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春も半ばを過ぎて

なぜ春はこんなにも憂鬱なのだろうか
ただ平凡に暮らしているだけなのに

なんだか自分が怠け者に思えてしまう四月
空気も生温くて、なにもかも中途半端で
あーまじ生きるの下手くそ
って思ってしまう死月
なんか凄く気分紛らせたいということで
先月は色々とコンテンツを消費してました。

ずっと公開を待っていた、浅野いにおの初アニメーション、デデデデ前編。まさか、あのちゃんと幾田りらさんが声優だとは思わなかったな。浅野先生もお二人が紅白出演するとは思っていなかったそうですが、さすがの先見の明だなと思った。主題歌も凛として時雨のTKさんが関わっていると知った時は、人選が僕好み過ぎるなと思った。原作も読了しているし、たまに浅野先生のライブ配信で進捗状況を拝見していたのですが、いざ映画館で観ると感動もんだなっと思った。いままでソラニンやうみべの女の子、零落など実写映画ばかりだったので。もう本当に浅野先生の絵がそのまま動いていた。浅野先生自ら関わっているとはいえ、最近のアニメとは絵の質感が違うので、とても新鮮に感じた。後編すごく楽しみ、原作改変はあるだろうか。

一話観たら止まらなくて一気観した「三体」。これはNetflix版ですね。これも原作を少し読んでいたのですが、原作と全く異なる作品でした。エンタメ寄りといえば良いでしょうか、でもそれによって見応えある作品に仕上がっているし、久々に近未来に対して期待が膨らむSF映画だなと思った。中国SF史にとっても文革って切っても切り離せない出来事なんだろうな。すごく偏った話かも知れませんが、共産主義とSFって凄く相性抜群だよね。

そんでそんで、DUNE Part2。SF映画見過ぎ問題。まぁそれは置いといて。part1のストーリーを完全に忘れてしまっていたので、見直してから映画館に行ったのですが、正直part1は序章といいますか、物語の下地みたいなもので地味な作品になっていましたが、part2は主人公の成長する姿を見る事が出来て、ストーリーか進行していくに連れて、話も映像も壮大になっていくので、時間を忘れて観入ってしまいました。これもまた次回作が気になるけど、それと同時にまたストーリーを忘れて見返すのだろうなと想像してしまった。この作品、わりと相関関係を予習しないと頭にハテナ浮かぶやつですよね。ティモシーシャラメってインターステラーに出演していることを考えると考え深いですよね。数年前に観たレイニーデイインニューヨークでも出演していたし、「君の名前で僕を呼んで」も観てみようかな。

peopleintheboxのライブ観てきました。螺旋のほどく話の演奏中に折れたドラムスティックを投げる大吾さん、なんか色気ある格好良さだよな。真夜中の生演奏を聴けて、もうただただ幸せでした。今後も昔の曲を演奏するツアーやって欲しいな。

FF7リバースも空いた時間にプレイしてエンディングを迎えました。リメイクの時はPS4初期型だったので、PS5でプレイしたリバースはその映像美に魅力されました。オープンワールドの世界が広がっているわけですが、新しいエリアに行くたびに、こんなに世界が広いのかと驚いてばかりいました。だだっ広いだけではなく、地形の高低差だったりが本当に作り込まれているで、探索していて見飽きない。FF7は本当に物語が良いので、感情移入してしまったお陰か、クリア後の喪失感が半端なかった。次回作があるのがまだ救いなのですが、俺はその時何歳なのだろうかと思ってしまった。キャラクター達は過去を乗り越え、または抱えながら、未来へ立ち向かってゆく姿を見て、自分は三部作目が発売する頃には少しでも成長出来ているだろうか。

葬送のフリーレン、アニメ28話良かったね。なんか感極まってしまったな。もっと出会いを大切にしたいなとか思っちゃったりしたけど、あまり外出する人間ではないし、自分から人に話しかけるタイプでもない。でもヒンメルみたいに小さな人助けをしたり、遠回りを楽しめる人になれるかな、とか思ったり。そう考えると僕も勇者ヒンメルの冒険譚に魅せられた1人なのかもしれんな。うむ。

散りゆく花、名作中の名作を観ました。冒頭の「自分が嫌う事は他人に行ってはいけない」という言葉で思い出したのだが、日本人は「他人に迷惑をかけることはしてはいけない」という風潮だがインド人にとっては「誰だって他人に迷惑をかけるのだから、他人の迷惑も許しなさい」みたいな価値観の違いがあったなと。実際には人種関係なく、ブッダの教えの捉え方の問題だと思うけど。でも僕はきっと聖人君子にはなれない。この作品のように。

ボカニコ2024を観てたのですが、DJブースのsasuke haraguchiがぶちかましていて、ヤバかった。sasukeくんはキャットストリートでジョージベンソンの楽曲使って演奏しているのをYouTubeで見つけて知ったのですが、本当に凄い。そんなこともう皆んな知ってるけど、フロアの盛り上げ方が上手いし、ラストのいよわさんへのバトンタッチあれなんですか?いよわさんもしっかりそのバトンを受け取っているし、なんかボカロ文化の未来はまだ明るいんだなと思わせてくれました。日本は高文脈文化といいますか、だからこそ高潔でありたいですね。

さてと、この辺にしときますか。
皆さんは最近いかがお過ごしですか?
最近は世間話も暗い話ばっかですよね
ミクロマクロ色んな視点で楽観的ではない。
どう生きてやろうかどう死んでやろうか
常日頃に悩み踠き苦しんでおります。
自分の為に生きて自分の為に死ぬほど
強い人間にはなれない自分は
まさに葉隠そのものだなと。
そんな事を心の奥底に抱えながら
深夜にドライブをして、音楽に癒されています。

それでは、また。

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