見出し画像

技術と中身

ストアカで
ランゲージアーツ(言語技術)の講座を開催されている
アリソン先生が、
秋田に泊まりに来てくださいました😊

in 御座石神社


アリソン先生は、
海外の企業で働いていたときに、

「英語が話せるのに、
海外の人に、
あなたは何が言いたいのか分からない
と言われる」

謎現象を体験し、
原因を探ったところ、


「日本人は、
 意見を人に伝えるための
 ランゲージアーツを学んでないから」
(※海外は義務教育で学ぶ言葉の使い方の技術)


ということを知って衝撃を受け、
その後、自力でランゲージアーツを学んだ先生です。


アリソン先生の講座はこちら


たとえば、
イギリスの外資系で働いていた時に、
ボスが日本人に変わり、
現地の全スタッフが集められて、
新ボスの着任スピーチを聴く機会があった時、


「新しくボスになった◯◯です。

私はあまり英語がうまくありません。

私は◯◯大学出身です。

みなさんどうぞよろしくお願いいたします」


的なスピーチをされ、

スピーチで語るべき、
・私は何者か
・なぜ今回ボスになったのか
・この支社をどうしていきたいのか
的な内容がなかったため、


現地スタッフが、
「で、新ボスは何が言いたいの???」
と困惑したとか。


(1)スピーチの型を学んでいない
ことと
(2)そもそもスピーチで語るべき、
自分なりの支社のビジョンがない
ことがあいまった結果の事故のようですが、

スピーチに限らず、
誰かに何かを伝える時には、

(1)技術
(2)中身

どちらも大事。

技術だけあっても、中身がなければ無意味だし、
中身があっても、技術がなければ相手に届かない。


外資系企業であれば、
スピーチやプレゼンテーション、会議でのファシリテーションなどの
ランゲージアーツは
ちゃんと研修で叩きこまれるのかと勝手に思っていましたが
そういうものでもない模様です。


(ちなみに、
日本にある外資系企業に赴任する海外スタッフは、
「日本人は結論をしゃべらず、
 決定を先送りにする」
などの、「日本人コミュニケーション」については
研修で叩きこまれてから赴任しているとか)
(海外の方、大変…)


日本人が
プレゼンテーションでしゃべるべきことをしゃべらないため
品質はよくても物が売れず、
結果、海外の企業にボロ負けしている、
などのお話も聞きました。
もったいない~…。


言葉の力で、せり負けてしまっているんだなぁ、日本は。


ちなみに、
日本の企業、
「海外の企業に買収されることによる、外資系企業への転換」
ケースも増えているようで、

「日本から出ないから、英語いらない」
時代でもなくなっているようです。


英語で、ランゲージアーツが学べるアリソン先生の講座はこちらです。
ご興味がありましたら😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?