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マルケサス諸島・Marquesas Islands

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フレンチポリネシアのディープな自然・マルケサス諸島の旅行記です。ディープな自然を旅しながら気づいたこと、感じたこと、食事、現地情報などを率直に書いていきます。個人的な写真を含む一…
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マルケサスの旅・POUMAKA(ポウマカ)・島内観光・4

マルケサス諸島、神の屋敷の門柱にあたるUA POU島には空に突き出た柱のように見える玄武岩があります。POUMAKA(ポウマカ)はひときわ目立つ玄武岩の大きな柱です。とても力強いエネルギーが、その柱から方々に発信されているような、そんな感じがしました。 大きな柱のひとつ、POUMAKAには伝説があります。 『ポウマカの伝説』 古代、ウアポウには大きな柱がありました。ある日、マタフェヌアという柱がヒバオアから到着し、ウアポウの柱と戦い、それらすべてを打ち負かしました。柱は皆倒

マルケサス諸島の行き方【ハワイから】

国際線はオアフ島のホノルルからハワイアン航空でタヒチ島のファア空港へ(5時間55分)週1回、土曜日に直行便が飛んでいます。私の場合はハワイ島コナからホノルルまでのフライトがありますので、待ち時間を入れると✙3時間、タヒチまでの所要時間は片道約9時間となります。ハワイとタヒチは同じタイムゾーンなので時差はありません。 ホノルルは15時35発。午後のフライトでタヒチ到着は夜21時半頃。 COVIDの影響で観光が再開されてから、着陸後に荷物棚のスプレー消毒(だいたい20分くらい)

マルケサスの旅・本命の目的地・島内観光・3

島の最南端の村、HAKATAO(ハカタオ)に着きました。ホホイ渓谷を出てから、ガタガタ道を走行しながら、車のガラス窓いっぱいに飛び込んでくる景色は大変美しく、椰子の木が空に向かって真直ぐに生い茂っている地域が印象的です。ハカタオ村は海沿いから村を見ると、奥に屏風のような緑の崖が美しく、同じ最南端のハワイ島のサウスポイントの雰囲気とは全然違います。乾燥しているメインの村・ハカハウよりも緑の木々が多く、対照的な色と風景。小さな島の中にある違いすぎる風景は驚きでした。道端にはフルー

マルケサスの旅・本命の目的地・島内観光・2

ここに来るまでは、「石を探したい。」という思いでいっぱいだったのですが、しばらく海岸を歩きまわっているうちに、その想いはこの場所から受け取ったエネルギーで消滅してしまったようです。 海岸を歩いてるときに打ち上げられてたペットボトル。貝の居住空間になっていました。別な世界を見た感じ。場所のエネルギーが不思議なのです。この謎は聞くチャンスがなく最後まで謎のままでしたが、パワフルであることと同時にどこか物悲しさが残されている感じがします。人類が文明を持ち、生活が始まり、ポリネ

マルケサスの石・HOHOI BAY

日差しが痛く感じ始める時間、海岸にはパワフルな波が押し寄せ、時おり大波が砕けしぶきが飛ぶ。しぶきが霧になって、レインボー色に変わり、ふわっと心地よい感触に包まれ、レインボーな霧が肌へと消えてゆく。海岸を歩きながら、グルグルまわるボルテックスなエネルギーをどんどん吸収している。ここは自分の存在を感じない、なんて不思議な場所なのだろう…。 ここにいるけど、ここにいない。私の中の私がそう伝えてきます。 ハワイ島にもそういう場所があります。自然と自分の境界線を感じない世界。次元の扉

マルケサスの旅・本命の目的地・島内観光・1

昨日到着してから、濃い出会いをして、儀式の如く海でデトックスを終え、更に長旅の疲れも加わって、よく眠れました。 ディープブルーの空から星が消え始める頃、方々から鶏が鳴き始め、鳥たちの声で目覚める朝。その状況はハワイ島と変わりませんが、少し空気感が違います。テラスでボーっとしながら流れる雲と空の色が次々に変わっていく様子を眺めていました。時おり、ふわっと風が吹いて、瞬間、瞬間の色が美しくどんどん感性が満たされていきます。まるで別次元にいるみたい。 南緯9度、西経140度。(9

