見出し画像

ATへの道のり…

こんにちは!江本です!

今回は僕がATになるまでの過程や勉強方法について書いていきたいと思います。
ATを目指す皆様に参考になれば嬉しいです。

まずATを目指す動機としては、よくありがちですが自分が高校3年生の時怪我をしたのがきっかけです。
怪我した時担当してくれた先生がATの方でその時にこの職業を知りました。
それまでは体育の先生または料理人になりたいと思っていましたが、これを機に気持ちが自然とATに傾いていき、専門学校に入学しようと決心しました。

専門学校は北海道メディカル・スポーツ専門学校(通称:メディスポ)に3年間通いました。Wスクール制度というものを利用してATを2年間、柔道整復師を3年間で取得して卒業となります。

◇以下に示すのがATになる為の条件です。
①実習時間:最低180時間(超えても良し)
②理論試験(必修問題あり)
③実技試験

メディスポでは基本的にATは2年制のスポーツ学科で取得する資格になります。
その為時間はかなり無いと思います。
当時学生だった僕は最初の1年間ほとんど勉強しておらず、最初の【模試】で痛い目にあいました。
全くと言っていい程、問題の意味も分からず返ってきた点数は【86点/220点】。絶望的でした。
そこから人生で1番と言って良い程勉強をしました。バイトも辞め、遊ぶ日も削り勉強に明け暮れた日を思い出します…😥

僕達の代が実践した勉強方法としては、
①過去問を全て解く
※解いて回答。
※間違ってても合ってても調べる。

②クイズを出す(オリジナル問題作成)
※LINEや直接出題。
※タイムラグがあるので、先に答えられる可能性もありますがそこで知らない知識を得る事ができます。

③個人もしくはグループで勉強
※個人→黙々と勉強。インプット中心。
※グループ→問題を出し、解説。アウトプット中心。

④8時ゲーム(試験日から1ヶ月前に開始)
※朝8時までに学校に行き授業開始の9:20までひたすら勉強。
※遅れた場合:罰ゲーム形式

⑤実習時間を無駄にしない。
※僕の見させていただいてた実習先が1年生、2年生ともにフットサルのチームだったため外傷からテーピング、アスリハ、検査測定など様々な分野で刺激を受ける事が出来ました。
その中で時間を無駄にしない為にその日に起こった事、聞かれた事などを積極的にメモしてそれを次の日振り返る、分からない事は調べる。という様に現場で求めれている事も頭の中に取り入れる形を取りました。

こうして1年間勉強した結果何とか理論試験は突破しました。また、試験日から合格発表まで2週間くらいあったのでそこはOFFとして休憩期間にしました。

OFF明けからは実技試験対策として毎日のように特別授業が入りました。通常の授業時間や放課後はもちろん学校が休みの日も皆んなで集まり対策をしました。2017.3/4(土)が僕達の試験日だったので、約3ヶ月程毎日濃い生活を送りました。※その経験は今活きています!👍

会場は【岸記念体育館】。
5人ずつ個室に呼ばれ、問題用紙が置かれているテーブルに座り5分程問題を見てメニューや流れを考えます。
(応急処置、アスリハ、テーピングの3項目)
頭の中が真っ白で特にアスリハのメニューに関しては全然思いつかなかったのを覚えています。
5分経過した後各々試験会場に誘導され、部屋に入った瞬間試験開始でした。
そこから約30分自分1人の力で試験官に向かってアピールしなくてはいけません。地獄の時間でした…
最後に気づきましたがかなり緊張して自然に汗を掻いていました…💦
内容は、あまり良い物では無かったと思いますが、緊張の中で自分がやってきた事、勉強してきた事は出せたので、落ちても後悔は無かったと思います。

そんな感じで実技試験も終わり、そこから合格発表まで1ヶ月くらい?あったのでまたその間はOFFに入りました。

1年生の時、友達や先生、親誰しも僕がATになるなんて想像していなかったと思います。
何より自分が1番驚きました。
【日本代表のトレーナーになる。】という目標を立て、自宅に【ATになる。】と書いた紙を貼って毎日生活していました。
また、言魂というのはあまり信じていませんでしたが毎日のように友人のM君とK君と【ATになろう。】と話していたので運も味方してくれたのかと思います。

勉強すれば絶対に受かる試験かと言われたら分かりませんが、勉強する価値、受ける価値はある資格だと思います。

合格するには何より強い覚悟はあるべきです。
中途半端な気持ちで受けると落ちると思いますし、途中で辞めてしまうと思います。

今年ATを受ける学生さん頑張って下さい!!!
少しでも参考になれば良いですが…

江本 賢吾

最後に簡単ですが、僕の自己紹介です。

江本 賢吾(えもと けんご)
取得資格:AT、柔道整復師
【経歴】
2017 NPO法人Mirriso Safilva
2018 鈴鹿アンリミテッドFC
2019〜 ブラウブリッツ秋田アカデミートレーナー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?