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「連ちゃんパパ」を読んだ

えもりんの備忘録2020年5月15日
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巷で話題の「連ちゃんパパ」を全43話一気に読みました。

説明も必要ないかとは思いますが、ご存知ない方に簡単に説明しますと、ありま猛さんの作品で、「ナニワ金融道」とか「闇金ウシジマくん」のような内容を、釣りバカ日誌とか古谷三敏さんの作品の様なライトな絵で描いた漫画です。1990年代にパチンコ誌に連載されていたようです。

マンガ図書館Zで無料で読めます。

すんなり読めて、しかも展開が早くどんでん返しもいくつもあります。
登場人物が息子浩司以外はほとんど全員クズで、名も無い借金取りのオジサンの優しさが、唯一の救いみたいな作品です。
「全員クズ」みたいなアウトレイジ的ジェットコースター・クズ映画とか、クズドラマにしたら面白そうです。むしろ映像化希望!

パチンコ依存症の夫婦の話でもあるし、とにかくパチンコを止められない人達がたくさん出てきます。借金苦で「ナニワ金融道」のような話になるのかな?と思いきや、唐突にパチンコに戻ってきたりするのは、パチンコ誌に連載されていたからかな?

電子書籍化は数年前からされていたようで、無料展開は1年前くらいのようですね。ポツポツと内容の凄まじさに関するツイートは見受けられました。
でも何故この時期にバズったんでしょうね。

あと、改めてやっぱり無料の力が強いと感じました。どんなにバズっても有料だとどうしても躊躇してしまう。
ゲームをする、テレビを見る、YouTubeを見る、のを止めてまで漫画を読ませるためには、無料じゃないとダメですね。

じゃあマネタイズをどこでやるか?やっぱりそれが問題ですね。
ちなみにマンガ図書館Zでは、表示される広告が作者に入る仕組みだそうです。テレビ的というかYouTube的というか、アフィリエイトブログぽいですね。

ネットのバズりが、今後の展開、映像化等に繋がれば、これはレアケースと言えども夢はある話だなぁ…と思います。

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本日の結論

制限のない無料化は、作品を読んでもらえる最低限の条件。
じゃあマネタイズをどこでやるか?そこが難しい。


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