マルケサス諸島の食事のこと・1

子供たちと思いっきり遊んだ後、夕日前に宿泊先に戻りました。 日曜日だったということもあり、ペンションには他にお客様はいません。 レストランもお休みということで、エリザさん一家と一緒に町へ食事に連れて行っていただきました。わーい。😃ありがとうございます。 キッチンはフードトラックのような感じでしたが、敷地内にはレストランのようなテーブルがいくつか設置してありました。 まだ初日は要領を得てなくて、ついていくのが精一杯。オーダーはエリザさんにお任せして、出てきたのが上の写真、ツナ

マルケサスの旅・本命の目的地・1日目

NUKU HIVA空港から出発して島が見えなくなって、しばらくすると、UA POU島が見えてきます。更に近づくと空港が見えてきました。山と山の間の谷、海岸から山に向かって一直線に伸びる滑走路が印象的です。この空港は3方を山に囲まれ、すぐ近くに海があり、その影響で海風、山風が複雑に吹いてくるため、離発着の難しい空港であるということを後になって知りました。こうやって旅行記を書きながらあらためて写真を見直してみると、理解できます。幸い到着した日は風も穏やかで揺れも無く静かに着陸

NUKU HIVAから本命の目的地へ移動

HIVA OA(ヒバオア)を出発してから40分後、念願のマルケサス諸島の玄関口、NUKU HIVA(ヌクヒバ)へ着陸しました。HIVA OA(ヒバオア)から乗ってきた人たちはここで降りる人もいれば、乗車したままタヒチ島・パペーテに向かう人たちもいました。飛行機だけど巡回バスみたいな感じ。タラップから一歩一歩、降りながらどこか懐かしい風に吹かれて、青い空、太陽の光と暑い日差し、南国特有のふわっと温かい空気に包まれながら、空港の建物へと向かいます。輝く光の中を歩きながら心地よい時

エアタヒチでNUKU HIVA(ヌクヒバ)へ

無事チェックインが終わって、エアタヒチのセキュリティーゲートへ行く前に、やっておいた方がよいことがあるとすれば、ATMから現金を引き出す事。実は前回旅行をした時に$現金を持参してファアア空港の両替所で両替をしましたが、手数料が思っていた以上に高かった記憶があります。 そこで、利用するのは空港のATM。暗証番号があれば、カードを入れて現地通貨・XPF(パシフィックフラン)現金を引き出すことができます。必要な金額、1000、2000、5000、10000、20000と選択できるボ

フレンチポリネシアへ行くための準備。

2022年1月現在、観光での入国の条件は出発日の7日前に完全にワクチン接種が終了していること。(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、バキスゼブリア)、ジョンソンジョンソンは出発日の28日前まで。 ①出発の30日前から出発日までにETIS(電子旅行情報システム)への申請を完了しなければなりません。システムへの登録内容は滞在中のすべての旅程(フライト、船舶の情報など)と滞在先等かなり細かく記入します。 ②健康監視料(health Surveillance fee)5,000

将来何になりたいの?

子供の頃に大人からよく聞かれてた質問。 誰もが経験している。「何になりたい?」というその質問に違和感を感じながら、なんとか大人に良い印象を与えるために、一生懸命答えを探す。しかし本心は「何になりたいかなんて、わかるわけがないのに。😅」そう正直に答えたこともあったかもだけど、大抵の場合は決して本心ではない建前の答え、大人が求める答えを言う、言ってしまう。💦 言ってしまった結果、親、親戚、大人が喜ぶ、期待に応えたくて、気づいたらやりたくないスポーツやってたり、職業に就いてたり

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