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【MTGA】まじすとさんかいめ2日目R2 赤崎でんじろー 対 イグゼ【Vtuber】

※敬称略です

仕様ツールはバーチャルキャスト、配信枠はニコニコ動画というニコニコの申し子イグゼ。
ゲームも動画もテンポを重視しているのか、今回の仕様デッキはパンチ力の高い赤黒オボシュとなっている。
サイドも構成もかなり独創的で、通常の対策を無視できるようになっている。



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対するは赤崎でんじろー。今回から初参加のプレイヤーだ。
イラストレーター&3Dモデラ―と活躍している。
仕様デッキはティムール変容。
通常なら必須パーツだと思われていた《楽園のドルイド/Paradise Druid(WAR)》を排して《さまよう怪物、イダーロ/Yidaro, Wandering Monster(IKO)》や《探索する獣/Questing Beast(ELD)》が投入されている。
役割分担がはっきりしているため、サイドボーディングがしやすそうだ。


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G1

先行はイグゼ、悩みなく7枚でキープ。
赤崎でんじろーは少し悩んでマリガンを選択。

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次に配られたハンドから《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》をデッキに戻してキープ。
先行のイグゼ、沼から《大釜の使い魔/Cauldron Familiar(ELD)》をキャスト。相棒の《獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer(IKO)》と合わせてデッキのシステムが開示される形となった。
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(RNA)》を引いた赤崎でんじろー、《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》で次のターンに使えるマナを3マナに伸ばしターンエンド。

しかし、このティムール変容というデッキの構成。《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》からはじまり《渡る大角/Migratory Greathorn(IKO)》《両生共生体/Pollywog Symbiote(IKO)》《集めるもの、ウモーリ/Umori, the Collector(IKO)》と総じてタフネスが高く、戦闘面での優位を獲得するのはかなり難しそうだ。
変容というシステムが横に並ばないようになっているため、イグゼは数で攻めたいところだが。

次のターン《魔女のかまど/Witch's Oven(ELD)》+《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion(M20)》を場に出してエンド。
これで毎ターン猫をかまどにくべることが出来る。

赤崎でんじろー「苦手だなぁ」

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完全に手札がかみ合ってしまい、戦闘面に不利なイグゼは頼みの綱の《魔女のかまど/Witch's Oven(ELD)》まで使えなくなってしまう。

《水晶壊し/Gemrazer(IKO)》と《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion(M20)》がそれぞれすれ違い、ライフはでんじろー13 対 イグゼ17。

返すターンに《集めるもの、ウモーリ/Umori, the Collector(IKO)》をキャストされ、イグゼは全体的な戦力を上げるためか5マナ目を獲得するためか《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》を場に出した。
しかし初手から握られていた《願いの頂点、イルーナ/Illuna, Apex of Wishes(IKO)》が《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》をたたき割った。

だけに飽き足らず《さまよう怪物、イダーロ/Yidaro, Wandering Monster(IKO)》を場に出してしまう!

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イグゼ「ちょっとこれ無理くない?」

若干の笑いを含んだ軽快な口ぶりで投了。


赤崎でんじろー 1-0 イグゼ


G2

先手のイグゼは7枚の手札をキープ。赤崎でんじろー、今回はなんと3度のマリガンに見舞われる。
しかし、このデッキは変容するたびに+αのアドバンテージがあるため、時間が解決してくれるだろう。
イグゼのスピードがそれを許せば。

《鋸刃蠍/Serrated Scorpion(IKO)》からスタート。
早く攻めたいイグゼだったが2ターン目に動きは無く、でんじろーは《両生共生体/Pollywog Symbiote(IKO)》で受ける形に。
やはりタフネスが高い。

《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》を出すも、パワーが2では《両生共生体/Pollywog Symbiote(IKO)》を超えられない。

《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》が生き残ったため、《獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer(IKO)》を出して攻勢をかける。

仕方なく《ヤマオウム/Porcuparrot(IKO)》を出して迎撃態勢を整えるも、《悲哀の徘徊者/Woe Strider(THB)》と《反逆の行動/Act of Treason(RNA)》により18点のライフは削り切られてしまう。

赤崎でんじろー 1-1 イグゼ


G3

ついにというべきか、先手を迎えた赤崎でんじろー
今回は手札にも恵まれて1度のマリガンで済んだ。確かにこの変容というデッキは、タネの用意とマナカーブでギクシャクしそうだ。
1ターン目《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》

2ターン目に《肥沃な足跡/Fertile Footsteps(ELD)》(《豆の木の巨人/Beanstalk Giant(ELD)》)でさらに土地を伸ばす。

《寓話の小道/Fabled Passage(ELD)》からスタートしたイグゼ、2ターン目に猫かまどセットをまとめて場に送り出すも.....

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赤崎でんじろー「かまどは許さん」

少しの猶予すら許されない。

《水晶壊し/Gemrazer(IKO)》の2度目のアタックに《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》で合わせて、脅威の排除に成功。

《集めるもの、ウモーリ/Umori, the Collector(IKO)》、次のターンには《探索する獣/Questing Beast(ELD)》まで追加されてしまいでんじろーの攻めが止まらない。

赤崎でんじろー「でもオボシュが出ればわからない」
この言葉は誘導ではなく、純然たる事実。
場には奇数マナの生物が並んでおり、15点など一瞬で削り切れることを示唆している。

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ここで《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》がアタックに行くかどうかの選択。
イグゼはアタックせずにターンを返す。《探索する獣/Questing Beast(ELD)》は通るが、飛ばない限りは返しで負債を返済できる予定だ。

イグゼ「いやぁ。これ間違えたかな?」

そう、飛ばない限りは。

しっかりと握っていた《願いの頂点、イルーナ/Illuna, Apex of Wishes(IKO)》がライフを、《探索する獣/Questing Beast(ELD)》が虎の子の《獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer(IKO)》を奪い去り盤面を支配する。
次のターンに回答は無く、ここでゲームセット。


赤崎でんじろー 2-1 イグゼ


終わったあとにイグゼは《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》の使いどころを間違えたのではないかと吐露し、でんじろーはそれも大きいがコントロール奪取を引かれなかったことが助かったと応えた。
確かにワントップ型のデッキである以上ピンポイントにエースを奪われる展開が無かったのはありがたかっただろう。


Winner 赤崎でんじろー

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