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こどもの外傷性外傷(我が子の場合)

#口角あげていますか

咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)

とは

強すぎる噛み合わせの力によって歯や歯を支える歯茎や骨などの周囲の組織、そして、歯が埋まっている顎の骨の付け根である顎関節などに様々な外傷(損傷)を引き起こしてしまうことを言います。

1ヶ月ほど前
2歳児息子氏が
『(ご飯)咬めない』と泣き出した

何事かと思い口の中を見ると
右下奥の歯肉全体的にシコリのような腫れ

そして右の側の顎が腫れている

前日から頬を指して痛いと言っていた
その時はぱっと見、腫れが出てなく
『ほっぺた咬んだの?痛いねー!』って
過ごしてしまっていた笑む子はのちに後悔…

奇しくもその日は日曜日

歯肉の状態から
*歯根嚢胞は無いとみて
翌日、月曜日にかかりつけ小児歯科に受診

自分からすると原因不明で焦りぎみ
タイミング悪く
担当してくれている
院長Dr.S女医その日はお休み

代わりのDr.に診てもらう
この日はとりあえず抗生物質と痛み止めで
様子して翌日、火曜日にまた行くことに

正直
抗生物質は飲ませなくない…
悪い菌にだけなら良いけど
良い菌にも影響が出てしまうから

風邪などの熱や鼻水やら免疫反応が出ている時は
逆に外に老廃物が出せているから安心して
抗生物質は飲ませず、そのままにしている

が、今回は急性症状
抗生物質が必要と判断し飲んでもらった

話は逸れるが
最近の子ども用抗生物質は美味しいみたい
全然嫌がらない、むしろ求めてくる笑

さて火曜日、Dr.S女医から
『咬み合わせかな?
    フィステル(歯肉におできみたいなの)
    ないし、むし歯からの影響ではないと思う』

ですよねー!謎でしたー!
表面に見えない慢性のむし歯が中で
広がっていたのかと思って焦ったけど
違って良かった


でもこんな小さいうちから咬合性外傷ー!とは

その日に咬み合わせの調整して
かなり楽になった息子氏
美味しそうにご飯を食べて食べてました

その後も定期的にチェックに通っています

一応、小児科も受診して
おたふく風邪ではないだろうと診断

おたふく風邪なら
耳下線が腫れるので
耳の下周囲も腫れるし
発熱などの症状もでるから
平気だろうと思ってが
外出や登園に困らないように診てもらった

ちなみにおたふく風邪かも?って
予約取ったので、めちゃめちゃ隔離された

今回、学んだ事

・歩かせること

息子氏は抱っこ魔
正直、抱っこはいつまでも出来ないしと
『だっこしてー』って言われれば
すぐ抱っこしてました

なぜそれがよろしく無いかというと
すぐに抱っこして!となる子は
自分で自分の身体が支えられていないということ

簡単に説明すると
抱っこしてもらうと身体は安定します
でも自分の力ではない
抱っこしてくれている人に
支えてもらってます

実はこれは顎にも関係する
下の顎って頭蓋骨にぶら下がっている
それを自分のバランス感覚で
安定させられる子は問題ないのですが

安定させることが難しい子は
咬みしめる事で顎を安定させる

確かにくっつけていると安定するよな

なので咬合性外傷には繋がっていく

なもんでDr.S女医よりご指摘があり

なるべく歩かせる
身体を動かすことが大事

でも無理強いすることではない

確かに、歩きたくないって言っている子に
歩けと言ったって歩かない

食べたくないって言ってる子に
残さず食べろって
言ったってガンとして食べないのと同じように

こちらは、どう歩きたくなるように
誘導するかを考えことが大切だと

抱っこと言い出したら

『ダメ歩こう』じゃなくて

あそこまでは歩こうと
目標を提案するなり
歩く際に
〇〇しながら歩こうか?など
ゲーム感覚で出来ること

『こちらが考えることをしましょう』と言われ

納得

まだまだ勉強しなきゃなぁと痛感した

そして実体験からの学びに勝るものはない

では
口角あげていきましょう♪

*歯根嚢胞
むし歯(う蝕)が進行し、歯髄に感染が起こり、それが歯根の尖端に波及すると、根尖性歯周炎が生じます。それが慢性化すると歯根肉芽腫(しこんにくげしゅ)や歯根嚢胞ができます。

参照
公益社団法人 日本口腔外科学の口腔外科相談室会https://www.jsoms.or.jp/public/disease/setumei_noho/










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