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中国渡航当日のスケジュール

現在、中国に渡航する際は空港到着後そのまま隔離ホテルに輸送され、8日間の隔離生活を余儀なくされています。私もコロナ渦で一時帰国は今回で4回目ですが、今回は以前とは異なる点がいくつかあったため、noteに記録しておきます。一度隔離ホテルに入ってしまえば、後は部屋から出れない中で生活をするだけなので、されるがまま状態です。恐らく渡航時に一番ドキドキするのは渡航当日だと思うので、渡航当日のスケジュールを時系列に沿ってご紹介していきます。
私が渡航したスケジュールは2022年11月18日(金)13:50成田発浦東行き、中国東方航空便です。行き先が上海でなければ、違う点も多いと思うのでお気を付けください。

9:50 ようやく「HDCコード」の承認

前日に申請した「HDCコード」が渡航当日9:50に承認され、HDCコードが緑色に変わりました。これについては詳細を別の記事「中国渡航時の事前申請HDCコード申請から取得まで」で書いておいたので、気になる人はご覧ください。私もコロナ渦での中国入国は4回目になりますが、毎回これが一番ドキドキします。

HDCコード

10:50 空港到着後、税関申告コード取得まで

空港には搭乗予定時刻の3時間前に到着しましたが、既に長蛇の列でした。列に並ぶと空港スタッフがHDCコードの確認に来るので、緑色に変わったHDCコードを提示すればOKです。前の記事でも書きましたが、HDCコードは常に動いているQRコードなので静止画、つまりスマホでスクショした画面の提示はNGなのでお気を付けください。ここで並ぶこと1時間半…。チェックインは通常の手続きですが、空港スタッフ側で確認する作業が多いようで、一人一人かなり時間がかかります。

チェックインカウンターでの確認が終わると中国入国のための税関申告を行い、HDCコードとは別のコードを取得します。この税関申告コードを取得して、ようやくチェックイン作業が完了となります。

税関申告コード

※税関申告コードはWechatで掲示されているスキャンコードを読み取り、必要事項を記入していきますが、「Wechat」で読み込むよう指示が記載されているので、当然ですがWechatは事前インストールが必要です。

13:50 機内搭乗まで(成田での最後の大事な準備)

チェックイン終了後は、いつも通り荷物検査を行い、イミグレを通って出国ゲートをくぐります。今回は成田空港T2だったのですが、以前とは違い多くの店舗が通常営業しており買い物から食事まで何ら問題なく過ごせます。

さて、ここで大事な注意点があります。この後、機内食は多少出ますが、隔離ホテルでの夕食が出ない、またはカップラーメン程度になります。自由に好きなモノを食べられるのは、移動当日最後の機会になるため、食事をしっかりとっておくことをお勧めします。また、浦東空港到着後にかなり長時間待たされるのですが、水やお菓子類などは成田で買って行くことも併せてお勧めします。

16:30 浦東国際空港到着から隔離ホテル待機場所到着まで

定刻より少し遅れて離陸しましたが、浦東空港到着は予定通り16:30でした。着陸後20分間待たされ、16:50に機外へ。機外に出るとすぐに、新たなQRコードの取得が求められます。このとき取得したQRコードは隔離ホテルが決まるまで使用するので、取得したら必ずスクショしておきましょう


QRコードを取得したら、PCR検査を受け、イミグレに並び、荷物を受取り、隔離ホテルに向かう待機場所に向かいます。進路については壁に記されているモノの、結構いい加減なので、人の流れにそって着いて行って下さい。以前はPCRを受診するまでに書類を書き、バーコードを受取るなど、いくつかの手順があったのですが、全てなくなり到着時に取得するQRコードだけと、かなり簡素化されていました。
浦東空港での到着時PCR検査は本当に厳しいです。鼻の奥まで綿棒を突っ込まれ、そのまま数秒間放置されます。以前は喉も奥まで突っ込まれ、PCR検査場には大人の嗚咽で溢れる地獄絵図でした。なんと!今回からは鼻だけに変更されていました。厳しさは変わらずです…

18:25 隔離ホテルを選択し、ひたすら待つ

荷物がなかなか出て来なく、18:25 着陸後2時間経ってようやく、隔離ホテルに行くまでの待機場所に到着しました。ここでは自分が住む地区ごとに受付を行い、ひたすら出発を待ちます。


この受付時に隔離ホテルの選択が出来るようになっていました。私の住む長寧区の場合、選択肢は2つで「高いホテル」or「安いホテル」でした。このホテルは時期によって変わっているので、今回選べた2つのホテルは記載しておきますが、異なることもあるのでご注意ください。

「安いホテル」
虹桥君丽酒店
・一泊三食付き650元
「高いホテル」
虹桥锦江酒店
・一泊三食付き800-900元
私は安い方のホテルを選択しました。

21:50 ようやく出発

受付終了後、ひたすら待ち続けること3時間半、21:50になってようやくバスに乗り込み、選択したホテルに出発。ホテルに到着したのは22:40、そこから一人一人チェックインを行い部屋に辿り着いたのは23:30過ぎでした。以前も同じような時間に隔離ホテルに辿り着いたことがあり、その際はカップラーメンを1つずつ配布されましたが、今回は一切なし。とは言え、待ち疲れで食欲は全くなく、部屋に入ってシャワーを浴びたら即就寝でした。

最後に

最後に気を付けた方がよいことだけまとめておきます。
・成田空港で飲み物と軽食(菓子類)は購入しておくこと
・暇つぶしの道具と、モバイルバッテリーを準備しておくこと
この記事を書いているのは隔離3日目ですが、移動日が身体的にも精神的にも疲れる1日でした。


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