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キックオフ

訪問をありがとうございます。


政治活動団体を申請してから時間が経ちましたが、先週、やっと政治活動を具体的に始めました。

今日は、キックオフ会議までの流れと、実際に会議を行った結果を書かせていただきます。


1.事前確認と準備

実際に政治活動を行う前にやらなければならないこと。

それは、現在、自身の行っていることは『政治活動規制』かかかっていないかを確認することです。

私の場合は、都庁で非正規公務員として勤務していたため、まずは、都庁に連絡をし、政治団体立ち上げの報告をするとともに、今後の処遇について相談をしました。

そして、地方公務員法第36条(政治的行為の制限)に引っかかるということで、政治活動を行うならば退職ということになり、退職の手続きを取りました。


また、介護保険法でも調べたのですが、こちらに関しては法律上も運営基準上も政治活動に対しての明確な記載はありませんでした。

・・・が、万が一、自分が見落としている可能性もあるため、ここは絶対の確認をしなければと考え、当区介護保険課に問合せ、介護保険事業の代表者をしていながら政治活動を行うことの規制有無を確認しました。

こちらは、『特段そういうものはありません』という返答でした。


このように、私の場合は、介護保険事業を生業としているため介護保険制度に則って確認をしたのですが、『政治活動をする!』となった時、ご自身が現在関わってる取り組みが実は政治活動を規制している・・・という可能性もあるため、事前に確認をしておくことはお勧めします。

知らずに違反していると、今後の活動に大きな影響を及ぼしますからね。


2.コアメンバーを集める

続いて行ったことは、コアメンバーを集めるです。

これに関しては、何のために誰に声をかけるかを明確にすることが重要だと感じています。

私の場合、普段活動している地域活動は町会活動を主体的に行っている方が多い為、単純に地域で影響力の強い人に声をかけるというよりも、普段から共に活動している方々、かつ、特段支持者のいない方々に声をかけさせていただきました(町会で活躍されている方は、すでに町会ぐるみで支持者がいることが多いので、下手に声をかけると負担をかけてしまう可能性が高いです)。


具体的な人選基準はこんな感じです。

◆地域のケアマネジャー活動を一緒に行っている仲間
◆自団体(ラポール)で地域活動を一緒に行っている仲間
◆普段から地域について語り合う機会を持っている仲間
※人間関係に最大限の配慮をしながら選定

こんな形で、20代から80代までさまざまな年齢の方を9名選定し声をかけました。


また同時に、下記の資料を準備しました。

◆私が政治活動を始めた理由と行いたいことをまとめた資料
◆後援会規約と会員申込書(2セット)
◆当区過去2回の選挙結果と投票所別有権者数と投票率の一覧



過去のデータは、皆さんから地域に関する情報や意見をもらいたいと思ったため、予めこちらでデータを準備しました。

過去の結果や投票所などを記すことで、『そういえばあの地域は・・・』という意見を期待するという、なんとも私の他力本願な姿勢が見え隠れしますが、情報をもらうにはきっかけが必要。

ちなみに、過去の選挙結果は、区市町村のHPと『選挙ドットコム』から引っ張り出しました。選挙ドットコムは、候補者年齢などの正確性は役所HPに劣りますが、過去の選挙データがどこまでも遡って調べることができるため重宝しています。

https://go2senkyo.com/


色々調べると、次期選挙で当選するには最低何票必要かがみえてきます。

私は、ここ20年の人口増加状況や過去の投票数から、次回の選挙では最低2,800票は必要だと判断しました。


私の場合は以上の事前準備を行ったのですが、集まってもらう仲間の状況で変わると思います。


3.チームとなる

以上の準備や調整を経てキックオフを行ったわけですが、これ、10人以下という人数で行ってよかったなぁと思います・・・というのも、私にとっては仲間でも、はじめまして同士の方もいるから。

そういう意味では、最初のコアメンバーが話しやすい雰囲気を持つためには10人以下が良いと感じました。


会は開催時間は90分だったのですが、最初に自己紹介を行い、その後、私が政治活動について話をし、それを踏まえて皆さんから意見をいただくという形で進めました。


今回、私は無所属での立候補に拘る理由も話しつつ、選挙当選の際に取り組みたいことである『つながるまちの具現化』を話すと、そこからスローガンの提案や、政治活動としてつながりづくりを進めるにあたってのアドバイス(町会自治会との関係性は十分配慮した上で進める具体的方法など)をいただきました。

また、ターゲットについても、地域を知っているからこそ『当区は、町会自治会が組織票として大きな力を持っているため、(町会自治会の加入率の高い)高齢者はターゲットから外した方が良い』とか、『○○は自治会加入率が低いから声が届きやすい』とか、『このエリアは立候補者が定着していないから狙い目だよ』『せっかく地域をつなげる成果物の冊子やSNSがあるんだから、これを前面に出しながら活動した方が良い』など、積極的に見をもらうことができました。

ありがたかったのは、今回集まってもらった仲間は全員『人の話が聴ける』人だということです。

ほんと、どの会議でも言えることですが、話を引き出すための雰囲気作りは重要!!!

キックオフだからこそ、みなが自由に感じた事を話せる環境づくりや、他者の意見から新たな意見が引き出せる雰囲気づくりが重要なんだなと感じました。


わからないなりの政治活動ですが、それでも最終的には『どうせ無謀な挑戦なんだから、楽しみながら全力でできることを取り組んでいこう』という雰囲気になったのは、ありがたい限りです。

そして、みんなの暖かい優しさや激励を受け、腹を括りつつ次に向けて意欲を高めた私でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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