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PUC紅白戦【2021夏】を振り返る

全てのPUC部員へ

こんにちは!副代表のBokutsunです。手元動画の投稿が終了したので記事も書いちゃおう!ってな感じで書いてます。
参加する度に名前が微妙に違うのですが今回はシンプルに「つん」で参加しました。

皆さん各々がどんな狙いで自選曲を決めたのか、どんな思いで紅白戦の準備をしたのか、たくさんの人に記事書いてもらえて嬉しいです。私の方からは、ウニボルテで考えてたことをざっくり書きつつ、運営としてのお話もさせて頂きます。ちょっと長くなってしまいましたが最後まで読んでいただけると幸いです。

①ボルテ自選について

対戦相手は前回に引き続きnullさんでした。頻度が減っていたので今回は一戦だけ参加することに。自選曲は以下の5曲です。

Made In Love(MXM17)
gigadelic (かめりあ's "The TERA" RMX)(EXH18)
Midnight City Warfare(MXM18)
Harpuia(HVN18)
Xepher Light and Darkness Dragon REMIX(GRV18)

上から順に。
・冥土イン愛は曲が本当に好き&998後半安定していたから。練習したら癖着くしチームメイトにPUC出されるしで諦めました。
・かめデリックは純粋に得意譜面でした。縦連はギリギリ光るちょうどいい速さで、nullくんの苦手なトリルも入ってたので刺さるかなと。禁止されなければ投げていたかもしれません。
・Midnight City Warfare、18の中でもかなり個人差の強い曲です。一時期突発で999連発したりこれも開幕に片手トリルあるということで自選候補にしました。あとはチームメイトのくらなさんも得意だった気がしたので。練習してたらツマミが回せなくなって終了。
・Harpuiaは曲が好き+譜面も好きで対策されにくいだろうと考えて入れました。まさか本番初見とは思いませんでしたが……
・Xepherに関しては最近オンゲキで三鍵シバいてたので得意になってそうだな~という理由で。結局選びませんでしたね

ざっとこんな感じです。nullくんは19,20が強いのでなるべく高難易度は控えて自分でも光らせられる難易度で対戦しようと思いました。禁止曲は2曲とも19で、バンブーソードガール天とDaisycutter白(当たり前)。

本番の感想ですが、1勝2敗……対策不足でしたね……
18は全曲S済みなのでそこまで触りなおす必要ないと思っていましたが課題曲リスト途中までしか触らなかったのはまずかったと思います。トリックラッシュも侍タイガーも練習していればもう少しよく押せたかもしれません。しばらくリハビリが必要ですね~

②CHUNITHM自選について

紅組だから赤っぽい曲投げたいな~とざっくり思っていました。
最初は「紅華刑」「夕焼けのRed Parade」が自選候補でしたが、紅華刑を本番でAJ出せる気がしなくなってきたのでコンセプトは無視してnullくんにはAVALONとか投げようかなと思っていました。

そんなことを考えつつ、特に決まった曲を対策するわけではなく13のAJ埋めをしていたところ、1アタで止まってたScarlet Lanceが急に8-0-0まで伸びて『これだ!!!!!!!!!!』となりました。その後別日に突発でやった時も10-0-0が出て、下手に対策して癖付けるの勿体無いと思いそれ以降触らずに本番を迎えました。
レッパレの方は曲が好き&AJ済13+ということで武器になると思い練習していましたが本番前に一度もAJ出ず、精度更新されただけでした。若干の不安はありましたがデンくんには刺さるかなと思い選曲。

本番

何度も手元見返して、危ない橋を渡っていたなと思います。


自選のレッパレは精度でなんとか辛勝。ここで練習の成果を出せたのは良かったですが、0-1や1-0は練習で何回も出していたので無念。本番でアタミス出さない難易度は13.6までだとCHUNITHMに言われたような気がして少し悔しかったです。
バンキシャは本当に予想の外から飛んできました。あらかじめ点差のある13+と14はひがヲさんと協力して消していたので、12+から飛んでくるかな~とばかり(この読みで四次元跳躍機関をゲストプレイでAJしたりしてました(照))。不愉快☆ダイヤモンドが苦手なのでそこの失点だけは押さえようと意識していましたがミスが連発してしまい、もうどうにでもなれの精神で後半に挑んだところ相手のトリルが若干自己って何とか勝てました。かえって負けてる状態で後半入れたのが緊張しなくてよかったのかもしれません。

