リアリティラインを考える
えもりんの備忘録2020年5月1日
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昨日の備忘録に関連して。
ほんの一年前、
疫病が流行って、大恐慌が起きて、第三次世界大戦が起こる
という文言にリアリティはなかった。むしろ手抜き感すら透けて見える。
逆に今なら確実にリアリティが増しています。
同じ言葉を同じ人が聞いてるのに、リアリティが増すってどういう事なのでしょう?
考えるに、リアリティは言葉・文言には左右されず、受け手次第という事なんでしょうね。
もっと言うなら、受け手の体験(仮想体験も含む)によると。
この場合の仮想体験とは、狭義のVRとかではなく、本、映画、テレビ、ドラマ、アニメ等の創作も含みます。
夢も含まれるかも知れない。あれはまさに体験しているからこそ、リアルに感じるわけで、目が覚めていかに荒唐無稽な内容であっても、そのリアル感は残りますよね。
リアルとは何かを考える時に、思い出すのは平田オリザ著『演劇入門』という本。
確か伊集院光(静じゃないよ)さんがお勧めしてたんじゃないかな?
(間違ってたらゴメンなさい。)
平田さん曰く、
リアルとは、いま同じ世界に生きている感覚
と表現しています。
まさに今世界は同じ疫病を体験し、同じ世界に生きている感覚を共有しています。言葉や文言が変わらず、リアル感が増したのはその所為でしょう。
つまり共感ですよね。
共感をひらがな四文字で表すならば「あるある」。
そう、リアルを書いたり、リアリティラインを上げるには「あるある力」が試されるのだと思います。
「あるある力」は現代においては必須の能力で、
Twitterでバズる、お笑い芸人あるあるネタ、ボケての投稿職人、インスタのいいねの数、YouTubeの高評価、等々
このSNS時代、共感させる力、つまり「あるある力」のある人が、今後生き残れて影響力を持つのだろうと思います。
先日、こんなツイートしました。
牛肉にからめて、ゴールデンかるびウィーク!
結構自信作だったのですが、まさかのリツイート数0、いいね数0という信じられない結果に…
どうやら、自分には「あるある力」は無いらしいです。
そこは自覚せねば😭😭😭
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