦目も様々な幸運に助けられる展開だったので、それらを中心に振り返っていきます。

・事故らずに済んだ
 最初のやり取りの通り、開始時のドローでなんとかレベル3を引き込んでのスタート。2渡しだったのでブラン登場はターンが渡り、この後育成→前出しのサイクルは順調に回ったこともあって、ここでテンポロスしなかったのはこの後の動きやすさにグッと貢献してくれました。

・仕掛けのターン付近がいい方向に動いた
 まつさんがブラン→ジャザードモンでアタックを仕掛けたターン、おそらくジャザードモンが消滅したことでキメラモンルートに向かわなかった(=DPが1000低い)ことと、進化先がガンクゥモンだった(=耐性がない)のが重なったことで、返しに消滅させることができて大きく流れを引き寄せることができました。
 これは2戦目だったことで、こちらのデッキを知られていたことが長期戦への警戒→ジャザードアタックからのキメラというアグレッシブなプレイを強く意識させた可能性もありました。

 以上2点で、序盤に大きくペースを引き寄せることができたのが、そのまま勝利に繋がった展開でした。
 流れが少し違えば高DPのクレニアムモンで丁寧に盤面を支配されながら、ジリジリ追い詰められて負けていた可能性もあった事を思えば、僅差の勝負だったと思います。

・対戦振り返りまとめ

 実力者が相手となると、勝った試合は運の助けも必要なものとは思っていますが、それでも少し運が自分から離れていたら結果は変わっていたと感じる接戦が続いて、対戦時の幸運への感謝と、記事においては振り返り甲斐のあるゲームばかりなことにも重ねて感謝となりました。

 また、幸か不幸か、重視したいポイントの「尖らせすぎない」で触れた、進化がスムーズに進まないケースだったことで、そういう展開も考慮したアプローチだったおかげで大崩れしなかったのかも?というのは嬉しいポイントでもあったと思えます。

・まとめ

 以上が今回のデッキができるまでになります。

 思い入れあるジエスモンデッキで好勝負を繰り広げられて、いつも以上に嬉しい回となりました。

 動画連動記事以外も書きたい気持ちはありつつも、直近の仕事事情もあって上手くモチベーションを持って行けず、なんとか連動記事だけでもとジタバタもがいてるのが現状です。

 頑張れそうなら5月までにはマリガンの記事をドーンと上げられたらなという気持ちを抱えつつ、本記事はこの辺で。それでは次の記事で~。

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