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息子と通信制高校
息子は通信制高校に通っています。
週4日+自由登校の1日も学校に行くので、通う日数は普通の高校と変わりません。
ただし、時間は午前10時から午後3時まで。
かなりゆるい高校生ライフです。
金曜日で3学期が終了し、ただいま春休み中。
この1年で、息子はいろいろなことができるようになりました。
とはいえ、PCに特化したスキルなので日常には全く役に立ちませんが。
高校生活は3年間なので、4月から2年生になる息子も少しずつ進路を考えなければいけません。
本人は、今のところ進学と就職で悩んでいるみたいですが、どちらにしても、まずは生活サイクルを改めていかないとダメですねぇ。
なんせ、朝起きるのが平日でも7時半ですから。
それでも、中学生の時のような登校拒否はなくなりました。
毎日楽しく学校に通っています。
先生の期待度が高く、プレッシャーに押しつぶされそうになっているときはありますが、本当にそれくらい。
通信制高校というと、いまだにネガティブイメージがあるのかもしれません。
けれど、息子の場合は今の学校がいろいろな意味で適していました。
中学校に上がる前から、高校の進路のことを考えて行動したこと。
決して、無駄ではなかったと今だからこそ思えます。
学校では「少しでも良い高校に」と言われますが、「いい高校=学力の高い高校」ではないような気がします。
もちろん、日本は学歴社会なので、成績が良いことに越したことはないと想います。
けれど、息子を見ていて思ったのは。
「子どものスキルを伸ばせる学校=良い学校」とも言えるのでは?と言うこと。
正直な話、息子は理科と数学を得意としていて、理数系の学校ならそれなりのところに行けると言われたこともあります。
しかし、それは息子の望んだ道ではない。
だから、その道に進むことを私は進めませんでした。
ASDの息子の場合、自分で行きたい学校を見つけてくるのは難しいと思った私は、息子の脚元にいくつかレールを敷きました。
「乗りたいレールに乗れ!」という状態を作ったのです。
もちろん、息子の特性や考え方、性格を知らなければこんなことはできません。
余計に苦しめてしまう結果になるから。
息子の性格を何となくでも把握していたのと、「プログラムを学びたい」といってくれたので示せた方向性。
その結果、息子は私は敷いたいくつかのレールの中から一番気にいったものに乗ったのです。
結果、楽しい日々を送っている。
これで正しいのか、何度も悩みましたが、結果として良かったと思っています。
しかし、これからの進路は自分で定めてもらわないといけません。
親がいつまでも干渉するべきではないと思っていますが、やはり壁となるのが息子の特性。
自分でどうしたら良いのかわからない。
それなので、なんとなく誘導する必要はあると思いますが、ほんとうにやんわり。
学校でもそのスタイルに合わせてくれています。
就職か専門学校か。
その2択で悩む息子は、2年生ではサーバー構築を学ぶそうです。
サーバー構築できれば、高卒で就職しても即戦力になれると思う、と言う先生の判断からです。
それ以外にも、プログラミング言語などを学んでいる息子。
C言語、母はほとんどやっていないから言われてもよくわかりませんが、話したいことにはつき合いたいと思います。
2年生もがんばってください。息子さん。
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