デジカBT18「エレメントサクセサー」全カード事前評価~友樹・泉編~

・どんな記事?

 新弾のカード評価でワイワイしたい感じの記事です。

 最初の記事を乗り越えて、この記事は今回の事前振り分けで一番少ない記事のはずなのに、中身が濃い口なおかげでボリュームがすごくて、なんてぇすんげぇ弾なんだといきなりヒィヒィ言っております。

 今回と次回は4人のテイマー&デジモンがそれぞれサイクルで構成されており(ダスク周りを除く)共通部分は一括でまとめられて助かりそうか?と思う一方で、それぞれに注目したアプローチでも考え甲斐があるように特徴などで独自の活用法も提示されています。
 いろいろ考えるのが好きな身としては嬉しい一方で、記事のボリュームはどうなっちゃうの~?とはなりつつ、元気に頑張っていこうと思います。

 ここからは毎度のお断りとなりますが、まだ触っていないので印象に基づく評価にはなります。

・「なるほど!」や「やはり!」
→プラスの裏付けに。
・「これは違う」だったり「一理あるかも、う~ん?」
→反面教師・ご自身の認識の裏返し?に。

 気になったところだけでも、それぞれが受け取った形で、ご覧いただいた方の考えを深めたり広げたりする助けになったら幸いです。


・ここからカード評価

・氷見友樹

 まずはサイクルの共通部分について。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色で4コスト
・片方は開始時破棄でメモリー+1&進化元で手札強化
・もう片方は開始時破棄で1ドロー&テイマー登場効果

 といった感じ。

 コストを支払って登場させるには結構重たいので、自分が狙いたい戦略に対して、盤面に置きたい枚数とそのために必要なコストor効果がどれくらい必要になるかは事前にある程度はイメージしたいところ。

 また、メイン開始時の手札破棄効果はトラッシュを利用するカードも含まれるので、その準備を進めながら行動リソース確保が狙える点は便利さがある。
 が、テイマーを手札から登場させることが多い(≒手札の母数が減りやすい)ため、使ったらさらに手札が減るメモリー+側は勿論。ドロー側も手札がカツカツだが効果を使いたい時、トップ次第では裏目になるケースも見られそうな点があるため、置いただけであまり仕事ができないケースも考えられる。
 テイマーが過剰になってしまうと、この問題が重複してさらに悪化が予想されるため、今までのハイブリッド体デッキ以上にバランスには気を付けたいことと、なにかしらの手札補強手段の重要度が大きくなりそうなことは事前に意識しておきたいところか。

