動くために視点を変える

新型コロナウイルスの影響で3学期が途中で休校となった小学校。僕はその小学校の学校区で週に一回、駄菓子屋を三輪自転車(カーゴバイク)でやっているが、いつぞや駄菓子屋をした日、丁度タイミング良く(かな?)開店した時間と同時に、学校からは不要不急の外出「禁止令」が出た。その影響もあってか、子どもたちはほとんど集まらなかった。いつも、すご〜く盛り上がるはずの一場面がその日は別世界だった。

それが3月3日だったので、今は3月19日だから、約2週間が経っている。世界の情報、日本の情報、埼玉の情報、川越の情報、小学校の情報、そして僕の知り得る一次情報はいかがなものだろう。何をどう信じたら良いのだろう。

当たり前だけど、ずっと自宅の中に居続けることができないこどもたちは、公園や道端やお店にくり出し、ママ達は立ち話をしながらその近くに立っていたり、自転車を走らせて、時折スマホに目をやっている。学校は、本来の授業時間は、登校時の格好をして、距離を取りながら、体温を図りながら、授業無しで先生もいたりいなかったり、の何やってんだかの状態が続いている。

本来あるべき3学期だと、年度の区切りに向けて気持ちの高まりがあっただろう。失った数々の場面は一旦、脇に置き、視点を変えて、得た時間をうまく活かせないかと考えて、移動式自転車 ←   こどもたち のベクトルを 移動式自転車 →  こどもたちに変えてみることにする。

元々、こどもたちのための地域にあった「駄菓子屋さん」が閉店してしまって始めた動き。陽炎(カゲロウ)のように、一瞬現れ、また消える半透明な駄菓子屋だけど、もうすぐ満2年を迎える中で、楽しみに来てくれるこどもたちも増えた。だから、今、「来てくれる」矢印を反対にしてみたらどうなるか、と考える。もちろん、反対にすると矢印は放射状に広がるが、僕は爆発する訳ではないので、周りに点在する星と星を正座のようにつないでいく動きをするようになる。密室や集まってしまってはいけないルールであれば、その逆の発想をしていけばそれ相当の動きは決まってくる。


こどもたちがそうであるように

先生たちにも「時間」が与えられた

今は、貴重な、普段考えられないような「時間」が与えられている。

この時間をどう捉えていくか。考え方一つで、プラスにもマイナスにもなる。


1ヶ月後、1年後、5年後、10年後、30年後の自分は

今の貴重なこの「一瞬」を どう捉えていくんだろう。


視点を変えていこう。

埼玉県川越市を中心に、個人的なことから、一級建築士事務所maao、リノベーション会社80%、coworking & shareoffice ダイクマチ・ロッケンマチ、三輪駄菓子屋すいすいなどの情報を投稿させて頂きます!