海外における大谷翔平と大坂なおみの共通点

『「なぜ話さない?」“水原スキャンダル”に関する大谷翔平の“質疑応答なし”、米アナリストが声高に批判「ほかの選手ならメディアが問いただしている」』

『EssentiallySports』は現地4月14日の記事で、大谷のメディア対応をめぐって「放送局『ESPN』のトップコラムニスト、マイケル・ケイが怒りを露わにした。ケイはミズハラの騒動が明らかになった後、声明発表を除いて沈黙を貫いているオオタニを批判した」と伝えた。

 ケイ氏は「メディアとの会話は、大勢のファンに話しているのと同じだ」と批判する理由を語り、『EssentiallySports』は「ケイの怒りは理解できる。このような指摘はこの数日、さまざまなところから挙がっている」と擁護した。

「なぜオオタニが特別な扱いを受けるのか疑問だ。なぜ質問を受けないのか」とケイ氏はポッドキャスト番組で語り、「それなら、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、アーロン・ジャッジ、ロナルド・アクーニャJr.、マイク・トラウトら、球界の大物はみんな“メディアと話さない”と言うべきだ。そうなれば、MLBが“それも仕事の一部だから、話さなければいけない”と介入するだろう。なぜ、オオタニは話さないのか」と語気を強めた。

「それも仕事の一部だから、話さなければいけない」
この言葉で
2021年の全豪オープンにおいて試合後の記者会見には出席せずに批判を浴びた
大坂なおみ
を思い出しました。

以下ウィキペディアより

2021年全豪オープン
試合後の記者会見には出席しないことを宣言した。30日の1回戦、パトリシア・マリア・ティグを6−4,7−6で破ったものの、宣言通り試合後の会見を拒否した(ただしオンコートのインタビューは笑顔で受けた)。結果、主催者は1万5000ドル(約165万円)の罰金を科した上で、4大大会の主催者合同で「違反を続けると大会からの追放、4大大会出場停止もあり得る」と警告、世界的に大きな話題となった。

大坂の(一連の うつ状態(depression)に悩まされていたなどの)言動に対し、他のテニス選手からは「会見も仕事の一部」とする意見が多く発せられ、同調する者はいなかったが、コメントには理解や尊重も付随していた。さらに、一連の騒動は種目を超えてスポーツ界全体の話題になり、NBAスターのステフィン・カリーやジャ・モラント、あるいはF1王者のルイス・ハミルトンなどから応援を受けた。

「それも仕事の一部だから(質問を受けつけ会見すべき)」
という一点において両者は共通しているようです。

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