 進化元でのテイマー登場効果組はテイマーがテイマーを増やす非常に強い展開を狙える点で積極的に狙いたいパワフルさもあるが、どちらも基本的にバトルを介する必要があるため相手依存な点や、ACEなどの干渉があり得る点は困るケースもありそうだ。
 できれば他の展開方法も併せて準備できるとより安心できそうだ。

~~~ここまでサイクル↑ ~ ↓ここから友樹個別~~~

 続いて「友樹」独自の部分を掘り下げていく。
こちらは前回登場したBT7「氷見友樹」並びに各ハイブリッド体も青なため、今弾と合わせての運用が検討できるほか、各「ストラビモン」も青が主体のため、そちらも取り入れることができる。

 単純にレベル3は「ストラビモン」や「ウッコモン」に、「友樹」周りのハイブリッド&十闘士を中心に、「源輝二」「紅炎」「メンタル・トレーニング」などを必要に応じて組み入れるデザイナーズっぽい構築でも、結構戦い方の引き出しとパワーは確保できそうで、【氷見友樹】デッキないし【エンシェントメガテリウモン】デッキというのも趣深さと遊び甲斐を兼ね備えたデッキに仕上がりそうな期待感がある。
 このアプローチでは「獣」に注目して、レベル3を赤にすることでBT15「ピョコモン」だったり、さらに意欲的にいくならBT15「ピヨモン」を始めとした「獣」シナジーの取り込みも検討できそうで、想像以上に奥深いかもしれない。

 また、「氷雪」側のパートナーとしても、そもそもの母数増加でデッキとしての厚みが出て、デッキ単位の強さが増しそうな点がありがたい。
狙う戦略もしっかり進化元破棄戦略でマッチしている点も同じく。

 また、現状のヘクセブラウモンデザイナーズ路線は、まだアーキタイプとしては芽生えたてなデッキなこともあり、素直な順当系ゆえの脆さが気になるシーンもあるように思える。
 事前準備はいるが、こちらのヘクセブラウモンが対処された直後に、巻き返しとしてダイペンモン→ヘクセブラウモンでイニシアチブを即座に取り戻したり、点数状況によってはハイブリッド攻勢での詰めに切り替えるなど。
 今弾分の戦略を取り込むことで、「氷雪」での結びつきの中で引き出しが増えることになるのは、今後も含めて嬉しい限り。

・ペンモン

 まずはサイクルの共通部分について。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色
・1コスト進化、0コスト特殊進化なし
・自身/テイマー→多色進化のサポート
・進化元効果はキーワード
・ハイブリッド体を持たない

 といった感じ。

 特殊進化を持たず1コスト進化なため、育成→自身進化という流れは堅実さはあるものの軽減でマイナス1コストと進化の1コスト分で差し引き0でメモリー得はできていない点は注意。
 それどころかサポート対象が多色(≒進化コストが大きいものが多い)なため、漫然と使ったのでは1→2の計3コス進化となりかねず、オーソドックスな0→2の計2コスト進化に比べて、効果をしっかり使ったうえでメモリー損になりかねない点はしっかり踏まえたい。

 基本的には進化コストがかかることはデメリットではあるが、1コストの動きができることでメモリ調整がしやすく、最終的に相手に渡すメモリーを小さくしやすい点は時にメリットにもなる。
 それによりターンの往復回数が増えることで、今弾テイマーのメインフェイズ開始時や、このサイクルも持つ〔ターン1回〕効果も発揮できるチャンスが増える他、ドローフェイズのドロー回数も多くなりやすい。活用できれば大きな動きへの準備がしやすくなるだろう。
 これらは相手にも言えることなので、一方的に得ができるばかりではないし、3確保テイマーを置かれてしまうと狙い通りにはいかないが、この考え方自体は頭の片隅においても損はなさそうだ。

 進化元効果はそれぞれの自分の色らしいキーワード能力となっており、共通色となる赤・黄、かつレベル3で確保できるのは貴重なため、特徴を活かしたデッキでは進化コスト1を踏まえても独自の強みになりうる。

 ハイブリッド体を持たないので、コンセプトだったり今弾での構築を重視して、それらのシナジーのあるデッキに組み込む際は、誤ってハイブリッド体として扱わないように気を付けたい。

 総じて、ハイブリッド系デッキに入れるには悩ましい点もあるため、それぞれの色・特徴を活かしたデッキへの投入の方が考えやすそうな印象がある。
 しかし、オプション向けの色の確保のしやすい混色である点と、ハイブリッド持ちのレベル3には乏しいメモリー操作を行える点は今弾のコンセプト内でも光るものがある。
 「ボコモン」「ペンモン」「ティンカーモン」もしくは「ネーモン」「コカブテリモン」「レオルモン」とそれぞれの色に応じた今弾レベル3組を併用し、これらはできるだけ進化を控えメモリー補助要員とすることで、長期的な行動回数やメモリー調整力を重視したアプローチとして厚みを出すこともできそうだ。
 前述の懸念点や、相手の対応力に左右される点から、これが有効かは書いておきながら懐疑的ではあるが、実際に回した後に上述のいずれかにもしや?を感じたときは考慮に加えてみることはできるかもしれない。

~~~ここまでサイクル↑ ~ ↓ここからペンモン個別~~~

 「ペンモン」にクローズアップしてみると、赤・ワクチン・鳥を併せ持ち、それらのシナジーを含むデッキへの投入が検討できそうだ。

 進化元消滅時を持つわけではなく、進化コスト1を思うと厚く取るのはこれらが気になる部分もあるが、単純にジャミングという能力が強力であり、セキュリティが減った時に誘発する効果もあるため、融通が利きやすくなるのはありがたそうだ。
 多色サポートについても、P「セーバードラモン」など、時折狙うチャンスはありそうだ。

 以上より、鳥デッキに好みに応じて1~2枚入れて、取れる選択肢を増やすというのは一考の余地がありそうだ。

 また、ジャミングのみに注目しても、赤のレベル4~5でアタックをしかけたいデッキ。
 例えばジョグレス絡みだったり、ACEを活かしたかったり、あるいはデッキの主役の打点(SA)が控えめだったり、そういうデッキでDP+以上に安心感のあるアタックを狙う手段として声がかかることもありえそうだ。

・チャックモン

 まずはサイクルのおおよそ共通部分について。
※以降、設定よりヒューマン側とくくったりもします。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色
・特殊進化2-0(ダスクのみ2-1)通常進化3
・アタック時でハイブリッド体への進化効果
(レーベ、ダスクはトラッシュから、レーベは軽減もなし)
・進化元効果は共通のテイマー登場効果(ダスク除く)

 といった感じ。

 こちらはビースト側に比べてコストが軽く、アタック時効果も合わせて起点として扱いやすそうなデザインだ。
 特殊進化テイマーを重視したデッキでなければ、通常進化側のコストになることもありそうだが、それでも3コストのため3確保と合わせて進化→アタック時で進化までが狙いやすそうな点は助かる。
 素直に自身をビースト側やレベル5組に進化させるのも進化元効果を準備でき堅実な攻撃が狙えるほか、テイマー2面から、2コス進化(≒指定のテイマー)+2進化(旧ハイブリッド体orヒューマン側&指定テイマー)が揃っているなら軽減によって2→1の2面を動かすルートも考えられ、縦にも横にも繋がりは広い。

