12月19日

年末になってしまった。今年は日曜日があと一回しかないらしい。

エルピスを必死に見て、色々と思いを馳せている。あの短い話数で、色々なことが詰め込んである。社会、個人、生き方、死に方、生きながら死んでるような人たち、死んでなお存在を放つ人たち。数話で終わるのはちょっと全然本意じゃないんではないかと思うほど、描写して欲しいことがたくさんある。

先日、少しだけ学生の前で話をした。私が来年から始める仕事に就きたい人たち。一緒に登壇した現職の先輩への質問が多い中、まだその仕事を始めていない私にも鋭い質問は飛んできた。学生たちの圧に、私も強気になって答えてしまったし、支離滅裂な回答をしたような気もする。本当はもっとやわらぐ話をするつもりだった。自分がダメだった話とか、給料が100万下がった話とか。きっと、私が学生の側に座ってたあの時も、登壇した先輩たちは同じように思っていただろう。当事者にならないとわからないことだらけだ。質問には、私なりに真摯に答えたつもりだけど、あの時の私に向けて答えたような部分もあるかもしれない。

登壇の謝礼に図書カードをもらった。読みたい本の軍資金としてしっかり使わせてもらおう、エルピスが終わっても私の生活は続くから、楽しみを作らなきゃ


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