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Toko Furuuchi “Strength”を聴く

遅ればせながら本日、藤沢のTower Recordsで取り寄せを掛けていた古内東子のアルバム”Strength”を購入して来ました。

カートリッジはSONY XL-MC5を使用してPL-31E/TSで掛けてみましたが、針を降ろすなり余りの音の良さにのけ反りました。OYAGクリーニングせずともチリパチノイズは皆無です。

SONY XL-MC5 with 
A7075-ARMOR/TS

先日購入した松田聖子のSnow Gardenが音が良いなど感じていましたが、とんでもない!音の良さの次元が違います。

古内東子がセンターに定位して各楽器の配置が明確に聴き取れるような音作りがされています。

当時のレコーディングエンジニアはスティーリー・ダン作品に携わっているロジャー・ニコルズで、今回のマスタリング・エンジニアは当時と同じバーニー・グランドマンが起用されていると言うことからもレベルの違いが感じられて当然なのでしょう。

マスターサウンドでも180g重量盤でもありませんが、そんなこと全然関係ありません。マスターサウンドの音が良いと感じている方は一度これを聴いてみて欲しいです。

レコーディング技術の差が歴然と感じられる、The Analogと呼ぶに相応しい素晴らしいアルバムと感じました。

10.25.2021

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