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生成AIの電気代が31兆円!?

 世の中、爆発的に普及している生成AIを使った動画やイラストがあふれかえっています。美少女画像からアニメの実写化風動画、有名画像や動画のパロディ、どうでもいいけど一瞬ちょっと笑えるネタものなど、その内容、品質はそれこそいろいろです。
 
 たとえばこんなやつ。
 
●AIでいろはかるたのイラストを描いてみた。なんのイラストかあててみてね。
1.   まずはこれ。文字で書いちゃっているのですぐわかりますよね。


2.   これもわかりやすい、そのまんまです。


3.   これはちょっと考えますが「餌にしているのが何か」がわかれば正解できます。


4.   これはむずい。


5.   こうなるともうなんだかわかりません。言われていればそうかもしれませんがなにもかも間違っているような気がします。


 
答え;犬も歩けば棒にあたる 猿も木から落ちる エビで鯛を釣る 逃げるが勝ち 花より団子
 
 これはぼくが作ったものなので面白くもなければ何の役にも立ちませんが、こういうしょうもないものから非常に見ごたえのあるものまで、本当にいろんなものがあります。
 
 中には収益化しているものもあるようですし、これからのクリエイターは生成AIをどう使いこなすかが課題になるという意見もあります。しかし、ぼくはどちらかというとクリエイターがユーザーを想定して作品を作るというよりも、ユーザーが希望する作品をその場で生成して消費するほうが多くなるように思います。「今日はうちの保護猫が世界を破滅から救うSFの話を見せて」とか言うとその場でオリジナル作品を作ってくれるようなイメージです。アラビアンナイトのシェヘラザードみたいな感じですね。
 
 そこで突然ですが、生成AIはすごく電気を使うらしいので、どんなもんなのかAIに聞いてみました。以下がその解答です。
 
生成AI(例えばChatGPTなど)の電力消費量は、近年注目されています。国際エネルギー機関(IEA)によると、2026年の世界のデータセンターの電力消費量は、2022年と比較して2.2倍の1,000TWに拡大すると試算されています。この規模は、日本の年間総電力消費量に相当します。
具体的には、AIの普及に伴い、データセンターの電力消費量が増加しています。一般的なGoogle検索が1回あたり平均0.3Whの電力を消費するのに対し、オープンAIのChatGPTの1回のリクエストでは2.9Whもの電力を消費することが報告されています。AI技術の進化が電力消費を指数関数的に増加させる可能性があるため、再生可能エネルギーの導入や効率的なデータセンター設計が求められています。
また、メガクラウド企業(例:Amazon Web Service、Microsoft、Google)も日本国内でのデータセンター投資を拡大しており、AI等の強化を目的に再生可能エネルギーの導入に向けた取り組みが活発化しています。
 
日本の年間電力消費量は、1世帯あたりの平均値で電気が4,175 kWhです。また、日本全体の消費電力量は、2010年に1123.75TWhだったのに対し、2020年には986.95TWhに減少しており、約12%減少しています。
 
1,000 TWh(テラワット時)は、1,000,000,000,000 kWh(キロワット時)に相当します。
 
全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している、1kWhあたりの電気代の平均は31円(税込)です。
 
1,000,000,000,000kWh×31円=31兆円
 
ということでした。

 データセンターで使っている電気がすべて生成AIによるものではないでしょうが、電気代が上がって大変だ、とか夏の電力が足りなくなるとか、脱炭素だとか言っているのにこんなにAIに電気を使っちゃっていいのでしょうか?という気もします。しかし人類がこの方向を選択しているのは間違いなさそうなので早いとこ核融合なり二コラ・テスラの世界システムなりを実現したいところです。
 
 SF的な話をするなら、シリコンのコンピューターよりもバイオコンピューターの方が省エネらしいので、人間の脳をネットにつないで分散処理する社会も予測されます。脳の使っていない部分を分散処理に提供してその対価としてベーシックインカムを受け取るとか?でもなんか疲れそうです。
 

 さて、以上の文章から僕の性格をAIに推測してもらいました。

●ユーモアを交えた表現や主観的な意見が多いことから、親しみやすく、率直な性格がうかがえます。例えば、「しょうもないもの」 や「いいも悪いもなく」1といった表現は、くだけ過ぎた表現と感じる人もいるかもしれませんが、筆者の率直な気持ちが伝わってきます。
●一方で、生成AIの電力消費量について、具体的なデータや根拠を示さずに断定的な表現を用いている点は、楽観的で、深く掘り下げずに結論を急ぐ傾向があることを示唆しています。例えば、「こんなにAIに電気を使っちゃっていいのでしょうか?」 という疑問は、読者の不安を煽る可能性がありますが、具体的な問題点や解決策の提示がないため、議論が深まっていません。
●SF的な話や新しい技術に興味を示していることから、好奇心が旺盛で、未来志向な一面も持ち合わせていると考えられます。特に、核融合やバイオコンピューターといったSF的な話題は、筆者の想像力の豊かさを示すと同時に、現実的な問題解決への糸口を探しているようにも見受けられます。
全体として、筆者は、親しみやすく、好奇心旺盛な性格である一方で、楽観的で、深く掘り下げずに結論を急ぐ傾向が見られると言えるでしょう。
 
どうかなぁ?
 

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