私たち、さあくる笑夢が「いちろうの法則」にたどり着いた理由5

私たち、さあくる笑夢が「いちろうの法則」にたどり着いた理由5

日々の株価の動きを知りたい。ネット環境の普及と同時にあるソフトにたどり着きました。そのソフトは今では販売していませんが10万円という高価なものでした。
また、そのソフトがインストールされているパソコンも含めて購入すると30万円で、これまで、様々な学習代金として多くのお金を支払ってきましたが、藁をもつかむ思いで、購入を決めました。
そのソフトは、当時のNHKの文字放送を受信して、株価の終値を取り込むというもので、ソフト購入後の維持費は必要のないものでもありました。
購入後、そのソフトを使っていく訳ですが、そのソフトの説明書において、株価の底値を示す指標の記載がありました。株価の底値を示すものとして、いくつかの指標が存在する。購入したソフトには、スクリーニングする機能があり、様々な指標を組み合わせて株価の底値を抽出してくれるものでした。
この考え方は、私たちが求めていたもので、その実績データを積み上げていくだけの価値があるように感じられ、データの蓄積をスタートさせました。
データを蓄積するにあたり、基本的な考え方をどうするのか?さあくる笑夢のメンバーで検討を行いました。結果として、利食いは粗利として10%とし、所得税を2割の2%計上し、売買手数料は2回分の3%とし、単純利食いを15%として設定しました。
スクリーニングについては3つの指標を使い、更に、企業業績を4つの指標で、点数化し、ランク分けを行い、上場区分毎に15%利食い実績を積み上げ、現在に至ることになります。
その後、NHKのデータ通信の終了に伴って、ソフトが使用できなくなり、スクリーニングが可能な証券会社を探すなど、データの蓄積には大変な苦労がありました。
また、スクリーニング機能が使える証券会社においても、機能の見直しによって、私たちが必要な3つの指数が使えなくなるなど思うようにいかないことが何度もあり、いちろうの法則がお付き合いできる証券会社についても3回の変更を余儀なくされ、今の松井証券とのお付き合いに至ることになります。
このように、いちろう法則の実績データは20年を越える期間蓄積された訳ですが、利食い的中率は100%に至らず、確実な手法とはなっていない現状があります。
相場の世界において「100%=絶対」が無いことは理解していますが、私たちは、より確実な投資手法を目指しているのも事実であり、それを目指して日々活動をしています。

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