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うちのコンポンをよろしくお願いします

edish×KURAMAEモデル実証実験のお知らせ

第1弾の有機質肥料に続き、今年の夏より第2・3弾としてアサヒグループホールディングス様とのコラボで「蔵前BLACK」「蔵前WHITE」をリリースしてきたKURAMAEモデルは、このたび第4弾の取り組みを開始しました。

コーヒークラフト「蔵前BLACK」までの循環

丸紅様の生分解性紙器「edish」の製造への原材料提供と、コンポストマシンによる「蔵前産堆肥」製造の実証実験(環境省「令和3年度脱酸素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」)に取り組みます。

「コンポン」登場

台東区蔵前には、古くからのお寺がたくさんあります。古刹も多く、地域に開かれ、フードパントリーの拠点をなさったり、地元のお年寄りの集まりの運営など、檀家さんとの営みにとどまらず、活動をされているお寺もたくさんあります。

その中で私が2年前から子ども食堂「わいがやキッチン」のおにぎりイベントや、障害を持つお子さんにかかわる人の息抜きと情報共有の場「よもやまカフェ」でお世話になってきたのが浄土宗真行院さま。
今回ご協力を頂き、なかなかの巨大コンポストマシン、
名づけて「コンポン」を設置させていただくことになりました。
これから毎日Twitterで「#がんばれコンポン」を呟いていこうと思います。応援、よろしくお願いいたします。
Twitterをされてる方は是非、フォローをお願いします。

生分解の不思議と蔵前産堆肥づくり

「生分解」「バイオマス」というキーワードには、実は含有量の課題や、撥水材や糊だけが生分解しない、といった課題があり、単純にコンポストマシンに入れれば何でも土に還る、というわけではありません。(スーパーの袋はバイオマスでも土に還るわけではない、ということです。この辺りも知ると面白いです。)

今回のedishは本来捨てられる運命にあった素材を生かして紙器にアップサイクルするだけではなく、糊や塗布材までこだわり、完全な生分解を実現しています。(その代わり価格に課題がありますが💦)
それでも、そのまま投入では分解速度が遅すぎるので、破砕機を活用するなど試行錯誤を行いながら、蔵前産の堆肥づくりに取り組むのが今回の試みです。もちろん、アドバイザーもしっかりお願いし、コンポストマシンのメーカーさんと丸紅さんに日々ご相談、コンポンのおなかの様子(人間のおなか以上に微生物がいるようです)を共有しながら進めています。
梱包材へのこだわり、という点では、第1弾の有機質肥料の生分解性袋もコンポストマシンの好条件であれば3ヶ月程度で土に還ることが可能とのこと。クラウドファンディングなどで購入してくださって使い終えた方は、お店にお越しの際に袋をお持ちいただければ、土に還る様子をレポートいたします♬

課題と試行錯誤を楽しみながら

コンポンについては、まず半年間の実証実験で、回収の仕組みづくりやできあがる堆肥の分析、堆肥の活用先探しなどを行います。その後は、と言われると、リース代のあてや仕組みづくりは課題が一杯です。
実証実験終了に向けて仕組みを構築しつつ、崩しつつ。
トライ&エラーで楽しみながらがんばっていきたいと思います。

現在、地元の小学校やカフェ以外のお店も参加いただき、少しずつコンポンのご飯を増やしております。
参加の仕方はさまざま。edish製造の原材料提供、edishの購入・活用、コンポンのごはん提供、堆肥活用などなど。
ご興味をお持ちいただけるみなさま、ぜひお声掛けくださいませ!

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