日本は選挙で何も変わらない―自民党という予定調和―

■ご挨拶
 今日、2024年10月27日は衆議院選挙投開票日。勿論筆者は投票に行かないが思う事を書く。


■自由民主党
 日本に限った話ではないが、特に2020年の米国で起きた「バイデンジャンプ」を含めた大掛かりな不正選挙に舵を切った西側G7。

 恐らく『民主主義』がもっとも腐敗を晒しているのがここ近年であることに間違いない。

 そして日本。

 WWII戦後、1955年に米国の後ろ盾(紐付きともいう)を得て発足した自由民主党は日本の第1党として君臨し続けた。

 彼らに与えられた役割は米国の属領たる政府の維持強化である。

 米国にとっての政治、経済、軍事、技術開発・・・それらを担うために日本国内の世論工作、政治統制。

 近年のLGBT法案可決、公衆衛生全体主義にワクチン接種事業のために国債100兆円発行。ウクライナ、イスラエルへの軍事支援(国内のプロパガンダにおける名目は被災支援)・・・そのほか数多のミッションをこなしてきたのが自由民主党という政治組織だ。

 無論、自由民主党とて万能ではない。

 マスコミを使った情報統制、世論誘導、マネーロンダリング、政治手法・・・いずれも米国による教示、技術提供があればこそだろう。

 よくメディアが騒ぐためのネタとして使われるスキャンダル、あれの大本は盗聴や世論工作によるものと言われている。

 米国(CIA,NSA)は世界中に情報網を作っており、SIGINT(電子諜報)のための設備を外国米軍基地に持っている。日本国内では三沢、横田、厚木等の大きな敷地を持つ基地にエシュロンを備えている。

 日本人の日常的な会話やパケット通信はいつでも米国が追跡できるようになっている。その気になれば不要な公人のスキャンダルなぞ容易に手に入るしばらまくこともできる。

 そして扇動に弱い日本人は彼らの情報統制によって行動する。


■選挙=一大エンターテイメント
 自身の意志で選択する=投票、という刷り込みを受けた日本人は数多くいる。しかしその実態は『洗脳』と大して変わらない。
・〇〇は日本のための政策を挙げている
・〇〇は日本の保守派だ
・〇〇は日本の□□専門家だ

・・・自分の意見を言っているつもりになっている彼らが、実のところ『情報統制』によってさも『自分の意見と思い込んでいる』だけであった・・・というのが現実だ。

人間は、自身の知りたいことにしか興味を持たない

 心理学的に証明されている現象が日々日本のメディアを通して実行されており、それをよりエンタメとして大衆が楽しめるように作られている舞台装置が『選挙』であるにすぎない。

・日本の未来のために!
・1票の力で国を変える!

 如何にも大衆受けしそうなキャッチ―を流布して大衆をその気にさせる・・・日本メディアが上手いというのもあるが、大衆があっけなさすぎる。

 現実には、自民党を始め各政党は金や宗教で外部組織に組織票を作っている。統一〇〇とか創価〇〇とか・・・当然のように大衆に知られている組織であるはずなのに、なぜか彼らが何をしているのか知らない大衆。

 それよりも大衆が気にするのはテレビに映る『有名政治家』『タレント議員』『〇〇議員』・・・メディアに彩られ、装飾された偶像のお言葉だ。

「日本を変えます!」
「日本を取り戻します!」
「日本を新しくします!」

・・・しかしその実態が増税に始まる国民困窮化、貧困化、経済破壊であることは誰の目から見ても明らかである。にもかかわらず日本の大衆はメディアの演出を楽しみ、妄信し、今日もお気に入りの立候補者、政党に足しげく投票しに行くのだろう。

 愚か極まりない。


■どうせかわらない、が真実
 筆者のように選挙の実態を知っている者からすれば茶番に過ぎないのだが、同じ見解を持っている者もそれなりにいるようだ。

「どうせ自民党」
「だれが当選しても財務省の傀儡」
「自民ジャンプ(笑)」

 ・・・多分、皆正しいだろう。

 SNSではこぞってバイト君や妄信した者による「空箱確認」とか「朝一投票報告」とか、エンタメを楽しんでいる情報拡散が行われている。

 投票箱が空だからと言って、実際の開票事務現場は手作業に始まり、最後は機械でカウントする。米国では事務作業や機械が不正だらけだったようだが、日本も不正がないとは言い切れないし恐らく不正が存在するのだろう。無いと言い切る者は阿呆か確信犯のどちらかだ。

 人類史は常に『強者のルール』で動いており、日本国内では誰が強者なのかを考えれば自ずと実態は想像できる。

 故に、今日の結果にも筆者は興味を持たない。


■後記
 選挙というエンタメはともかくとして、街宣車が朝から夜まで喧騒を撒きちらすのは公害である。即刻禁止してほしい。

 世の大多数は労働者であり、暇を持てあましている政治業者と違って休息時間は静かに過ごしたい。

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