 また、シナジーに必要なカードが更に多くなるが、BT9「X抗体」などのアタック時に進化できる効果を併用することで、レベル5ハイブリッド→レベル6といった進化も考えられる。
 渡すコストも大きくなりそうで、実戦的に運用できるデッキに仕上がるかは懸念もありつつ、テイマーから一息にレベル6まで伸びるのはただ切って捨てるには惜しい光るものも感じる。

 デーヴァ系を絡めたドゥフトXのデッキ、いわゆる【ドゥフトデーヴァ】では、1体目の「ドゥフトX」までをデーヴァに任せて、2体目以降にて「フェアリ+X抗体」→「ジェッシル」→「ドゥフトX」と繋げられる点はあるいは?と感じたりもする。
 もっとも【ドゥフトデーヴァ】の構築・運用に明るくないため、有識者の方々にとって現実的でない案だった場合は、そっと胸の奥にしまっていただけるとありがたい。

 進化元効果はゆるめの条件でテイマーを登場させることができ、テイマーの重要度が特に高いハイブリッド体デッキでは非常にありがたい効果。
 BT7「友樹」「泉」「輝一」は登場時効果を再利用できる点も嬉しい。
それぞれのテイマーを重視したタイプのデッキの他、「泉」は「マグナガルル」側の共通色の黄色であるため、進化コストがかかることを割り切れるなら、そちらで繰り返し登場を重視した運用も一興か。

 という面もありつつ、このサイクル+上に乗せるカードが必要でなおかつ元手になるテイマーが必要で特に元手のテイマーが重要。
 ハイブリッド体が離れるときの1→0を1→1にして戦線の維持には貢献するが、0→1にできるわけではないのは気を付けたい。
 特に今弾のテイマー陣&このサイクルを主体に構築した場合、0→1を助けるテイマーの展開効果に乏しくなる可能性があり、テイマー陣が揃って高コストな点も相まって立ち上がりがゆっくりになりやすい懸念がある。
 このサイクル→レベル5を重視して上に伸ばす場合は手札から出してやりくりでもなんとかなりそうだが、上記の2→1ルートのような複数列の展開による横方向を重視したい場合は広げるための策は準備しておきたい。

~~~ここまでサイクル↑ ~ ↓ここからチャックモン個別~~~

 「チャックモン」に注目すると、専用デッキ以外でも「ブリザーモン」(+「ダイペンモン」「エンシェントメガテリウモン」)と合わせての採用も検討できる。
 単体でもハイブリッド体+テイマーのアタッカー要員になりながら、有用な相手には進化元破棄による解決手段にもなりうる点は嬉しい。
 それに加えて、「ブリザーモン」に繋げれば相手の脅威を1手ごまかしながら1点、次のターンまで生き延びたらもう1点という流れが狙えたり、「ダイペンモン」に繋げることで自身の進化時と合わせて氷装or進化時、場合によっては両方を活かして盤面の巻き返しを狙える。
 赤or青の3確保テイマーがいるデッキなどでは、打点力の補強や対応できる引き出しを広げたいとき、思い出せると役に立つこともありそうだ。
 
 赤の「獣」、青の「獣人」「氷雪」など、シナジーを活かしての採用が検討できそうなデッキ幅は意外と広い。
 【友樹】デッキに赤の鳥・獣要素の案は「友樹」の部分で述べたが、逆に赤の鳥・獣デッキにこのカードを入れることで、効果で回収できるハイブリッド体としての活躍も見込めるかもしれない。
 多色カードで本筋の動きへの貢献度は低そうなため、積極的には採用しにくさがありそうだが、テイマーや速攻付与など、デッキ単位での戦術の方向性とハイブリッド体自体はマッチしているので、1枚など少数採用は選択肢として頭に入れるくらいはしても損はないと思われる。

・ブリザーモン

 まずはサイクルのおおよそ共通部分について。
※以降、設定よりビースト側とくくったりもします。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色
・特殊進化3-1、通常進化4
・キーワード能力&登場/進化時効果(ベルグ除く)
・進化元効果はキーワード能力(ペンモンサイクルと同じ)

 といった感じ。

 直接の特殊進化で3、あるいはヒューマン側からのスライド進化で2→1でアタックまで含めた運用がしやすくなるギリギリのラインで、通常進化の4コストは多色レベル6でも特殊進化で3コストも一般的な直近のデジカでレベル4に払うには流石にヘビーだ。
 それゆえ、スライド進化や後述のレベル5、レベル6の効果などヒューマン側とのセットでの運用。もしくは拓也&輝二編で紹介したようなカードで直接進化元に置くなどがベターな運用になりそうか。
 各テイマーを重視したデッキならば単体での進化も動かしやすく、名称指定効果の片方としても重要なため厚く取りたいくらいだが、「カイゼル」「マグナガルル」「スサノオACE」路線では採用枚数には気を付けたいところ。

 ヒューマン側と揃った場合、レベル4で運用する場合はヒューマン→ビーストの順で進化する方がキーワード能力は得られ、アタックする場合はアタック時効果の軽減も無駄にならず、ヒューマン側の進化元もありと、デザイナームーブらしくお得になりやすい形になっている。
 ただし、「ボルグモン」「カイザーレオモン」については、進化時効果で先に干渉した方が有効なケースがありえそうな点や、レベル5への進化&アタックが必要なケースではビースト→ヒューマン→アタック時効果でレベル5へと繋ぐケースも考えられるだろう。
 どちらにするか悩むケースの遭遇頻度、特にこれで明暗が分かれるのはそれほどは多くなさそうにも感じる。しかし、いざそのケースというのはギリギリだったりピンチだったり、必死に考えるシーンになりそうなため、そんな時にこのことを思い出して冷静に判断できると救われるゲームもあるかもしれない。
 例えば「ダイペンモン」が絡む場合、元々相手の進化元が少ない場合など、ブリザーモンから入るルートで「ブリザーモン」進化時+「ダイペンモン」進化時+アタックによるバトルで最大3面対処できるが、手なりで「チャックモン」から入ってしまい、コストが足りず1面残ったために負ける、なんていうのはない話ではなさそうだ。

