「万博警備費、200億円を国負担で最終調整」のコメント覚え書き

万博警備費、200億円を国負担で最終調整へ 費用膨らみ別枠確保』

結局こうなったのですか。
まあ、止められないのが日本ですから。

それに先立つ話。

『「名称変わっても一緒に」吉村知事が大阪万博PRに「関ジャニ∞」起用継続を明言…岸田首相は「勝手に決めやがって」憤怒の様相』

「万博に国が追加予算を組むのはいかがなものか」との疑問が国政関係者からもあふれ出た。

 9月29日、この点を指摘された吉村氏は、こうまくしたてた。

「国民の税金は自民党のカネでもなければ、公明党のカネでもない。国のためにやっているわけだから。会場は大阪だが、(万博は)日本でいろんな技術革新、新たな未来社会をつくって次の成長につなげていこうよという事業。『自民党が』『維新が』という話ではない」

 さらに、苦言を呈する国会議員を念頭に、吉村氏はこうも語った。

「最後は自分の議員としてのポジションを大切にしているんでしょ。選挙を有利に進めようとしているのか知らないが、(苦言が)国会議員から出るのは情けないと思う。

 国をよくするために万博を誘致した。もちろん維新が最初に提案したが、決定したのは安倍(晋三)総理。安倍総理が、国の技術革新を考えたときに、『やっぱり日本の未来に(万博が)必要だよね』と判断してくれたわけ」

 吉村知事が、万博PRで関ジャニ∞の起用継続を明言したことに、激怒しているのが岸田文雄首相だという。官邸関係者がこう指摘する。

「総理は、ジャニーズ問題が今後どう転ぶかを非常に気にかけています。下手をすると参加国が万博を辞退する可能性もある。そのため、勝手に起用継続を決めた吉村知事に怒り心頭なんです。

 しかも、関西のメディアで相変わらず維新が持ち上げられている状況が気に入らないようで、『こんなに助けてやってるのに、なんのメリットもない。解散だけじゃなくて万博も見送るか』と悪態をついています。

 まぁ、万博見送りは冗談でしょうが、よほど在阪メディアの “維新推し” が気に食わないのでしょう(笑)」

気に食わないのに「万博も見送る」が口だけとなっています。
結局、万博を進めている。
決断ができてないというか。
万博は前途多難ということはもう分かり切った段階に入っているのに。
とりあえず前進していく方向で皆動いている。

『吉村府知事が万博負担増にまさかの“イタコ作戦” 誘致は「安倍総理の判断」連呼のトンデモ』

 万博会場の建設費は当初予算の1.8倍となる2300億円程度に達する見通し。JNNの最新の世論調査によれば、予算増に「納得できない」と答えた人は64%に上る。「(万博に)あまり関心がない」「全く関心がない」は計62%だった。

 万博の不人気ぶりが際立つ中、吉村氏はめげずに「国、自治体、経済界が一体となって成功させる」と繰り返すばかり。9月29日の定例囲み会見は、ツッコミどころ満載だった。

「万博に国が追加予算を組むのはいかがなものか」との疑問が自公関係者から出ているとの指摘に、吉村氏は「国民の税金は自民党のカネでもなければ、公明党のカネでもありません」などとイライラ。「(万博は)日本でいろんな技術革新、新たな未来社会をつくって次の成長につなげていこうよって事業なんだから、『自民党が』『維新が』という話ではない」と、約6分にわたって長広舌を振るった。

 国頼みの姿勢に苦言を呈する国会議員を念頭に、「最後は自分のポジションを大切にしているんでしょ」「情けない」と逆ギレ。

会見の最後は「次世代のことを本当に考えて、明治維新の志士みたいな、ああいう人たちに政治をやってもらいたいなあ」とボヤいてみせた吉村氏。負担増を強いられる国民に思いを馳せない男が、「志士」でないことは確かである。


ヤフコメ

「万博=国家事業」を強調するようになったのはつい最近ですね、春の統一地方選じゃ「維新が万博を成功させる」と選挙公約に謳い政府をこき下ろす選挙をしましたもんね、しかもその時点で万博の進捗が芳しくないことに一切触れてませんでした、各種報道により我々一般人ですら赤信号が灯ってるのを知ってましたけどね。とりあえずメディアを集めた場で岸田総理に「私が先頭に立つ」と主役交代を宣言され金と口を出してもらうことになったからには維新は国民からのバッシングを謙虚に受け止めせめてもの償いで維新関係者と維新信者が夢洲でボランティアとして工事に参加し身を切る姿を見せることだwww

