見出し画像

縁の木通信(2023年11月号 No. 51)

こんにちは。縁の木です。

縁の木通信は、オンラインショップ焙煎処縁の木の『縁の木の味探し探検隊定期便』の中に入っているオーナーの白羽からのお手紙です。
2ヶ月後にnoteでもご紹介をしております。

味探しは3つのコースをご用意!

https://ennoki.thebase.in/

地域資源の広がりを受け入れて

だんだんと師走が近づいてきました。それでも続く夏日に戸惑いつつ、お歳暮の準備を始めた縁の木です。10月27日、KURAMAEモデルでは新しいニュースリリース2本に関わりました。

1つは、墨田区の地域資源循環補助事業です。

下町でコーヒーかすの循環を目指す「すみだCoffeeloopプロジェクト開始」

「福祉事業所が資源の回収・加工を行う」役割のマニュアル化、アドバイスについて、アサヒユウアスさんが発表しました。

下町でコーヒーかすの循環を目指す「すみだCoffeeloopプロジェクト開始」
KURAMAEモデル


もう一つは、台東区でお神輿の製造・修繕などを手掛ける老舗「岡田屋布施」さん、日々の暮らしに寄りそう靴屋さん「TINTTINT&KIKOTTO」さん、何度でもチャレンジできる事業所「ユニバース」さんと、お神輿の親棒を差し替える時に出るカンナ屑をアップサイクルしたアイテムを発表しています。珈琲だけではなく地域には従来処分されていた資源が無数にあります。お声掛けいただく視点がどんどん広がり、頼もしく、わくわくします。

カンナ屑をアップサイクルしたアイテム

今月の探検隊

どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と去年から開始した定期便「味さがし探検隊」。今月の前半はグアテマラアンティグアアゾテア農園を選びました。アンティグアは、グァテマラの有名な産地です。深まる秋にぴったりの香り高い珈琲です。ハイローストでは、すっきり系のフルーティさが特徴です。やや深めのフルシティローストでは、葡萄のような味わいが感じられます。コクもありつつ、すっきりとした味わい、良い香りが特徴です。(写真はアンティグアの火山)

アンティグアの火山

後半はインドネシアバリ神山(しんざん)のウォッシュドです。バリ島の活火山バツール山の高原の指定地区にて厳選された農家よりバリ神山はつくられます。インドネシア政府の農業指導の下、農薬を使わない栽培方法を行い、収穫は完熟した実のみを一つ一つ手摘みで行われています。シティローストでもしっかりとした珈琲感、コクがお楽しみいただけます。深煎りでは、心地よい苦味がカフェオレにもよく合います。圧倒的なバランス、コク、甘みが特徴です。縁の木では初の取扱いになります。

縁の木珈琲手帖より

下町そぞろめぐり

10月からクーポンの発行を始め、コンプリートも何人か出始めました。2年連続、と自慢してくれる子もいます。昨年よりも速いペースで冊子もなくなり、既に子どもたちの質問から反省点もたくさん。来年はどんな工夫や仕掛けをしようかと今から考えています。浅草橋に範囲を広げさせていただけたことで、たくさんのご縁がつながっています。

編集後記

「歳を取ると1年が早い。瞬きすると1日経ってるんだぜ」と祖父がうそぶいたの師走に入って思い出しています。縁の木にとって今年は、10周年に向けて飛躍を誓う1年でした。地域資源、社会資源をいかに大切にし、人が多様に交流した先に見えてくる新しい世界をいかに迎えるかを常に妄想しています。今年も1年ご愛顧、ご愛読、ありがとうございました。よいお年をお迎えください(し)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?