たまに思い出すこと

高校の国語の教科書に載っていた評論。たしかカリフォルニアあたりの大学で日本語を教えている人の文章で「『枕草子』の授業をしても彼らに理解してもらうのは難しい。なぜならアメリカの西海岸は一年中初夏のような気候だから、四季の移り変わりがわからないのだ。」というような内容があった。

大学で「キャリアプランニング」という講義があった。働くとはどういうことか。みたいな内容で、簡単に単位が取れそうだったから受けていた。ある日のグループワークで「ごみ収集員や葬儀場で働く人の『仕事のやりがい』を想像して話し合ってみましょう」というのがあった。

どちらもなぜかずっと記憶に残っていてたまに思い出す。理由は少し大人になってから気づいた。

『なんか失礼じゃね?』