VS nullくんですが、そもそも多選は禁止しきれん!13+全AJと14全鳥は勝てん!と思っていたので自選で勝つこと、ランダムの勝率上げるように12+~13の練習を主にしていました。
自選は想定通りScarlet Lance。直前のデンくんとの対戦で調子が上がっていたので無事本番でもAJできました。紅白戦13AJに定評のある人になれたらいいなぁ。
多選はドイツ人を投げられ、こちらも予想外の選曲。苦手ではないのですが最後に更新してから3か月くらい触ってなかったのでできるか不安でした。虹レなる前からたくさん触ってた楽曲の一つなので、対策はある程度身体にしみついてたのが救いです。結果的に前半でついた点差を持ち越して勝利。ラストの壁だけはいつも苦手なのでちゃんと押せるようにしたいですね。

チュウニズムについては対戦相手より直近の練習量がはるかに多かったこともあり、ありえないと思っていた6戦6勝達成できて感無量です。特に二人には以前の紅白戦で負けたこともありCHUNITHMの土俵でリベンジができたのは本当に嬉しかった……
ですがまだまだ通常時の地力はnullくんには勝てないし、先月数回しか触ってなかったデンくんにギリギリの闘いを強いられたのも彼の地力あってのことだと思います。二人とは今後も切磋琢磨したい気持ちですし、次回はリベンジし返されることを楽しみにしています。

③運営からのコメント

運営側のコメントです。まずはコロナ禍でのたくさんの参加ありがとうございました。正直今年の夏は開催そもそもが危うかったのでここまでたくさんの方に参加していただけたことは本当に嬉しく思います。

紅白戦の予選については9月開催が怪しくなった段階で私から提案させていただきました。理由としては、もし本戦開催できなくても紅白戦に近い盛り上がりをオンラインで出来たらいいなという思いと、様々な参加者がいる中レート・VFだけで実力の指標を図ることが難しくなってきたことが挙げられます。実際ボルテでは主にA部門参加者で急激な成長を遂げた人がいて、予選の結果を見てB部門にも出張してもらおうという判断が出来たので運営としてもやりやすく、コロナ関係なく今後もやっていけたらいいなと思えるルールでした。
予選については新しい試みでしたが、よかったという声も聞けて安心しました。課題曲の決定に関してはボルテは運営で決めましたが、ウニはランダムという少し危ない橋を渡っていたため次回以降はバランスを考える必要があるなと感じました。3曲通しで提出というなかなか厳しい制限でしたが皆さんちゃんと提出していただいてありがとうございます。

ルールについてです。ボルテは毎回課題曲だったり禁止曲だったりとルールが不安定だったためどうするか迷いました。運営でもどっちのルールもバランスが取れていてよかったからどうしよう……と悩んでいたところ、
「じゃあどっちもやればよくね?」
ということになりまさかの混合ルールに。一応の理由としては「対策がしやすい課題曲量」「極端に苦手を押し付けられないように禁止もできる」の仕様を考えた結果、5曲自選・2曲禁止のルールが出来上がりました。
曲数についてはまぁまぁちょうどいいバランスだったとは思いますが、後述するチーム戦であるという事、一人に禁止曲が集まってしまうことをもっと考慮してよいバランスを作れたらよかったなと見直すべき点もまだまだあると思いました。
チュウニズムは毎回のように自選曲の難易度設定から考えました。この時点で対戦カードを組みながら考えていたのですが、前回の紅白戦ランダムでキチレコを引いて禁止にしてしまったことを思い出し、ダメな奴は最初から禁止にしよう!という事でチュウニズムにも禁止曲が入ることに。また、禁止曲ありのルールで13のみ選曲可能になると課題曲が少なすぎることになる心配もあり、「12+もありにしていいのでは」という流れになり、最終的に13+や14も一部解禁され選曲の幅はかなり広くなったと思います。意外と自選やランダムで12+も登場し、普段13以上しかやらない人も12+に目を向けるいいきっかけになっていれば幸いです。

