「プーチン氏の国葬出席、政府認めず」で思ったこと
『<独自>プーチン氏の国葬出席、政府認めず 事実上の入国禁止対象』
ヤフコメ
あとは「これは無礼だろ」「そんな上からの態度に出ていいのでしょうか」「礼節を欠くのではないか」「これは極めて残念だ」
勝手な憶測で言えば、アメリカに事前に相談して止められたのでしょう。
でもなければ、国葬を肯定する記事に「弔問外交」という言葉が入るとも思えない。プーチン氏の来日をにおわせている記事もあった。
そして、すでにロシアに向けて国葬の通知は出している。
だとしたら、通知した〝その後”何かあったと考えるのが妥当。
その何かを想像するとアメリカしか出てこない。
日本は、決断力無き依存体質。そして、なぜだか危機のときほど楽観思考。それで、勝手にアメリカも同意してくれるものとして、話を進めて、途中で止められたのだろうと想像している。
その上で、アメリカは成果を求めて、めんどくさいことは嫌がる国。
それで、「もしも」ではあるが、これで国民が怒って自民党の支持率が急下降するなり、デモが頻発するなり、親ロシア派が増えだしたりしたなら、アメリカの日本統治が危うくなるので、いくつか日本政府に対し条件を付けて、プーチン来日を許す可能性はある。
ちなみに国民は裏事情なんて想像せずに、ただ怒っていれば良いと思っている。
下手に訳知り顔な大人になる必要は無い、と考えている。
「日本は、日本人の政治家で自治されている」
この神話は大切である。
この神話があるから、今回も国民は怒ることができる。
ここであるツイートを紹介する。
そういう意味で北方四島の神話は死んだ。
2019年の「北方領土の日」に、当時の内閣総理大臣の安倍晋三は、通例であった「北方四島の帰属の問題を解決する」などという表現を行わなかった。さらに外務大臣の河野太郎も前年に用いた「北方領土はわが国固有の領土だ」という表現を行わなかった。そして大会で採択されたアピールでも、通例であった「(北方領土がロシアに)不法に占拠され」という表現も行われなかった。
こうして神話は殺された。
だから今、北方領土を血生臭い思いをしてまで取り返そうとする動きは無い。国民までが遺憾砲で終わるようになってしまった。
蛇足なことを書けば、
戦争において、兵士がどれだけ失われたら士気が無くなるかの目安は約2割だとか。
ところが日本だけは例外で、玉砕まで突っ走る。これは有る意味、世界のルールを無視した行動だそうだ。
今は、そんな日本の牙が抜かれた状態だ。
なぜなら、神話が殺されたからだ。
ただし、
日本という国の神話だけは殺してはいけない。
だから、妙に訳知り顔の大人などにならなくてよい。
神話を信じていればよい。
その上で、怒り、不満を募らせていればよい。
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