~~~ここまでサイクル↑ ~ ↓ここからブリザーモン個別~~~

 「ブリザーモン」に注目するにあたり、前述のビースト側サイクルの部分で前述したように、組み合わせを重視して考え、まずは「チャックモン」からの進化について触れていく。

 DP7000ジャミングでのアタックというのは、ジャミングで果敢にアタックしやすく、殴り返すには意外と軽くない要求になるシーンもあり、「ガルダモンACE」や「ズドモンACE」などのブラスト進化も考慮しだすと厄介さはさらに増す。
 そのため、レベル4で継続して殴っていく運用にマッチしており、今弾「チャックモン」→このカードの流れの場合、進化元持ちテイマーからの進化なら継戦能力を確保、それが「友樹」なら1連の流れが2コストと軽さまで兼ね備える。
 序盤~中盤はこれらの運用で従来のハイブリッド体と比較して早い仕掛けを狙って、相手に対処してもしなくても厄介な打点を押し付け、終盤は従来の詰めの打点として活躍するなど、試合を通して活躍が期待できる。(序盤は揃えばという前提の負荷が大きくなるため、噛み合えばという話にはなってくるが)

 また、早い仕掛けへの相手からの繰り返しやすい対応として、ブロッカーやアタック時による対処が考えられるが、「チャックモン」などの進化元破棄と合わせて、自身のレスト封じが適用できればそれらを封じられる。
 そうすることで新たな応手の催促、もしくは次のターンの行動を許容するかを迫ることができそうなのは、自身の運用の苦手への対抗策を備えているとも見られ好印象だ。

 と、書くと非常に強そうで、これで仕掛けて除去されてもテイマーを元手に繰り返すだけでも結構やれそうな期待感もあるが、あくまで(3確保テイマー+)「友樹」+今弾「チャックモン」+このカードが揃う要求値がそこそこするうえ、同じサイクルを繰り返そうと思うとハイブリッド体はその分セットで揃える必要がある。
 トラッシュからの回収手段もあるため、懸念するよりはなんとかなる部分もあるか?とは思いつつ、それでもそもそもの1セット目がなかなか揃わないケースもそれなりには遭遇しそうだ。

 また、あくまで堅実な打点を地道に刻むといった動きにはなるので、早い仕掛けや拘束が上手く作用するなどで継続して強みが出てくるものになる。
 この挙動で一気に巻き返し!とは行かない点もあり、あまりこのセットをそろえるのに固執して仕掛けが後ろ倒しになっては、デッキ全体の運用として本末転倒になりかねないため、状況に応じて拙速でも攻める必要がありえることには気を付けたいところだ。

 そして、「ブリザーモン」単体としては「氷雪」デッキにて「サモンフロスト」を盛り込みたい場合、登場候補としての運用も検討できる。
 単純にスペックで見ても、そのまま進化せずに運用してもアタッカーとしての魅力があることに加え、登場時効果が1体を指定する効果のため、適用後に進化元を増やしても拘束が続く点は地味にありがたい。

・ダイペンモン

 まずはサイクルのおおよそ共通部分について。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色
・特殊進化3、通常進化4
・共通の手札から3進化の効果
(トラッシュのヒューマン・ビーストを要求)
・ペンモンサイクル、ビーストサイクルと異なるキーワード能力

 といった感じ。

 通常の進化コストは他の混色カードでも見られる構成という感じ。
採用時は、対応するハイブリッド体と併用するケースが多いであろうことを思うと、4コストでの進化は懸念にはなりにくいだろう。
 むしろ、ヒューマン側からアタック時で進化するケースでは、2コスト進化、かつアタックしながらになるので、テンポ的には一般的な単色デッキより早いまである。

