ジャニーズファン性的消費から ぐだぐだと書く

まとまらないまま書いていく。

『ジャニーズのチンつき性的消費ぬいぐるみ、再燃する!事務所もファンの女さんも一致団結した、これが本当の「性的消費」や』に対する はてコメ

これに関連する話になると思うが「桶ダンス」に関してはファンの中から反対運動が出ていたようだ。

『ジャニーズJr.・HiHi Jetsと美 少年の「桶ダンス」に性的搾取の指摘 軽視され続けるジャニーズタレントの人権|雪代すみれ』

(2021年)9月29日、Twitter上で「#桶ダンスやめてください」という投稿が広がった。

 「桶ダンス」とは、故・ジャニー喜多川氏が企画・構成・総合演出を担当(現在は滝沢秀明氏が担当)してきたエンターテインメントショー「少年たち」シリーズの演出のひとつ。出演者がほぼ全裸の状態で、股間を桶で隠しながら踊るというものだ。

 「未成年に桶ダンスさせないで」「“伝統”という名のパワハラ」「時代に合ってない」「なんで事務所はOK出してるの?」など多くのファンから批判が殺到する事態になったのだ。HiHi Jetsは猪狩蒼弥、作間龍斗の2名、美 少年は藤井直樹を除いた5名が未成年だ。なお、2019年公演では当時16歳であったSnow Man・ラウールも桶ダンスに参加していた。

 会見を受け、「#桶ダンスやめてください ジャニーズ事務所は桶ダンスを廃止し、未成年の保護に取り組んでください」という署名運動も行われ、9月30日現在、約3,000筆集まっている。

 しかし、こうしたファンからの否定的な声は軽んじられ、「桶ダンス」の演出は予定通り取り入れられており、ファン以外にもそのことが伝わり、冒頭の「#桶ダンスやめてください」という投稿が続出するに至った。

 ジャニーズ事務所によるメンバーへの性的搾取は、「桶ダンス」だけではない。

(略)(いくつか具体的に書かれているが略す)

 こうした抗議の声があがっているように、ジャニーズメンバーへの性的消費に否定的なファンの声は少なくない。一方で、『ドッキリGP』(Sexy Zone・菊池風磨を全裸にするドッキリ)の画像・映像を切り取ってネットに載せたり、前述のように「桶ダンス」においても性的な目線で見て楽しんでいるファンはおり、ファンの間でも二極化している印象を受ける。

 桶ダンスに限らず、今回取り上げたようなことを女性タレントにやっていたら、大問題になるのは間違いないだろう。依然として「男性のプライベートゾーンは雑に扱ってもいい」という風潮は残っているが、当然、男性への性暴力や性的搾取も許されない。社会の価値観のアップデートが必要だ。

ジャニーズファンの中にも、自分に関わるものをメンテナスしようとしている人がいる。主体性をもって、当事者となって、変えて行こうとする人がいる。そこはきちんと見ておかないといけない。

性的搾取に関しては、2022年10月末(ほぼ1年前)にジャニーズから出て行き、翌年となる今年3月21日に、新会社『TOBE』(トゥービー)を作ることになる滝沢秀明が「#桶ダンスやめてください」を無視していたことが引っかかりはする。

ちなみに、今月封切られた舞台では、「桶ダンス」はされていない。

『「美 少年」の「裸」封印 名物“おけダンス”入浴シーン「昨今の状況を踏まえて判断」』(2023/10/05)

 ジャニーズJr.内グループ「美 少年」の主演舞台「少年たち 闇を突き抜けて」が4日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。
 1969年(昭44)に初演し、2010年(平22)に復活した歴史ある舞台シリーズ。ジャニーズ事務所創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題で揺れる現状を受け、名物の“おけダンス”とも呼ばれる入浴シーンは封印された。
 「少年たち」は少年刑務所を舞台に、少年たちの苦悩や葛藤、友情を描いた作品だ。戦争や格差問題などの背景もあり、全体的にシリアスなストーリーが続く中で、刑務所内での入浴シーンは観客がホッとひと息つけるようなポイントだった。

今年“おけダンス”がなかった理由について、関係者は「昨今の状況を踏まえて判断しました」と答えた。性加害問題の影響が作品の演出にも及んでいる。 「少年たち」はかつて企画・構成・総合演出を手がけたジャニー氏が実際に体験した戦争の恐ろしさなども描かれていた。同氏が死去した19年からは滝沢秀明氏(41)が演出。今年は過去に同作出演経験もあるSnow Man岩本照(30)が初めて構成・演出・振付を担当し、時代設定も「20XX年」に変化。内博貴(37)演じる看守長の思いなど、さまざまなアレンジが加えられた。


日本はエニアグラムのタイプ6の国である。
リソ&ハドソンは、

健全なタイプ6は、自分のまわりで何か不適切なことが起きていることを感じ取ったり、自分が関与している組織の中で他者が力を悪用していることを察知したりすれば、怖れずに疑問を提起する。(略)しかし、これから見ていくように、通常のタイプ6はこういった状況になると怖じ気づき、(以下略)

と書いている。

今の大多数の人が(健全ではなく)通常の状態である日本において問題となるのは、
少数の人が疑問を提起しても、それが解決まで届かないことにある。

仮に内部告発する人がいても、その人を排除して終わろうとしたりする。
日本は、良い状態も悪い状態も、持続する傾向がある。

例えば、安倍元首相殺害の山上に対し、それ以外のルートでの統一教会排除の方法を示せないでいる。殺害当初はどのメディアも統一教会の名前を出せないでいた。そこまでメディアに食い込んだ者との戦い方を私は(私たちは)教えられない。
その会見にNGリスト(やシナリオ)があるのか私たちは見抜けない。
メディアは、善悪の判断無しで状態の持続を受け入れる。

ジャニー喜多川性犯罪の問題では、犯罪者から逃げつつ、芸能界で成功する方法を私は(私たちは)教えられない。

今月5日、フジテレビにおいて『これが定番!世代別ベストソング ミュージックジェネレーション』という番組があった。
その中の「平成シングル売上枚数ランキングTOP8」では、SMAPの「世界に一つだけの花」が売り上げ312・8万枚で1位になったそうだが、なぜか1位のSMAPだけ映像が無かったそうだ。
こういうときの解決ルートが日本に無いように思う。

怖れずに疑問を提起する者がいたとしても、そこから組織なり社会なりのメンテナスにつなげることが今の日本ではできないでいる。

そう言えば子連れフランス旅行の自民党女性局の話もうやむやとなっている。
報告書は非公開だそうだ。
松川るい議員の次女の他にも、子供がいたがあれはどうなった。

そうやって、問題をごまかした先がどうなっていくのか?
実は、私たちが立っているこの場所が(ウン十年の日本の停滞という現実が)、すでに、その結果であるのかも知れない。




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