当事者になりたくない日本人

政府、水産物禁輸見送りへ 対ロシア制裁、地域経済に配慮(時事通信) - Yahoo!ニュース

ヤフコメ

(略)ロシア産小麦やエネルギーならまだわかる。保存がきくし、主食ならば買っておいて欧州やウクライナに支援することもできるから。水産物は日本人が食べるだけだ。 禁輸すらできないなら、ロシアが北海道侵攻してきたら見捨てるのだろう。

はてコメ

ロシアでこれだから、中国には絶対逆らえないよなぁ。「尖閣を放棄するまで禁輸」と言われたら、国内産業を守るために土下座して国土を差し出すしかないかも知れない。


最近よく「日本も国防に力を入れろ」という話を見るが、
これ、自分が当事者にならずに、自分の外に依存する日本人の動きとして見ることができる。

そして、自分が何かの当事者になると、急に態度が変わる。

日本人は安心・安全・安定が大切だが、精神レベルが落ちていると、自分で安心・安全・安定のために頑張ることなく、他者に頼ることになる。

日本の国防論も、この他者に頼る姿である。

だけども、今回のように経済制裁などで、自分の安心・安全・安定が崩れると、とたんに腰砕けになる。

もちろん、日本全体が追い詰められれば同調圧力が生じ「進め一億火の玉だ」「欲しがりません勝つまでは」となるが、そこに行くまでは、とにかく自分の安心・安全・安定を確保しようとする。

当事者になって身を切ることを日本人は嫌がる。自分だけ損をすることを割を食うことを日本人は嫌がる。

覚悟が無いということである。

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