外国人「嫌なら帰れ」話からグダグダと

『「嫌なら帰れ」「一理ある」外国人が熊本市長に「元号わかりにくい」「給食は宗教に配慮して」要望で大論争』

11月3日に開かれた、熊本市に住む外国人と市長との対話集会が話題となっている。外国人は台湾、米国、ウクライナなどが出身の15人。「行政書類の年号が元号中心でわかりにくい」「学校の給食メニューは、文化や宗教に配慮してほしい」などの意見を市長に伝えたという。

この外国人の要望について、SNSで論争となっているのだ。
(略)

日本人が暮らしやすい国が、日本一国まるまるあるありがたさがある。
わざわざ外国に合わせる必要は無いと思う。

ただ、ここまで外国人が増えたのは、高い支持率を持った安倍政権からだ。
「返せ!北方領土」のスローガンを封印した先に北方領土をプレゼントしたのも合わせて、安倍支持者の方々がこれをどうとらえているのか気にはなっている。
安倍首相が生きていたら、ウクライナの問題でも、プーチンと駆け抜けようとしただろうし。

外国人で言えば、
小熊英二いわく、「人間補助金」とも言える技能実習生を不問にしたのも自民支持者だ。

この部分は、与党自民党とその歴代支持者に責任があるのだけど、皆、混沌を嫌って放置や矮小化することが予想できる。

それは、
尖閣諸島近くのEEZ内の、中国海洋調査ブイに関しても同じことだ。

9月に、

を書いたが日本は混沌に対応することが難しい。なので今にいたるまで手を付けられないでいる。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/高市早苗経済安保相-尖閣沖の-中国ブイ-に私見-日本が撤去しても違法ではないと思うが/ar-AA1jkBuo

「日本の同意なく構造物を設置した事は『国連海洋法条約』違反ですが、同条約には『撤去』に関する規定がなく、今も外務省が中国に撤去を要請中」としたうえで、「規定がないなら日本が撤去しても違法ではないと思うが…」

サクッとできないから大げさになっていく。
ここが日本の問題。

日本はエニアグラムのタイプ6の国だ。
タイプ6は仲良くなれても、喧嘩が苦手な性格なので、こうなってしまう。

タイプ6は未知と混沌が苦手なのだ。喧嘩や口論は混沌に連なるものとしてタイプ6は嫌う傾向がある。


今回の外国人話を読みながら、もうひとつ気になったことがある。
ヤフコメ民の態度が「大学英語公用語化」だと肯定的な反応となること。
相手によって使い分けをしているのも、ある意味タイプ6的ではあるのだが気になってしまう。

タイプ6は未知と混沌を嫌い、安心・安全・安定を求める。
それで、多数派なり主流派に位置したがる。
だから、「大学英語公用語化」を肯定するヤフコメ民も、まさにタイプ6な動きで、今回の話も、その外国人たちがアメリカ人で、アメリカ人の利便性を高める要求であったならば、たとえ「役所の対応や書類を英語で」「全て西暦表記で」「学校の給食メニューは、ビーガンに配慮してほしい」と言ったものであったとしても、反対が今回ほどでは無かったことが予想できてしまう。ほいほい受け入れてしまう可能性だってある。

なんてことをグタグタと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?