 また、準備は必要になるが、手札効果によってテイマーから3コストでレベル5に一息で進化することができる。
 3確保テイマーと合わせればそのままテイマーからレベル5でアタックできるのは勿論。レベル6に進化することもできるため、BT11「ミラージュガオガモン」「ウェヌスモン」EX7「ヴォルケニックドラモン」EX7「ヘクセブラウモン」などなど、相手への干渉力が高いデジモンをここぞのタイミングに合わせる運用も強力そうだ。
 「拓也&輝二」+ハイブリッドor十闘士や、進撃持ち、要求は上がるがBT9「X抗体」&X抗体のレベル6などと組み合わせることでアタックすら交えた応手になりうる。

 これらの要素はBT17「アルダモン」「ベオウルフモン」らで、部分的には既に登場はしていたが、セットになるカード群の色・テキストが違うことに加え、対象テイマーが色のみになっておりグッと幅が広がっている。
 コンセプトによってはシナジーするカードに乏しいパターンや、レベル6の重要度が高い、複数並べられたら強力そうだが順当系でシナジー内に展開効果が乏しいケースなど、このサイクルと指定のハイブリッド(+α)に新たなブレイクスルーを期待して貪欲に取り込むデッキも見られそうだ。

 キーワード能力はポイントで述べた通り、レベル3・4のものと被らない能力になっている。

・突進&貫通
→除去&打点兼用の定番のシナジー
・衝突&ブロッカー
→併用にはもう一工夫いるがバトル機会を逃しにくい
⇒自身の今弾テイマーの進化元誘発サポートに。

・ジャミング&氷装or道連れ
→ジャミングに対応はしたいがバトル補助で厄介。
⇒レベル6ACEも自然に構えられる。

と、シナジーの噛み合い方はそれぞれではありつつ、それぞれに組み合わさる旨味はあり、手札効果からの進化で流れの中で進化元に入るため、発揮機会にも恵まれやすい。
 序~中盤はレベル5で繋ぐパターンも考慮できると戦い方の引き出しが広がりそうなので、どういう強みがあるかは事前にイメージしておけると実戦で活かしやすくなるだろう。

~~~ここまでサイクル↑ ~ ↓ここからダイペンモン個別~~~

 【友樹】デッキや「氷雪」などにおけるBT18「チャックモン」「ブリザーモン」と合わせての「ダイペンモン」についてはここまでで結構触れてきたので、そちらは簡単に。

 相手の仕掛けに対する応手として、氷装・進化時効果によって条件さえ満たせば大型デジモンにも対応でき、返しとしてはレベル6並と言っても過言ではなさそうなほどの活躍を期待できるデザインだ。
 ハイブリッド体ゆえ、相手の仕掛けに合わせるというのもやりやすく、デッキによってはこれ1枚でかなり動きにくくさせられるだろう。
 こちらから仕掛けるケースでも前述の氷装&ジャミングの厄介さを押し付けられ、そのついでに登場時を使ったレベル3などを除去して相手の動きを狭めるパターンも嬉しい。

 単体での採用があり得そうなデッキとしては、「ムゲンドラモン」「カオスドラモン」系デッキの赤黒レベル5サイボーグ枠になりうる。
 デッキの性質上、効果が重複したとしても散らす意義があるデッキなのだが、なんと無条件のお互いのターンのDP+は、このカードと後述の今弾「ジェットシルフィーモン」しかいないはずである(条件付きはEX3「サイバードラモン」がいる)
 指定アタックだったり衝突、ブロッカーの付与に「アナログマン」での攻撃誘導、それらによるバトル消滅による誘発など、各種シナジーの柱になる数字が底上げされるのは動きを強くしやすくてありがたい。
 耐性効果を催促されるラインが上がることによる場持ちの地盤強化に繋がるのもあり、地味かもしれないが突き通せば究極足り得るという感じで、ひとたびラインの完成を許してしまえば応手の備えがないデッキがさらに増えたのではないかと思われる。
 以上の点から、直近では主流な印象の順当ベースに今弾「ダイペンモン」「ジェットシルフィーモン」を任意の枚数組み込まれるのか、有識者の動向が気になるデッキの一つだ。

 加えて、実際の構築配分がイメージできておらず絵に描いた餅どまりになりそうな懸念もありつつ、両レベル5ハイブリッドの手札効果からの「ムゲンドラモン」「カオスドラモン」への進化を取り込んだ、登場型と順当形のまさしくハイブリッドのような構築も生まれうる土壌は育ってきているように感じる。
 そもそも50枚にいい形でおさまるのか、おさまったとして安定感はいかほどか、挑む前から懸念は浮かびつつ、挑戦心はくすぐられるアプローチには感じられるので、手が回せるようならまずは50枚におさまるか、考えてみたいところ。

・エンシェントメガテリウモン

 まずはサイクルのおおよそ共通部分について。

・色は共通色(赤or黄)+自分の色
・通常進化3
(エンシェントスフィンクモンのみ4)
・デジクロス-2持ちで11コスト
(エンシェントスフィンクモンのみ12コスト、対応カード増)
・登場進化時/離れた時効果を持つ
(特徴はハイブリッド以外それぞれ)

 といった感じ。

 混色ながら3コスト進化であり、前述のとおりデザイナーズデッキ以外にも他のサイクルのカードと合わせて採用されるケースも検討できる点を思うと、特殊進化などの要求もなく軽く進化できるのは地味ながらありがたい。

 デジクロス2枚で7コスト、「古の守護神」と合わせるなら実質5コストと、登場での運用も組み込みが検討できるデザインになっている。
 もっとも手札消耗も激しくなりやすいため、主戦略というよりはサブ戦略としての運用にはなると思うが、予めの準備なく手札に揃ってさえいればいいのは本線の動きの妨げになりにくい点は助かる。

 登場/進化、いずれでも効果が使える点、離れた時効果で後続が残せる点など、部分的に「ヌメモン」「もんざえモン」系デッキの強みに重なる部分があるとも考えられる。
 あちらは今や「ウッコモン」やグッドスタッフなカードを組み入れた形を主体に実績豊富で、冷静な目で見比べると及ばぬ点もあれやこれやと出てくるであろうものの、あちらも頭角を現すまで、現しはじめた頃は自分含め、今振るわれている程の実力を認識できていなかった人も見られたことを思うと、このサイクルも今テキスト時点で感じている実力以上のポテンシャルを秘めているのでは?という期待をしてしまう部分もある。
 類似性という点では、BT17「エンシェントグレイモン」「エンシェントガルルモン」の活躍もあり、それに似た部分をデザインでもある点も、もしや?の上乗せになってくる。

 こうまで述べつつ、環境最前線級を期待するには、むしろ参考にしたカード群が壁として立ちはだかる部分もあり、トーナメントシーンでの活躍に太鼓判!……とまでは自分の見識では言えないのだが、研究のし甲斐はあるいいカードとは感じるので自分でも触ってみたい。

 またレベル5サイクルで前述した、3確保テイマー&レベル5手札効果で進化→レベル6のパターンにて、「拓也&輝二」からなら干渉・アタックの両方を兼ね備えた運用もできる。
 あちらで上げたグッドスタッフ的なカード群のパターンと比べると、うまく動いた際のカードパワーの面では譲ることにはなりそうだが、デッキ単位で見た時のシナジー受けというのは強みになり、干渉・アタックどちらもできる点も何かの助けになりやすい点もあり、こちらも検討候補にはなりうるだろう。
 このパターンだと、登場パターンと違いヒューマン側の進化元効果も活用でき、対処されても自身の効果と合わせてテイマー&レベル4が展開と、序~中盤で先んじて仕掛けるにもありがたそうだ。