これに関しては、安倍元総理の責任ではないと感じる。

そもそも、問題発覚までは松井前市長や橋下氏のことを持ち上げて、万博は維新の成果と強調していたはず。

不利な事実が発覚したとたん、責任は他者にあると主張し始めた。

これほど無責任な対応はないし、責任を取る気がないなら、初めから招致すべきではなかっただろう。

夢洲、いつまでも夢を見ている。
最初は、テクノポート大阪で6万人の新都心とする構想だった。
それがはじけて、次は五輪誘致で選手村に使う計画が失敗。
巨大な負の遺産といわれたが、次はカジノ主体のIRの誘致で復活を目指す。
そこで、万博誘致が始まった。どうみても万博はカジノIRへの批判を曖昧にして夢洲を整備するための誘致である。その時は安倍も大いに乗ったのだろう。
30年前にもどり、夢洲は、鳥たちが遊ぶ自然の埋め立て地のままが良かったのか、カジノに1兆円以上投資して悪夢を追うべきか。考えてみてもよい。

最初から大阪万博誘致は時代を読み違えたところから始まっているのではないでしょうか?1970年の日本の状態と今では全く違うはず。今の府民や国民が万博で心からイノベーティブな気持ちになれるか?という事だと思います。コストの上振れは、本当に皆んなが成功させたいという気持ちがあれば、ゼネコンや関連建設系企業も色んな工夫をもっと提案する筈。彼らもやる気が湧いてこないのは事実ではないでしょうか?今回の吉村知事の言い訳については、大阪ワクチン騒動、イソジン騒動、色んな場面で似た様な事はあったと思います。それはそれとして、この万博の意義に関して、その本質を皆んなで考えるべきだと個人的には思います。

外国のパビリオン建設が進んでいませんが、資材高騰と言っても、円安の為にそれほどの負担増にはなっていないと思います。
夢洲という軟弱地盤で交通アクセスの悪い所に選定したことが、大きく足を引っ張っていると思います。
この場所を選定したのは維新。
その為に増えたコストを、他者に負担させようと画策する姿は見苦しい。
人も来ない万策に、どんなメリットが在るの。
万策開催しました!との自己顕示欲としか思えない。
誰も得をしない万策なんて、止めてしまえ。


「200億円を国負担」のヤフコメ

費用が膨らんだ分は、強力に誘致をした自治体と経済界で賄ってください。万博のメリットが無い遠くの地方に住んでいる大多数の国民に負担を負わせるべきではない。入場料を高額にしてそれでも賄えないなら誘致した自治体が借金をすればよい。全ては誘致した自治体が責任を負うべき。

30年間賃金が上がってないと大騒ぎ。
デフレで実質賃金は他国の1/3。
円安。

って事は、実質もっと多額の費用が掛かるはずだったという事。
ならチケットはもっと高い値段(3倍ぐらい?)が適正。
まず官が見本を見せましょう。
それで成功したら民間企業もデフレ脱却に向けて頑張るのでは?

入場料金をあげれば良いだけでしょ?
倍額にしても問題無いと思うよ。
だって、それだけ「魅力的な」万博にするのでしょ?
それに、多くの入場券は、経済界などが事前に買い取って(強制的に買い取らされる?)ばらまくのだから、いくらでも高値を付けていいのではないかな。
(以下略)


「200億円を国負担」の はてコメ

で、これは誰の責任なんでしょうか。その辺を曖昧にしたまま、何百億円も税金が垂れ流されるのは納税者として納得できないんですが。

またこれで税金からの垂れ流しが……こういう事をやっているために税金が足りない足りないという。もう万博やめようぜ。

それが会場建設費に加えて警備費もかよ。“政府は17年に運営費について「国庫による負担や助成をしない」との方針を閣議了解している。”

国が負担するまではいいとして、せめて誘致に関わった人間の私財を全部没収してからやんなさいよ。本当におかしな仕組みだよ

維新の皆さん、身を切る改革をおこなうチャンスですよ。政党助成金等を返上して大阪維新万博を成功させましょう😇


これを書いて出さずにいたら新しいニュースが入ってきた。

『万博工事「超法規的措置を」 自民会合で発言、残業規制の除外求める

はてコメ

“出席議員らによると、「人繰りが非常に厳しくなる。超法規的な取り扱いが出来ないのか。工期が短縮できる可能性もある」「災害だと思えばいい」といった意見が出たという。” 超法規的か笑えないわ……。

「災害だと思えばいい」万博は災害だそうです。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•

災害ならこれは明らかに人災だ。自然災害であれば人間のできることに限度があるが、万博という名の人災ならば今すぐ中止すれば被害は食い止められる。

なんだか太平洋戦争末期めいてきた。
あのときも、このような感じだったのだと私たちは今、勉強している。
歴史は形を変えて繰り返される。

日本という国は、計画を変更できない。
止められないやまいは「日本病」。

「日本軍は、計画がうまくいっている間は、アリのように非情で大胆である。しかし、その計画が狂うと、アリのように混乱し、立て直しに手間取って、元の計画にいつまでもしがみつくのが常であった。

ウィリアム・スリム「Defeat into Victory」より

それで、今回は期限付きの元の計画にいつまでもしがみついているので、
お金は投入し続けるし、
「超法規的措置」で「残業規制の除外」をしようなんて考え始めている。

平時の日本でこうだから、戦時だともっと無茶なことをしていたのだと戦争を知らない世代でも分かってくる。

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