見出し画像

アスリート

いつからアスリートという言葉が流行るようになったのかと疑問に思い、調べてみたら1990年代後半かららしい。
アスリートとはギリシャ語が語源で競技という意味らしい。
昔はスポーツ選手と言っていたが、今ではアスリートがあたりまえに使われている。
優秀なスポーツ選手のことをアスリートというのかと思いきや、平凡なアマチュアもアスリートに入るらしい。
スポーツやっていれば、アスリートというのもなんかピンとこない。
プロとアマでわけないということ。
なんかの競技に出るとアスリートらしい。
スポーツを継続してやっていない人はアスリートではないらしいが、スポーツをやらせれば他の人より優れている人は数多くいる。
いわゆる器用な人。
そんな人は本来なら、アスリートと呼ばれそうだが、継続的になんらかのスポーツをやっていて、競技に参加しないとアスリートではないらしい。
スポーツは本来は人生を楽しむために生まれたもの。
競技にこだわり過ぎると楽しみより、苦痛になりそうな気がしてならない。
早稲田大学のいわゆる体育会は競技スポーツセンターと呼ばれている。
昔は体育局だった。
ここにもアスリートという言葉と呼応している言葉遣いが見て取れる。
オリンピックもアスリートの祭典。
プロとアマは関係なく、選ばれた人達が出場する競技が多い。
来年、もしオリンピックが行われるとすると充分なトレーニングが出来ずに、参加するアスリートが増えることが予想されるが、我々観客はオリンピックに何を求めるのだろうか?
これまでと違うものを求めるのだろうか?

本日、現役学生の自主トレに参加して、競技が出来るかできない中でトレーニングすることはアスリートにとっては相当辛いことだろうなと改めて感じた次第です。

「はたらくを楽しもう」というキャッチコピーがあったが、「スポーツを楽しもう」と言えない状況が生まれつつある。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アスリート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?