夏の里親会

里親の集まりに参加するようになって、段々顔ぶれが固定していることに気づく。
一般的に子供が大きくなってくると里親の集まりからは足が遠のくと聞いた。
既に顔見知りとなった常連の里親は、乳幼児〜小学生の里子・養子連れの親ばかりだ。そこにベテランとして中高大の子を養育する里親が幾らか混じる。質問は里親ならではのものも多々あるが、一般的な子育ての悩みも多い。里親会というより、育児サークルと考えたほうがはまるのかなと時々思う。

ただ、同じ里親でも、特にベテラン里親である里親会の役員の方々の意識はとても高い。
「里親同士が気軽に情報交換できる場を作る」
「集まりに僅かでもなるべくお金がかからないように、出来るだけ子供にお金が回せるように」
「児相に順調な里子養育をしっかり見てもらって更なる里親委託に繋がるように」等。

子供の幸せを願って里親を始めたつもりだが、果たしてどれだけ広く大きな視点で子供たちのことを考え行動できているだろうか?と考えさせられる日であった。


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