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できなかったことが、できるようになる。

先日の、アドラー心理学の子育て勉強会で、

牛乳をこぼしたお子さんを勇気づけるには?

という事例を扱ったのですが、


事例を出して下さったメンバーさんが、
お子さんが飲み物をこぼした時に、
勉強会で考えたとおりに対応してみたらこうなりましたー
という報告を、グループLINEに投稿してくださいました。
(許可を頂いたので、シェアいたします)


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今日の夕食時に、娘がまたもや牛乳を盛大にこぼしたのですが、
前回のアドラーを思い出し冷静に対応できました😊

娘ははじめは怒られると思ったようでしょんぼりしていましたが、
ゆっくり話していたら、「拭くのも一人でやる!」と言って、
「ふけた♪ふけた♪ふけた♪」とご機嫌で拭いていました😊

どうしたら失敗しないか聞いたら、「ちゃんと座る!」と答えられましたし、
その後もずっとご機嫌で、「おかあさん、だいすき💕」「おかあさんいつもありがとう🧡」と言ってくれました😄

思えば、いつも先回りして話したり片付けたりだったので、
娘も、
分かってるのに…
できるのに…
とフラストレーションを溜めてたり、責められる気持ちだったかなと思いました💦

娘も私も、今回の経験を自信につなげることができました😊
ありがとうございました😊
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メンバーさん、ご報告ありがとうございました💕


やー、良い話✨


勉強会では、

「子どもがこういう行動をしたとき、
 私、こういう対応をしちゃったんだけど、
 もっと子どもを勇気づけできる方法ないかな?」

と、みんなでテキスト見ながら代替案を考えていくので、


「みんなが考えてくれた代替案」だから
現場でやってみよう!

って思えるのもありますし、


あとは、
自分の家でも同じようなことがあったときは、
あの時のあれを、うちでもやってみよう!
と思えるのもありますし、
(子どもの失敗って、どこのご家庭でもよく似ているので)


さらに、
「仲間が頑張っているから、私も頑張ろう!」
と思えるのもありますし。


グループって、良き🧡


それから、
子どもの成長って、
大人をも勇気づけるんだなー
と思いました。

今まで、
失敗しても、リカバリーの方法を知らなかった。
だから、自分の力でリカバリーできなかったお子さんが、

自分の力で、リカバリーできるようになった。


これは、嬉しいだろうし、

「失敗しても、私は大丈夫。自分の力でリカバリーできるから」

と思えるのって、

そう思いながら、ここから先生きていくことができるのって、

どれほど、安心につながるだろう✨


最近、(アドラー心理学ではない)子育て講座を受講したのですが、
その中で、講師さんが、
「大切なのは、目に見えない部分です」
と何回もおっしゃっていたのが印象的でした。



親や教師、大人はどうしても、
子どもの、目に見える「行動」の部分に注目して、そこをどうにかしようとするけれど、
(宿題しない、とか、友達が少ない、とか、遅刻する、とか)

目に見える「行動」の奥にあるものが大切なんです、
そこを見ようとしてください。

というお話が、とても心に残ったのですが、


この子の、目に見えない部分で、
「わたしは大丈夫!」
が増えたんじゃないかなー、
と思うと、
ものすごく嬉しい🧡


子どもが、
今までできなかったこと
(今回だと、失敗のリカバリー)
ができるようになるのって、
ものすごく嬉しいことだし、


また、
メンバーさんも、
今までより、さらにお子さんを勇気づけることができるようになったことも、
とても嬉しい。


「スラムダンク」17巻


誰かが成長するのって、
誰かが、それまでできなかったことが、できるようになるって、

子どもでも、大人でも、
とても嬉しいことなんだなぁ、
と、改めて思いました。


お子さんが、まだ飲み物をこぼす年齢域のみなさま、
よろしければ、「失敗した子どもを勇気づける」代替案、
1回やってみてくださいねー😄
こんなやり方もありますよー。

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