見出し画像

描いて書くアクセサリー③

ぽろぽろぽろんと聞こえそうな横並びの雫も、耳に着けると右へ左へ思い思いの方向へ向いてしまう
自我があるみたいでいいなと思う。

軽くて着けている感じがしないし音も小さいので、時々手を耳にやってほっとしている

風が髪を攫ったり、髪を耳に掛けたりしてちらりと見えるその瞬間がこのアクセサリーの一番光る時。

目が離せなくなる。

繊細で華奢で儚い雫たちの持つ不思議な力がそこにある。

アクセサリー作家:valo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?