~~~ここまでサイクル↑
 ↓ここからエンシェントメガテリウモン個別~~~

 セットでの運用の話を続けていくと流石に重複する部分が多いような、前に話したつもりでカード個別で触れようと思って忘れてしまってるような、そんな気がしつつ始めていく。

 まず、範囲型のレスト封じというのは、レスト封じがまだ新しめな効果なこともあり割かし貴重な効果で、それが登場時にも可能ともなるとヴァイクモンACEに続く2枚目(のはず)
 ヴァイクモンACE登場が積極的とは言わずとも、プレイの選択肢には上がるケースも散見されるものと思うと、デジクロス2枚という手札面での重たさはあるが、同じコストで登場しながら類似した効果を発揮。その後もオーバーフローがないどころか、離れるときに1体出せる。

 相手やタイミングは選ぶが、横並び系のデッキなどには大きくコストを渡してもライフレースにおいて疑似的追加ターンを得ることにもなりうるので、時には軽いコストで出せずとも登場させることも念頭にはおいておきたい。

 また、離れる時効果で「哺乳類」を指定しており、現時点では非常に珍しい。
 このデジモンの進化元にいなければならないことを思うと、扱いやすい範囲は狭くなりそうで、色が合うものだとBT16「パタモン」「トゲモグモン」なんかは少し面白いなと思うものの、あまりこれぞという強みも提示できないため、個人的には今後のカード公開の時に噛み合いそうなカードを見つけ時に思い出せたら、という気持ちだ。

・織本泉

 ここからは前述したサイクル部分については重複する部分もあるとは思うが、基本的には各デッキやカードについて絞って記述していくため、お手数をおかけするが、気になる点が生じた際はそちらも合わせて再確認していただきたい。

 「泉」は今弾「カイゼルグレイモン」デッキや、エンシェントイリスモンデッキでの採用が検討できるか。

 まず、「カイゼルグレイモン」デッキにおいては初手に置くのに向いている印象だ。なんなら「拓也&輝二」を持っていても先に置きたそうだ。
 これはルーティングの方が仕事のし始めが早いというのもあるし、相手が進化元を嫌ってレベル3デジモンの登場を控えるなど、優位に働くケースが想定されるからだ。
 相手が自身の動きを鈍らせてくれるなら、踏み倒しはできなくとも、通常の登場をさせる猶予は生まれやすくなることが期待できる。

