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埼玉の水について考える

普段何気なく使っている水。蛇口をひねれば当たり前に出てくる水。そして身近に目にうつるどっちかって言うと美しくない川の水。

ちょっと前に、娘にもらった本があります。

「みなおそう 埼玉の水」

埼玉県内の小学4年生の授業「副読本」として、配布されているもので、昭和60年11月の初版から、長きに渡り改訂を繰り返し、今年の3月に37版となってこどもたちに配布されたものです。

インターネットからも自由にPDFがダウンロードできるようなので、ぜひ見て頂きたい内容なのですが、この本を読んで、まず僕が頭に浮かんだことは、なぜか、県内各地で頑張っておられる「農家」の皆さんの姿でした。今、地味に続けている清掃活動への感謝を頂くことがごくたまにあるのですが、その中で、農家の方から声が届くこともあり、今回、この本を読んで、気持ちがつながった思いがしました。

長い歴史の中で、段々と限りある水をうまく活用していく技術が次々に進み、埼玉県の水を通じた文化や生活が進化していく。そして、今がある。改めて、成熟社会に入っている我々がこの時代にすべきこと、この「水」に対してもしていかなくてはいけないことを再確認した次第です。

自分は結構毎日のように、身近な「新河岸川」と「九十川」という2つの川を見て生きています。普段の川の表情、その2つの川は小さな川ですが、緩やかに湾曲し、時に真っ直ぐに方向を向けながら、両脇に緑を溢れさせて(雑草に溢れさせて、ともいうw)悠々と流れています。

この水が無ければ、僕たちは生きていないかもしれないんだなぁ・・・と、本を読んだ後、思いました。

ぜひ、まだ読んだことのない方はご覧になってみてください。

たった77ページの中に、驚くほどの埼玉の水の情報が詰まっております。


「みなおそう 埼玉の水」




埼玉県川越市を中心に、個人的なことから、一級建築士事務所maao、リノベーション会社80%、coworking & shareoffice ダイクマチ・ロッケンマチ、三輪駄菓子屋すいすいなどの情報を投稿させて頂きます!