ポフヤンパロという男
Venezia FCのストライカー Joel Pohjanpalo.
チームは昇格プレーオフ初戦でカリアリに負けてしまったので,セリエA昇格は叶いませんでしたが,
ポフヤンパロ自体が個人昇格する可能性もあるっぽいので,その前に何か書こうかと思い筆を執りました.
ちなみに Joel Pohjanpalo の読み方ですね.
これはフィンランド語的に言うと,
ヨエル・ポーホ(フ)ヤンパロで,「ポー」は伸ばしつつ,小さく「ホ」を入れて「ヤンパロ」に続ける感じです.
フィンランド語の「h」は,直前の母音の音の口のまま「h」を発音するので,
「ポーホヤンパロ」や「ポーフヤンパロ」となります.
実況などを聞くと「ポーヤンパローーーーーーー!」みたいな言い方をしているので,「ポーヤンパロ」でもいいと思います.
本人の自己紹介動画などを注意深く聞くと「ポーフヤンパロ」って言ってますね.
あくまで日本語的になので,正しい発音はもっと複雑だと思います.
※この記事ではフィンランド語の語学書に従った「ポフヤンパロ」表記でいきます(書きやすいだけ+この発音だとGoogleで検知してくれる)
以下情報はWiki fi抜粋です
【基礎データ】
名前:Joel Julius Ilmari Pohjanpalo
誕生日:1994年9月18日(28歳)
出身:ヘルシンキ
身長:184cm
体重:79kg
愛称:Joel
利き足:右
【経歴】
(HJK時代)
5歳のときからヘルシンキにあるPK-35(現在3部)というクラブのユースチームに入り,
12歳のときにHJKのユースに移籍し,2010年(16歳)でAチーム(Aチームにはトップチームとセカンドチームがある)に昇格.
最初はセカンドチーム(Klubi 04というVeikkausliiga3部に所属)でデビュー.
2011シーズンはKakkonen(3部)で23試合33得点(うちトリプレッタ5回!)という驚異的な記録をたたき出しました.
3部チームとはいえユースでもないし,17歳ですからね.
これが評価されて,同じシーズンにはトップチーム(HJK)デビューも果たします.
2012シーズンは開幕からトップチームのメンバーとしてスタート.開幕戦のIFKマリエハムン戦ではたった3分間でトリプレッタ.
※これはVeikkkausliigaの最短記録
映像はコレ
普通に上手いし,めっちゃ若いですねwww今のビールおじさん感はどこに・・・
このシーズンは28試合で11ゴールと2桁得点.この年にリーグ新人王に輝いています.
翌2013シーズンは21試合5ゴールとパフォーマンスは落ちましたがそこそこの結果を残し,
ブンデスリーガのレヴァークーゼンにレンタル移籍します.
(Leverkusen時代)
13/14~15/16シーズンの3年間はさらにレンタルに出されていますが,
契約は複雑で,2014年段階でHJKと2018年まで契約延長.
その状態でレヴァークーゼンにレンタル契約した上でさらにブンデス2部へ,という感じです.
2016年に買取オプションを行使して正式にレヴァークーゼン所属になり,
ようやくブンデス1部デビューを果たします.
その後はなかなか結果が出ずにウニオンベルリンやトルコリーグにレンタルされ,
2022年8月にVenezia FCに完全移籍します(2.5mユーロ).
(Venezia時代)
まさに今シーズン.最高の活躍だったかと思います.
Sofascoreを見てみると
https://www.sofascore.com/player/joel-pohjanpalo/137155
市場価値は3.3mユーロになっているので価値は上がっていますが,おそらくもっと上がると思います.
ベテランなので跳ね上がることは無いですが,決定力などを考えると(仮にセリエAのクラブに移籍)5mユーロ前後かと.
エンポリ獲得したりしないかなぁ。。。
そもそもクリエイティブな選手ではないので(スコアも低いし,WeaknessesはPassingと言われている),
最後の決定機でしっかり点を決めるような感じです.
それを考えると,エンポリとかめちゃめちゃマッチするような気もしてるのですが(超個人的見解)
最後は噂のビールについて.
2月のSPAL戦後にビールを持って出てきた動画が話題になりましたが,事の真相が地元国営放送のニュースで語られています(知っている人いると思いますが)
奥さんに渡されて飲んでたんですね笑
その後のモデナ戦では売店で買ってから飲んでます.
契約は2025年までですが,Aのボトムハーフチームにとってはかなり欲しくなる選手と思っています.
Veneziaに残って欲しい気持ちもありますが,エンポリにも来てほしいという思いを込めて,
ポフヤンパロの紹介を書いてみました.Moi moi!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?