 エンシェントイリスモンデッキは、BT7組が黄色なこと、他に参照する特徴「妖精」「鳥」が色は悪くないがもう片方が噛み合いが薄くなりそうなど、「友樹」デッキに比べると組む際の難易度は高そうだ。

 そのうえで構築をする場合、BT7「泉」は登場時効果で回収する色指定がなく、今弾「フェアリモン」の進化元効果での再利用を狙う動きはこのデッキにおいても有用そうだ。
 その動きを繰り返せた場合は徐々にセキュリティの質も上がりやすくなるため、オプションやテイマーなどを厚くするのも一興か。
 リカバリーが含まれないことをはじめ、かつての黄ハイのようにとは流石にいかないであろうものの、ハイブリッド・十闘士をサポートするオプションの増加や、ACEの登場など、違った形で後押しになりそうなカードも増えている。

 場合によってはその思考を膨らませて、「泉」重視型で今弾赤緑を軸に据えての【スサノオモンACE】デッキとして、「破壊と再生を司るもの」を厚く見て枚数を取るデッキなんかは、独自の面白さが生まれるかもしれない。

・ティンカーモン

 妖精型ということで、既存のシナジーだと緑の「植物」「妖精」が思い浮かぶ。
 それに加えて頭に飛び込んでくる「ブルムロードモン」のことも合わせて考えると、「妖精」も「貫通」も旨味に繋がるかは気になるところ。

 もっとも、ロゼモン系など同じく「植物」「妖精」を兼ね備えつつ、「貫通」を持たないタイプもいるので、それらで貫通を重視したくなった場合や、そもそも「植物」のみのデッキにこのカードを入れることで、「ブルムロードモン」の旨味の一部を疑似的に添加できるという見方もできるか。

 意欲的度合いは高まるが、久々の「ティンカーモン」ということで「ピーターモン」というシナジー路線もある。
 「ケルビモン」系のデッキでは「ピーターモン」の踏み倒し手段はいろいろある上に、多色のカードが多かったりコンセプトから横並びもマッチ、黄・緑含みで色も何とかできなくはないと、「ティンカー」「ピーター」セットが一応頭に入れられるくらいの噛み合いは有している。
(完全に余談だが見た目の噛み合いもなんだかいい感じだ)
 このカードを使いたい場合、実は一番使う意義が見出しやすい可能性はあるため、そういう方の参考になったなら幸いである。

・フェアリモン

 共通デザインに加え、進化時レストというシンプルなデザイン。

 シンプルではあるが、今弾「泉」+このカード+出したいテイマーとかなりコンパクトな形から、相手のレベル3登場に対して仕掛けられるのはこちらからすると頼もしく、相手取る場合はどこまで考慮するかを判断しなければならない点もあり厄介だ。

 また、中盤以降は3確保+「泉」2枚などの状況から、このカード2枚を使うことで、実質2体レストさせた状態でアタックできる。
 横並び+ブロッカー付与などでもなければ、ブロッカー2体というのは簡単に並ぶものでもないというのに、それ以上を準備できないなら無視して押し通ることができるのはシンプルながら強力。
 最近は攻撃誘導効果やACEなど、これだけではスルーできない相手もいるので過信は禁物ではあるが、ヒューマンサイクルとしての繋ぎにとどまらない活躍は見せてくれそうだ。

・シューツモン

 こちらも共通デザインに加え、DP+に貫通とバトルを重視したカードの教科書のようなデザイン。

 非常にシンプルではあるのだが、ビースト側ゆえの基礎DPの高さも相まってDP10000というのはレベル5すら一方的に打ち倒せうる数字で、相手のターンまで継続するのも相まって頼もしい。
 相手がレスト+「泉」+3コストと要求もそこそこあるが、「フェアリモン」とは違った形で、「泉」+このカード(+出したいテイマー)というコンパクトなパターンでも運用がしやすそうなのは、赤緑組のデッキ単位での嬉しいポイントとみられそうだ。

 また、「フェアリモン」から繋ぐパターンもレストしてバトルからの貫通デザイナーズらしく、綺麗にシナジーしている。
 バトルゆえに相手によって有効度合いが分かれる部分はどうしてもあるが、3進化+トレーニング→前に出て4進化+αのような動きに対して、「泉」を置くだけで牽制できるなど、序盤の動きに緊張感を与えられるのは強みと言えるだろう。
 牽制においては実際に揃っていなくても、もしや?が存在するだけでも仕事をしてくれることもある点も嬉しい。

・ジェットシルフィーモン

 手札効果にて、相手をレスト突進貫通を備えてからのアタックと、これまたお手本のようなデザインだ。
 ただし、レスト効果、アクティブ封じ効果の対象がそれぞれ選べるうえにテイマーもオーケーだったり、レスト効果+突進の組み合わせは盤面によって適切な対象が変わるなど、器用さゆえのベストな選択を取るために求められる判断力も求められ、さながらバトル上級編という趣だ。

