縁の木通信(8月号 No.36)
蔵前街歩き「KeY」創刊
新型コロナウイルスの感染のニュースの間に、酷暑や集中豪雨の話題が混ざり始めました。子供たちが感染対策と称した自粛の中でどれほどの貴重な体験を失っているか、不憫でなりません。
そんな不透明な世の中ですが、蔵前の街を歩き、多くの店や店主と繋がってほしいという想いで、フリーマガジン「KeY」の創刊に携わりました。前職でのフリーマガジン立ち上げの経験を生かして、広告の設計やスケジューリング、執筆などを十年ぶり(!)に行い、楽しい時間を過ごすことができました。縁の木の通信販売でお買い上げのみなさまへは同封させていただきますので、ぜひ蔵前にお越しの際にはお伴にしていただければ嬉しいです。
秋口にかけて、街歩きを推進するスタンプラリーの計画も立案中です。分散型で交流しながら、子どもたちにも蔵前の良さ、面白さを伝えたいと思っています。
今月の探検隊
「どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と去年から開始した定期便「味さがし探検隊」。
今月は夏で疲れた舌にも優しい飲みやすさを目指して豆を選びました。クーラーで少し涼しい屋内で、柔らかい中南米の豆の風味を楽しんでいただきたいと思います。
前半はグアテマラです。焙煎ごとの味の変化が際立っていて、どの焙煎度合いも美味しいとファンがついているのもグアテマラの大きな特徴です。今回はまず酸味を生かさず少し苦味を引き出したフルシティロ―ストをお楽しみいただきます。アイスコーヒーにも最適です。
後半はブラジル、ミナスジェライス州ボンジャルディン農園の豆です。ナチュラル(天日干し)の製法で甘みを引き出し、ブラジル独特のアーモンドミルクやナッツの香りを引き出すハイローストでお届けします。残暑の時期にホットで香りをお楽しみください。
毎号、お届けする豆の分布を下の図でご紹介していきますので、お試しいただいた後、自分の感覚で書き込む参考にしていただけたらと思います。
新プロジェクト
先月、環境省の「食とくらしのグリーンライフ・ポイント」推進事業に採択されました。KURAMAEモデルのアップサイクル商品や福祉作業所のお菓子購入時のポイント発行と寄付機能をアプリ化する実証実験に参加することになりました。環境配慮の商品を購入し、コミュニティ活動への新しい寄付の形として立ち上げの支援になればと考えています。
編集後記
総理までつとめた人が射殺される、という事件が日本で起きたことに衝撃を受けた7月の始まりでした。繰り返し流される映像に、決して理解が早い方ではない次男坊も認識して不安がっていました。一生懸命に筆を出してきて、文字を書き出すのを見ながら、彼なりの心の修復を見守りました。これから何が起こるのか、分かりませんが、自分の考えをしっかり持って歩みたいと思います(し)
今回ご案内した豆の通販はこちらからご覧ください。各国の豆のテスト焙煎やブレンド残りをドリップパックにアップサイクルした気まぐれドリップパックも珈琲手帖をつけてお届けしています。ぜひお試しください。
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