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否定から入る世界 肯定から入る世界

えもりんの備忘録2020年5月25日
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人生で最初にマンガの仕事を請けた編集スタジオの社長は、とにかく否定から入る人でした。
自分が担当の編集者と好きな映画の話をしてる時、いきなり話に割って入ってきて、その映画は面白くないと言い出しました。

え?打ち合わせに突然割り込んできて、作家の好きな映画を否定する意味ある?

と愕然としたものです。

その方、実は当時(およそ30年前)、マイナー漫画業界ではちょっとした有名人で、何人も被害を受けた悪名高い人なのですが、実は自分も被害を受けてます。でも、その話はまた今度。

今でも時々、あの否定から入る人の事を考えます。

あれに意味はあったのだろうか?
好きな映画でマウントを取ろうと思ったのか?
否定する事で、映画通を気取りたかったのか?

行動の意味を考えれば考えるほど、理解不能な人でした。そもそもそういう人なのかもしれない。

自分はそこまで否定から入る人間ではないですが、でも積極的に肯定するタイプでもないです。でも肯定しないという事は、ともすれば否定から入る世界の住人と他の人から思われてるかも?
…と思ったので、昨日1日積極的に肯定する生き方をしてみました。

すると、これがとても心地良いのです。

勿論、嫌いなモノを無理やり好きになる必要はないです。
最初肯定して、その後自分の肌には合わないな~と言ってみるのです。

仕事も、NGの指摘、リテイク指示から入るのではなく、最初に良い所を褒める。最初から、これはダメだ!と言うより、ほんのちょっと心が優しくなれます。余裕ができます。

しかも、この生き方をすると、今まで積極的に肯定してなかったモノが、好き側に回る事により、好きなモノの量が2倍になるのです。いい事づくめ。

今まで否定から入ってた方。そして、否定はしてないけど積極的に肯定もしてないよという方。
積極的に肯定する生き方。結構おススメですよ。

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本日の結論

否定から入る人生はその分損をする。
積極的に肯定することで、心の豊かさが増しますよ。


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