 レスト対象は
・自身よりDPが高い相手(突進よけ)
・ブロッカー(邪魔させない)
・テイマー(アクティブ封じと合わせてレスト運用封じ)
・DPが低いデジモン(アクティブ封じと合わせて次ターンの殴り先)

アクティブ封じ対象は
・自身よりDPが高い相手(殴り返し防止・ライフレース)
・ブロッカー(継続した縛り付け)
・DPが低いデジモン(殴り先の確保)
・テイマー(レスト運用封じ)

※序盤ならテイマーを止めるか、諸々揃っているなら「泉」効果の殴り先確保を、中盤以降はライフレースを重視してブロッカーや相手の主力の動きを止める優先度が高くなりやすそうか。

ざっくりではあるが、こんなイメージだろうか?
他の判断候補や盤面、自分のデッキ、相手のデッキによってもまだまだ要因はいろいろありえる(例えば「マザーデリーパー(ブロッカーなし)」がいる場合は突進を吸われるので、レスト効果で殴りたい相手を寝かせるなど)ため、参考程度にはなるが判断の基準になれば幸いである。

 また、突進については今弾「フェアリモン」のアタック時から進化したときはタイミングを逃す一方で、アタック時にジェットシルフィーモンから進化できる場合は先に発揮することで、進化先でも突進を活かせる。
 主に前者での運用の際、判断をミスしないように気を付けたいのが主になるが、サイクルの部分で触れた「X抗体」のほか、「光子郎ミミ」などもいるため時にはこのシナジーについて考えてみるのも面白そうだ。

 デッキ単位の話で行くと、「ダイペンモン」でも挙げた「ムゲンドラモン」「カオスドラモン」デッキへの可能性もそうだが、BT11「マルスモン」との組み合わせもなかなかに面白さを感じさせる。
 回したことがないため想像の範疇にとどまって申し訳ないが、テイマーを参照する効果という点、進撃にてジェットシルフィーモンからの進化でもアタックができる点、貫通やハイブリッド体で決定力不足を補える点など、相互に噛み合いのよさそうな点がみられ、取り込みの検討はできそうに感じる。
 「マルスモン」に限らず、登場時点では発展途上な形で参戦することになったカードの状況変化を見直すのにもいいタイミングなのかもしれない。

・エンシェントイリスモン

 こちらも今弾「エンシェントメガテリウモン」と同じく、範囲型かつ持続する効果による拘束を行うことができる。

 DP12000というのは一部の相手には足りず、補うにもデザイナーズ内では「シューツモン」のサポートを受けての進化(登場時はサポートできない)で、あまり狙えないケースであることはやや懸念。
 という部分はありつつ、広範囲に待ったをかけられるので今弾「エンシェントメガテリウモン」同様、疑似的な追加ターンにもなりうる。

 また、除去耐性効果も豊富な昨今ではレスト&アクティブ封じというのはクリティカルな対応になりうる点や、アクティブ封じについてはDPに関係なく、後から出てきたデジモンにも有効なのも相まって、それらを使って点数を出力したい相手にとっても厄介な効果だ。

 離れるとき効果に注目して、赤の「鳥」、緑の「植物」「妖精」に組み込むには単体にせよ、セットにせよ、どこかしらに浮いた部分が出てしまいそうで悩ましいところ。
 悩ましいついでに意欲的な路線を調べてみると、主にこのカード単体での少量採用ならいくらか検討できそうな案がありそうだ。
 「ホークモン」「アクィラモン」などに注目して、BT16「シルフィーモン」と組み合わせることで、パーティションと合わせての3体展開(かつジェットじゃない「シルフィーモン」との組み合わせという趣もある)
 緑の「鳥」として「ゼファーガモン」デッキに入れることで、相手がこもってくる展開のサブプラン、殴り先を残させるなどは考えられる。
 いずれもオシャレ枠の検討対象に含まれる。くらいの印象ではあるが、緑「鳥」の「ゼファーガモン」路線は今後の強化の恩恵を受けられる可能性もあるため、思い出した際はこの路線も見直していきたいところか。

・おわりに

 今回は各色にあるサイクルの初回ということもあるし、ハイブリッド体、エンシェント組の話題にできる範囲がやたらめったら広いこともあり、気付いたことは手当たり次第という感じで、大変なことになってしまいました。
 普段は書き終えた後、上げる前に一度読み返したりもしているのですが今回はそこまで奮起できず、いつも以上に読みがたい部分も多々あったことと思われます。

 全部でも一部でも、ここまで目を通していただいた方、大変お疲れ様でした。お時間割いていただきありがとうございます。

 ここから引き続きハイブリッド体が続き、最初の大きなヤマを乗り越えたのでぐったりしたいところですが、当初の予定より難航してしまって大幅に遅れているので、この記事を書き上げたことを弾みに、引き続き頑張っていきたいと思います。

 ではまた次の編にて~。

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