見出し画像

Fidelix NON-STAT導入

DS Audio ヴァイナルイオナイザー ION-001を借りて試用してみたところ、効果が余りに素晴らしかったため驚愕しました。レコードを聴き終わると必ず帯電を感じるものですが、全く静電気の発生が感じられません。

DS Audio ION-001

早速購入を検討したいところですが、定価17万円(税別)のION-001は年金暮らしに半分足を突っ込んでいる身だとそうもいかず、かと言って静電気に悩まされているのは嫌なため解決策を探ってみましたw

調べてみるとFidelix NON-STATという画期的なイオナイザーが販売されているじゃあないですか!気になる価格も16,500円(税別)と非常にリーズナブル。この製品は限定400個で現在も発売されており、仕組み的にはION-001とほぼ同じです。

Fidelixの中川さんによると、レコード盤のヴァイナルはマイナスに帯電するそうです。解説文によると…

「レコードにスクラッチノイズは付きもので、原因は傷や小さな砂埃が主です。静電気は埃の引き寄せに深く関与していて、その付着した砂埃の上を針が通過するとパチッと音がすると同時にV溝へ砂粒を反時計方向へ叩き込んでしまう場合があります。」

「埃が静電気で盤に引きつけられ、内周に進むに従い、針にその汚れが蓄積して、内周で歪みが増える原因ともなります。そのため大切なレコードをスクラッチノイズと歪から守るには日ごろのケアが最も大切だと言えるでしょう。」

「マイナスに帯電したレコードへ向けて本機からプラスイオンを振り掛けると、最初はどんどん中和してゆき、やがてゼロになります。その後は少しだけプラスに帯電されますが、それ以降はプラスとプラスで跳ね返されるので少しだけプラスになったところで安定します。」

「レコードを再生すれば摩擦によって再びマイナス方向に徐々に帯電されて行きますが、-1000V程度なので、静電力としては弱めです。」

…とのことですから、実用性は充分にあると感じました。盤面のホコリ=針先の消耗=カートリッジ寿命に繋がりますので、早速購入してみることにしました。

レコードを掛ける直前にプラッターを回転させておき、20cmほど離した位置から4〜5秒スイッチをONにするだけという簡単さ。その際底面の銅テープに触れながら行うのがコツです。

果たして使用感は…

凄く簡単で全く煩わしくない!価格差にしてDS Audio ION-001の10分の1以下ですが、効果は同等の印象で桁違いの除電効果を感じました。

NON-STAT使用中はオゾン臭が僅かにしますが、Panasonicのドライヤー”イオニティ”で使われている臭いとは異なり、DS Audio ION-001と全く同じ臭いがしました。

特に試したレコードは他と比較して帯電しやすく、バチバチ言いまくりでSK-EXのサンダーロンフェルトぐらいではびくともしませんでしたw 使用してからブラシでなぞるだけで簡単にホコリが落ちる様はまさに感動モノでした😭

もうこれは手放せないアナログオーディオアクセサリーになりそうです。

5.5.2021


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?