日本は蝿の王国―税金でハエを飼育してきた日本人有権者―
■ご挨拶
自民党総裁選挙が終わりいよいよ増税路線が露わになってきた今日この頃だが、相変わらずの思考停止とカルト信仰に走る日本人有権者に対する賛辞(皮肉)のような記事。
■あの9人の候補を見て何も感じない有権者諸君
そもそも自民党内のお家騒動をスポンサーへの忖度といえ【無駄で無意味な地上波利権】を使って大々的に大本営放送していたメディアにも呆れるが、あの面子を見て
「自民党は生まれ変わるぞ!」
「今度はクリーンで不正の無い自民党!」
・・・頭大丈夫ですか?
戦後70年余りも与党一強を貫いてきた日本を牛耳る大組織が『綺麗で、クリーンで、国民に真摯・・・なわけがない』と考えられない所が『G7随一の思考停止な痴呆民族』と言われる所以である。
あの面子を見て
・全員財務省の犬
・当然緊縮財政、増税大賛成
・つまり日本は今後も生きづらい衰退国家路線を辿る
有権者がこの程度の解を即座に導き出せないからこそ自由民主党が戦後日本を牛耳ってきたワケであり、メディアによる情報統制、印象操作、扇動が跋扈しているのである。
自民党やメディアが悪いのではなく『有権者が無能』なために現状況を許している、というのが事実である。
■仮に高市氏が総裁になったところで財務省には勝てない
そもそも財務省の正体をどれだけの有権者が知っているのだろうか。
WWII開戦前、戦中、戦後と大日本帝国時代の財閥、名門貴族等にコネがあり、戦後は米国(国際金融資本)ともつながってきた、いわば日本の窓口である。
彼らの権益である『日銀(中央銀行)』と『国家予算』をとは即ち日本という国家を支配しているといって過言ではない。
日本史上稀にみる首相暗殺も、国家権力である公安を抑えられるだけの存在が主犯である。
所詮彼らは窓口であり、窓口に並ぶ客は『核を握っている者』と『世界の富の大半を握っている連中』である。
彼らにとって『たかが一人の人間』など恐れるに足りない、という事だ。それが国家首相だろうが与党筆頭だろうが・・・である。
故に日本の有権者によって選出された政治業者は誰一人として財務省には逆らえない。逆らったら社会的抹殺か物理的抹殺のどちらかである。
※多少記憶力に自身のある人間なら被害者に覚えがあるだろう
もっとも、ネトウヨだの事象保守論者だのSNSに毎日便所の落書きをしている連中等は懲りずに「保守の希望!」などと持ち上げているが、そもそも彼ら自身も政治業者同様に金に集る蛆虫か思考停止のネットジャンキーでしかない。
■もはや日本に有権者は不要=遺伝子レベルで専制政治を望む国民
民主主義政治の最大の利点は『政治責任が有権者にあること』とヤン・ウェンリーは発言している。
同時にそれは、独裁政治あるいは専制政治の責任を支配者に丸投げできる事の対となっており、だからこそ民主主義を守りたいなら有権者はどこまでも政治に関心を持ち続けなければならないという宿命を訴えているのである。
従来、日本人の政治意識は『政治は政治家に任せればいい』という民主主義国家として論外なものであった。そしてこれは21世紀を過ぎた今現在も続いている。
「自民党だから大丈夫」
「自民党以外に投票はあり得ない」
つまり、日本人は民主主義のような政治リテラシーなぞ元来持ち合わせておらず、天皇に従属を依存してきた社会主義民族のまま何も変化してこなかったという事である。
WWII戦後、米GHQによって天皇は象徴とされ実権が政治業者に売り渡されたところで、骨の髄まで専制支配に染まっている日本人は
『どんなに理不尽で重税を課されても構わないから支配されたい』
というだけのことなのだ。
だからこそ日本人有権者にとって高度な政治リテラシーが求められる民主主義政治など到底不可能なのだ。
■結論、誰が与党トップになろうが日本は変わらない
元も子もない話だが、故に筆者は数十年選挙に興味関心を持たず無視している。そもそも公約でさえ当選後に無視していい国家の政治に誰が興味関心を持つのか?
精々『自称右翼』か『自称左翼』か『ネットジャンキー』等の意識高い系と言われている阿呆達である。
筆者は事あるごとに指摘しているが、日本の政治を変えたいなら政治ではなく政治システムを変えるべきである。
政治的意見、持論、公約を持たない既存の人気投票選挙ははっきりいって『政治ごっこ』ですらない、プロレスかエンタメと変わらない。
『国民的人気の政治家』などという実体なきラベルをメディアで張って大々的に広報すれば痴呆な有権者はその人物に票を入れる。こんなシンプルなロジックが戦後常に続いてきた。
アイドルやグルメランキングと何も変わらない衆愚政治の姿が今も残っているし、そもそも民主主義政治において公約破棄をしても罰則がないという状況は衆愚政治を有権者が自ら推し進めていることに何ら違いがない。
結局のところ一番愚かなのは、あらゆる事実に関心を持たず、メディアにとって都合の良い情報統制に踊り続ける哀れな有権者諸君である。
■増税も、不景気も、国の衰退も、有権者諸君の賜物
『有権者の自業自得』・・・これに尽きる。
こんな惨状を知って以降、筆者はもう日本の衆愚政治に諦観し参加意欲を失った。
SNSやGCMサイトでは今日も今日とで
「パヨクが~」
「ネトウヨが~」
「自民が~民主が~」
今時人間がやらなくてもAIによっていくらでもネット上の情報統制は可能な時代であり、『人間は自分の知りたいことしか知ろうとしない』という生理的習性も履歴データからすぐに反映される。
思考停止した人間はテレビだろうが新聞だろうがネットだろうが媒体は変わっても結局何も変わらないという事だ。
見ざる、聞かざる、知らざる・・・極めて人間らしい日本人有権者達の自業自得によって増税路線はより一層加速するし、自民党なら有事の際に時代遅れな赤紙も辞さないだろう。
筆者はそれを、ただ笑って、見ていることにする。
■後記
ネット上では筆者のような人間は『冷笑系』とレッテル張りするらしいが、冷笑されて然りという事すら自覚できない人が多いのだろう。
既に数多の検閲が実施されている大手Youtubeと違い、比較的検閲の甘いニコニコ動画では面白いウォッチャーの自由な話が聞けて楽しい。
恐らく日本人の大半は検閲ありきのYoutuberに馴染み過ぎて、芯をついている人間は皆冷笑系と評するのだろう。
都合の悪い事実に対して『陰謀論』というキーワードが好きな点も相変わらずだが、最近はワクチン製剤被接種者に同情心や優しさをかけないと『非国民』だとか・・・。
あれだけ陰謀論と騒いでおいて都合が悪くなったら『いじめ禁止』とか『差別反対』と手の平を返す日本人が近年急速に増えたように感じる。
これが衆愚政治の賜物なのだろうと納得している。
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