私たち、さあくる笑夢が「いちろうの法則」にたどり着いた理由3

私たち、さあくる笑夢が「いちろうの法則」にたどり着いた理由3

1つの投資顧問と付き合うと、個人情報が流れて、様々なところから、郵便や電話がやってくるようになりました。
その中で、次に手を出したのが先物取引でした。お付き合いした先物取引会社は、1部上場会社でもあったので、信用できる会社として、100万円を預けました。
結局は、この100万円も数万円程度まで減らすことになり、もう2度と先物はやらないと心に刻む取引になりました。
売買したのは、穀物で、大豆の先物だったように思います。問題なのは、預けた100万円を、この会社の社員が勝手に売買するもので、自分の意志は全く反映されない取引でした。このことは、相場でも何でもなく「ただお金が増えればそれでよし」といった付き合いで、先物は相場では無いと感じる経験でもありました。
今では、様々な証券会社でも売買ができるようになり、個人の意思は反映されるようなりましたが、その頃は、売買の結果を受けて、電話で、先物会社の担当から報告があるというものでした。
結局は、個人のお金を増やすというよりも、1日に何度も売り買いをして、先物取引の会社が、売買手数料を得るというものだったのだと思います。
更に、先物取引は、信用取引ですから、資金が目減りして、追証が発生するのも常で、勝手に売買して、損失を生み出し、追証を入れてくれという始末。呆れて、何も言えない。怒りに任せて、早急に手仕舞して、残ったお金を返してくれと電話で怒鳴ったことを覚えています。
東証1部上場の会社が、こんな詐欺まがいのことをやっていることに驚いたのと、更に100万円の高い学習代金を支払う羽目になってしまったことに大きな反省をしたことを覚えています。
このようなことが日常茶飯事に行われている。日本の相場の世界は正しくないことを理解し、自分と同じような経験をしないようにしてあげたいという感情が大きくなったように感じています。

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