最後に、チーム戦についてです。
今までの紅白戦は両チーム分かれて対戦しましたが、同じチームで協力・応援するといったことが「なんとなく」でしか行われていなかったように感じました。特にウニ・ボルテそれぞれ一機種参加の人は自分の対戦する機種が終わると他の機種についてはあまり気にしないといったことがあり、何とかできないかと考えておりました。
折角いろいろな機種を触る人がいて、たくさん参加者がいるのに個人戦みたくなってしまうのは勿体ない!ということで今回はボルテもチュウニズムも混ぜた一日を通しての紅白戦を計画。特にこのチーム戦というのは禁止曲のルールとよくマッチしていたと思います。(結果としてはBPLのパクリみたいな感じになってしまいましたね……)
今回このようにチーム分けをしたことで、少しでも自分がやらない機種や自分以外の対戦カードに興味持っていただけたら本望です。以前よりも自分の一試合がチームに影響することを考え、本番の緊張感も増してくれたら嬉しいです。次回以降の開催でこの部分についてどうなるかは不明ですが、私が紅白戦の運営に関わるのは今回で最後だと思うので後のことは後輩に任せます。頼んだぞ!

……………

最後に、今後のPUCについて思ったことを

今のところうちのサークルは活動人数も多くてイベントの頻度もまぁまぁ、音楽ゲームを楽しむサークルとしては十分だと思います。後輩の活躍もあり、音ゲーをプレーするだけでなくクイズで競ったり、音ゲー関係なく旅行したり温泉行ったり、いろいろなことが出来るサークルです。

自分の代でもっとやれたらよかったなと思うことに、
・初心者が入りやすい環境の構築
・ウニ、ボルテ以外の他機種プレイヤーとの交流
・作曲や譜面制作など、創作面での取り組み
があります。
初心者については既にポスターをラ西に貼って宣伝しているのですが、それでも入る側としては上級者怖いといった気持ちがあるみたいで、運営からアプローチしていく必要があると思いました。今回の紅白戦のような大会をもっと外にアピールすることで色々な実力の人がそれぞれ楽しんでいて初心者も大歓迎ということを伝えていきたいです。
他機種プレイヤーについては今回弐寺の紅白戦を開催していただき、弐寺のプレイヤーも増えるきっかけになったので大変助かりました。オンゲキのプレイヤーも増えてきているのでどんどんいろいろな機種をカバーできるサークルになればいいな~って感じです。
創作については、かなりグレーなところがあります。楽曲を公式の音ゲーに収録させるのは難しいし、譜面制作も非公式の「似たゲームが作れる」ソフトを使うか、自作音ゲーしか方法はありません(こちらはCCSで実践している人が居て、すごいと思います)。創作に関しては旧帝大の音ゲーサークルさんで強いところが何校かあるので、そこを参考にしつつ自分たちでクリエイトできる環境をできれば作っていきたかったです。作曲も譜面制作もほぼ初心者ですが何か聞きたいことがあればなるべく答えるので興味ある方は私に気軽に聞いてみてください。

後半は紅白戦とは離れた話題になってしまい、申し訳ございません。何が言いたかったのかというと、従来の紅白戦に限らずもっと色んな人が楽しめるイベントがあっていいんじゃないか?ということです。うちのサークルはまだ出来立てほやほやの段階なので、不安定と言えば不安定なのですが、その分新しいことは受け入れられやすい環境です。
それぞれの執行代の色があってもいいです。そんな中で、これからも音ゲーをする色々な人がPUCに入ってこれるように色々なフォーマットがあるとよりサークルが盛り上がるのではないでしょうか。運営や企画していく中で他大学やグループのイベントを参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

そんな感じで、今後もPUCが、音楽ゲームが長く続くことを祈っています。長文読んでいただきありがとうございました!


Bokutsunより

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